マジェスティゴルフから発売のマジェスティ コンクエスト ドライバー(2022)について、最新情報を取り上げます。
目次
マジェスティ コンクエスト ドライバー(2022)の特徴
マジェスティで初めて10万円を切るドライバー
高級ゴルフクラブとして知られるマジェスティですが、今回のマジェスティ コンクエスト ドライバーは、初めて10万円を切った価格設定となっています。
同じく「CONQUEST コンクエスト」の名がつくモデルとして、2020年にマジェスティ コンクエスト BKドライバーが発売されています。
メーカーとしては、継承関係について触れていないようですが、どちらもアスリート仕様で、捉え方としては後継モデルと考えると分かりやすいと思います。
パワースリット
ヘッド内部にはフェース周辺を囲むように、細く・長く・深いスリットが施されています。
このパワースリットと呼ばれる構造により、フェース全体が大きく撓み、打球面にパワーが集約されます。
スペックにより重量差があるが、バランスは同じぐらい
カーボンエリアがフェース面のギリギリのところまで拡大されています。
従来モデルよりも38%拡大していて、低重心化が図られ、最適スピン設計が実現されています。
ちなみに、クラブ重量は、TOUR Sで307g、SRで289g、Rで285gとなっていまして、TOUR SとSRで重量差が18gと、同じモデルとは思えないぐらい離れています。
シャフトの重量差は9gですが、グリップがTOUR SとSRで異なっていて、こちらも7gの差があることが影響しているようです。
ただ、グリップ側も重たくなっていますので、ヘッドの重量感を示すバランスは、D3(TOUR S)、D2(SR)、D1(R)と綺麗に等間隔でフローしています。
小ぶりでディープなヘッド形状
ヘッド形状は、460ccながら小ぶりなディープです。
横から見た映像をみますと、キャロウェイのMAVRIKを思わせるような後ろが持ち上がった形状になっています。
このタイプのヘッドは、操作性と低スピン性能を高めたものが多く、実際にCONQUESTも弾道を曲げやすく、叩いてもスピンが大きく跳ね上がりにくいヘッドです。
マジェスティ コンクエスト ドライバー(2022)の試打・評価
マジェスティ CONQUESTドライバーをプロが計測試打・評価
- 小ぶりで、どちらかと言うとつかまりやすいヘッド。
- つかまって逃がすフェードボールが打ちやすい。軽いフェードを打つと真っ直ぐ飛ばせる。
- 芯を外しても、そこそこ真っ直ぐ飛んでくれる。
- 打ち出し角は高くて、スピンは少ない。
- 前回のコンクエスト BK(2020)と比べると、シャフトの真ん中が動く。
- 460ccあるのに小ぶりに見える。
マジェスティ コンクエスト ドライバー(2022)のスペック
クラブスペック
ロフト角 | 9.5° | 10.5° |
---|---|---|
ライ角 | 59.5° | 59.5° |
FP | 16.3mm | 17.1mm |
ヘッド体積 | 460cc | 460cc |
長さ | 45.5″ | 45.5″ |
シャフトスペック
公式サイトで紹介されているシャフトは1種類で、SPEEDER NX HV340です。
フレックス | シャフト重量 | クラブ重量 | トルク | バランス | 調子 |
---|---|---|---|---|---|
TOUR S | 56g | 307g | 4.2° | D3 | 中 |
SR | 47g | 289g | 4.6° | D2 | 先中 |
R | 44g | 285g | 5.0° | D1 | 先中 |
マジェスティ コンクエスト ドライバー(2022)の発売日・発売価格
マジェスティ コンクエスト ドライバー(2022)の発売日は、2022年3月11日です。
発売価格は99,000円で、高級クラブで知られるマジェスティでは初めて10万円を切るドライバーです。