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i525アイアンとG425アイアンの違いを徹底解説!

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PINGのi525アイアン(2022)とG425アイアン(2020)の違いについて取り上げます。

i525アイアンとG425アイアンの対象ゴルファー

左が2022年2月に発売のi525アイアン、右が2020年10月に発売のG425アイアンです。

i525アイアンの適合ゴルファー

i525アイアンは、2018年に発売されているi500アイアンの後継機種です。

中空構造を採用していながら、ヘッド形状がすっきりしたシャープなアイアンです。

ロフト角はG425よりもやや立っていますが、ネックはオフセットが抑えてあって、コントロール性能と球の上がりやすさに優れています。

対象ゴルファーとしては、上を目指すアベレージゴルファー、中級者、そして、飛距離の低下をクラブ性能でカバーしたい上級者などが該当します。

どこに当たっても真っすぐ飛んで欲しい、とにかく飛ばしたいというゴルファーには適していません。

操作性がしっかりありつつ、飛距離も出したい方にオススメです。

G425アイアンの適合ゴルファー

G425アイアンは、Gシリーズの11代目となるG425シリーズにラインナップされているアイアンで、G410アイアンの後継機種です。

ここ最近のGシリーズの大きな特徴として、ブレにくい、つまり、安定感に優れている点が挙げられます。

G425シリーズのドライバーは、アベレージゴルファーからツアープロまで、幅広いゴルファーが使いこなせてしまう全方位的な不思議なぐらいモデルです。

一方、G425アイアンは、アベレージゴルファー向けのモデルとなりまして、ドライバーと違って、中・上級者には適していません。

操作性というよりも、寛容性・直進性に優れているアイアンで、球の上がりやすさを損なわないギリギリのところまで飛距離性能を持たせてあります。

打ち出しが高いのは、G425アイアン

▼ロフト角の違い

モデル i525 G425
5番 22.5° 23.5°
7番 29° 30°
9番 38.5° 39.5°

G425アイアンはソールが厚く、低重心で球を上げる効果があります。また、i525アイアンは、新たにヘッド下方の内部に溝構造が設けられ、撓みの増大により球が上がりやすくなっています。

ロフト角を比べると、i525アイアンの方がロフトは1°小さく、フェースは立っています。

i525アイアン、G425アイアンのいずれも、飛距離一辺倒のぶっ飛ぶ系ではなく、アイアンらしい球の上がりやすさを備えています。

打ち出しの高さで言えば、G425アイアンの方が出やすい方が殆どだと思います。

ソールが厚いと払い気味になって球を上げ辛いという方は、i525アイアンの方が上げやすい可能性があります。

操作性が高いのはi525アイアン

※左がi525アイアン、右がG425アイアン

i525アイアンとG425アイアンは、ロフト角が1°違いで似通ったスペックですが、対象ゴルファーは異なっています。

左のi525アイアンは、ネックがすっきりとしていて、オフセットがおさえられています。右のG425アイアンの方は、はっきりとしたグースネックで、オフセットが大きく取られています。

i525アイアンの方は、ヘッドを操ったなりの球が出やすく、コントロールしたい方に好まれる形状のアイアンです。

つかまりの良さはG425アイアンだが、面長フェースが苦手な方はi525アイアン

先程のネック形状の比較から分かる通り、G425アイアンははっきりとしたグースネックになっています。

フェースが後ろにある分、インパクトタイミングが遅れ、その間にフェースが返りますので、しっかりつかまえた弾道が出やすくなっています。

スライスが出やすい方には、G425アイアンの方が構えた時の安心感も含めて適しています。

※左がi525アイアン、右がG425アイアン

ただ、G425アイアンはやさしさ重視でフェースが面長な分、トゥ側の重さでフェースを返すのに重たさを感じられるゴルファーもいると思います。

特に、トップでフェースを開きがちな方、フェースの開閉操作が苦手な方にとっては、逆にi525アイアンの方が楽に動かしやすくて、右へのミスが減る方もいると思います。

寛容性が高いのはG425アイアン

※左がi525アイアン、右がG425アイアン

ミスショットに対する寛容性が高いのは、G425アイアンです。

ワイドソールで深重心設計になっていますので、慣性モーメントが大きく、ヘッドがブレにくいという特徴があります。

打点がバラつきやすく、飛距離をロスしたり、弾道がそれやすい方にとっては、G425アイアンの方がクラブに助けてもらえます。

フィーリング重視ならi525アイアン

打音・打感といったフィーリングについては、i525アイアンの方が優れています。

G425アイアンには、バックフェースにバッチが装着されていますが、i525アイアンと比べると、弾き感のある音・打感、そして、手に伝わる振動があります。

3番アイアンがあるi525アイアン、ウェッジが充実のG425アイアン

ロフト角設定は似通っている2機種ではありますが、番手のラインナップには違いがありまして、対象ゴルファーを物語っています。

i525アイアンは、3番アイアンが有り、ロングアイアンを使いたい中・上級者に対応しています。反対に、ウェッジはPW、UWの2本で、ロフト角は44°、49°までとなっています。ウェッジは別の機種を使う方向けとなります。

G425アイアンは、4番アイアンからで、i525アイアンとは反対にウェッジが充実しています。PW、UWに加えて、SW、LWまであり、ロフト角でみると58°までカバーしています。アイアンからウェッジまで、一つのモデルで揃えたいというアベレージゴルファーに多くあるニーズに対応した形となっています。

i525アイアンとG425アイアンのスペック比較

i525アイアンのスペック

番手 ロフト角 ライ角 バウンス角 長さ
3I 17 60 4 39.5
4I 19.5 60.5 5 38.88
5I 22.5 61 6 38.25
6I 25.5 61.5 7 37.63
7I 29 62 8 37
8I 33.5 62.8 9 36.5
9I 38.5 63.5 10 36
PW 44 64.1 12 35.5
UW 49 64.1 12 35.5

G425アイアンのスペック

番手 ロフト角 ライ角 バウンス角 長さ
4I 20.5 60.5 5 38.88
5I 23.5 61 6 38.25
6I 26.5 61.5 7 37.63
7I 30 62 8 37
8I 34.5 62.8 9 36.5
9I 39.5 63.5 11 36
PW 44.5 64.1 12 35.5
UW 49.5 64.1 12 35.5
SW 54 64.4 13 35.25
LW 58 64.6 13 35

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