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ステルスPLUSドライバーのウェイト調整機能について徹底解説【調整例の基本3種+タイガーウッズ・ロリーマキロイ・コリンモリカワの調整例】

この記事は約8分で読めます。

ステルスPLUSドライバーに搭載されているウェイト調整機能について、調整の仕組み・調整方法・具体的な調整例・実際のツアープロの調整例を、詳しく取り上げます。

ステルスPLUSドライバーに搭載されているウェイト調整機能

ウェイト調整機能があるモデル、無いモデル

2022年のステルスシリーズのドライバーは、ステルスPLUS、ステルス、ステルスHDの3機種がリリースされています。

そして、「スライディング・ウェイト」と呼ばれるウェイト調整機能は、アスリート向けで最もハードな機種のステルスPLUSドライバーのみに搭載されています。

ウェイト調整は、ドロー・フェードのみ

こちらは2017年のM1ドライバーからステルスPLUSドライバーまで、ウェイト調整機能の外観を並べた画像です。

Mシリーズでは縦方向と横方向の2軸のウェイト調整が可能となっていました。しかし、SIMシリーズとなった最初のモデルでは、縦方向が廃止され横方向のみとなり、続くSIM2シリーズではウェイト調整機能が廃止されました。

市場からはウェイト調整機能を望む声が多かったのも事実で、それが届いたのかは不明ですが、ステルスシリーズではウェイト調整機能が復活し、SIMと同様に横方向のみ、つまり、ドロー・フェードの調整機能が搭載されています。

ステルスPLUSドライバーのウェイト調整方法

ステルスPLUSドライバーのウェイト調整は、専用のトルクレンチを用いて行います。

  • 手順1
    トルクレンチを用いて、ウェイトのスクリューを回して緩めます。
  • 手順2
    ウェイトを希望の位置まで移動させます。
  • 手順3
    再びトルクレンチを用いて、ウェイトのスクリューを回して締め付けます。

▼ステルスPLUSドライバーのウェイトを実際に移動させている動画です。

こちらの動画は海外のものになりますが、実際にトルクレンチを用いてスライディング・ウェイトを移動させている様子が紹介されています。

調整方法の実演をご覧になりたい方には、参考にして頂ける内容です。

ステルスPLUSドライバーのウェイト調整の基本3パターン!

ステルスPLUSドライバーの弾道調整は、ドロー・フェードはウェイトをスライドさせて調整し、打ち出し角・スピン量は可変スリーブで調整します。

ニュートラル設定

こちらはウェイトをセンターから移動させていないニュートラルな設定です。左右へのウェイト移動がないため重心に偏りが生じておらず、真っすぐな弾道となります。

ウェイト調整を行うに当たっては、まず、何もしないニュートラルなポジションで試打して弾道を確認した上で、ドロー・フェードに調整することをおすすめします。

ドロー設定

こちらはウェイトをヒール側にスライドさせた設定です。重心がヒール側に移動しますので、ヘッドが返りやすくなり、ドローの弾道となります。

弾道がスライス気味の方、右へのミスを減らしたい方におすすめの設定です。

ヒール側への移動距離を変えることで、ドローバイアスに強弱をつけることもできます。

ちなみに、弾道修正の度合いは公表されていないようですが、SIMドライバーでは最大曲がり幅が20ヤードとなっていますので、同程度ではないかと思われます。

フェード設定

先程とは反対に、こちらはウェイトをトゥ側にスライドさせた設定です。重心がトゥ側に移動しますので、ヘッドが返るのが抑えられ、フェードの弾道となります。

弾道がフック気味の方、ヘッドスピードが速く左へのミスを減らしたい方におすすめの設定です。

トゥ側への移動距離を変えることで、フェードバイアスに強弱をつけることもできます。

こちらも、弾道修正の度合いは公表されていないようですが、SIMドライバーでは最大曲がり幅が20ヤードとなっていますので、同程度ではないかと思われます。

ステルスPLUSドライバーのツアープロの設定

ステルスPLUSドライバーは、タイガーウッズ、ロリーマキロイ、コリンモリカワら、PGAツアーの注目選手たちが既に使用しています。

タイガーウッズは、ややドローに設定

 

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コリン・モリカワは、ややフェードに設定


コリン・モリカワのWITBの映像によると、ややトゥ側に移動させてますので、少しだけフェード設定になっています。

▼参考:重心の深さ、高さによるドライバーショットへの影響については、下記の特集記事をご覧ください。

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