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PING G730アイアン 試打評価|知っておきたい4つのポイント|G710との違い|PING史上で最大の飛びとやさしさ!

5.0
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PINGのG730アイアンについて、知っておきたい4つのポイントを解説します。

前作にあたるG710アイアンとの違いも交えながら解説しますので、G730アイアンの特徴や位置付けが分かる内容となっています。

G730アイアンを4つのポイントで解説!

PINGのアイアンはアスリートゴルファー向けのiシリーズと、アベレージゴルファー向けのGシリーズの2ラインに分かれています。

Gシリーズのアイアンは、G730アイアンとG425アイアンの2機種あります。そして、モデル名の数字が大きい程、やさしさを表していますので、G730アイアンはPINGの中で最もやさしいアイアンということになります。

それでは、G730アイアンの特徴について、押さえておきたい4つのポイントを解説します。

ポイント① ストロングロフトでぶっ飛びアイアンに進化

▼i700・i710・G730のロフト角の違い

番手 G700 G710 G730
4I 18.5 18.5
5番 21.5 21.5 20
6番 24.5 24.5 23
7番 28 28 26.5
8番 32 32 30.5
9番 37.5 37.5 35
PW 43 43 40
UW 48.5 48.5 45
SW/50 54 54 50
56 56

G730アイアンの最大の特徴はロフト角にあります。

従来モデルのG700、G710は同じロフト設定でしたが、G730ではロフトを立ててあり、5~8番が1.5°、9番が2.5°、PWが3°、UWが3.5°、SWが4°のストロングとなっています。

7番アイアンで26.5°となっていますので、この設計はいわゆるぶっ飛び系アイアンに属します。

同時に発売されているi530アイアンも27.5°になっていて、飛距離アップが図られている!

なお、ストロングロフトのアイアンは、同時に1インチほど長尺にするケースが大半ですが、G730アイアンはクラブ長さが標準的(7番で37インチ)なままです。そのため、扱いやすさ・振りやすさはそのままキープされています。

G730アイアンを選ぶかどうかの大きなポイントは、飛距離を求めるかどうかです。反対に言えば、高さを出してよりアイアンらしい弾道で狙い方は、前作を使うか、または、他メーカーのモデルを検討すると良いでしょう。

ポイント② クローム仕上げのノーマルカラーに戻った!

▼左がG710、右がG730

前作のG710アイアンはハイドロパールステルス仕上げでブラックカラーでした。

しかし、今作のG730アイアンはハイドロパールクローム仕上げになっていて、前々作のG700と同様のシルバーに戻っています。

ブラック仕上げによる効果としては、①引き締まって見えるためヘッドがコンパクトに見える、②日光の反射が抑えられ眩しくない・集中力が高まる、といった点が良く言われています。

ただ、G730の対象ゴルファーを考えると、ヘッドサイズは大きく見えた方が安心感があって良いという良が多いように思いますので、今回、シルバーに戻って良かったのではないかと思います。

ポイント③ ダフリにくく、ミスが出にくい!やさしさアップ

G730アイアンは、前作と比べて慣性モーメント(MOI)が12%アップしています。

高MOIによりヘッドのブレにくさを高まっていますので、打点がブレてもミスが出にくくなっています。

寛容性は、G700→G710で5%、G710→G730で12%アップ!

さらに、ソール幅も約6%ワイドになっています。

低重心化・深重心化に貢献しながら、ダフリにくさもアップしていますので、この点もやさしさを高めてくれています。

ちなみに、メーカーはG730アイアンを「ピン史上最も飛んでやさしいアイアン」と説明しています。

ポイント④ 軽量スチールシャフトが充実!

G730アイアンを使うゴルファーの中には、できるだけクラブを軽くして、ヘッドスピードを上げることで飛距離を出したいという方がいると思います。

今回のG730アイアンの発売に合わせるあのように、日本シャフトはNSプロのneoシリーズから更に軽量なNSプロ750GH neoをリリースしました。

従来までのNSプロ850GH neoよりも10g軽くなっていますので、ストロングロフトのアイアンと相性が良いneoのままで、より軽いクラブに仕上げることができます。

シャフト シャフト重量 調子
NSプロ750GH neo 78g
NSプロ850GH neo 88g
NSプロ950GH neo 98g

NSプロ750GH neoは重量が軽いだけでなく、850や950と違って先調子となっていますので、先端がしなって走る効果により、打ち出し角とヘッドスピードをアップさせたい方にも適しています。

G730アイアンの試打・評価

  • 見た目が大きい。大きめのキャビディアイアンで、クリーンに捉えなくても飛んでくれる。
  • グースが利いているので、右には行きにくい。
  • 長さは37インチで標準なので、かなり打ちやすいと思う。
  • ロフトが立っていて、一つ番手が違うぐらいの飛距離。
  • 飛距離を求めている方にオススメ。

G730アイアンのスペック

クラブスペック

番手 ロフト角 ライ角 バウンス角 長さ
5番 20 61 5 38.5
6番 23 61.5 6 37.75
7番 26.5 62 7 37
8番 30.5 62.8 8 36.5
9番 35 63.5 9 36
PW 40 64.1 10 35.5
UW 45 64.1 11 35.5
50 50 64.1 12 35.5
56 56 64.4 12 35.25

シャフトスペック

シャフト 硬さ 重量 トルク 調子
ALTA J CB BLACK R 54 4.8
SR 64 4.5 先中
S 74 3.2
PING TOUR 2.0 CHROME I S 77 2.7 中元
N.S.PRO 750GH neo S 78 2.3
N.S.PRO 850GH neo S 88 2
N.S.PRO 950GH neo S 98 1.7
N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 S 106.5 1.7

G730アイアンの発売日・発売価格

G730アイアンの発売日は、2024年4月4日です。

G730アイアンの発売価格は、スチールシャフトで28,600円(税込)、カーボンシャフトで30,800円(税込)となっています。

前作のG710アイアンと比べると、スチールで3,300円、カーボンで2,200円の値上がりとなっています。

 

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