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RS-F・RS・RS-D 2022ドライバー(6代目)の最新情報・違いをまとめ

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★2022-06-29公式:メーカー公式情報が出ましたので、全面更新しました。

PRGRのRSシリーズの2022年モデル、RS-F・RS・RS-D 2022ドライバーが発売となりましたので、モデルの違い・評価試打・スペック、そして、発売日・発売価格など、最新情報をまとめました。

RSシリーズの2022年(6代目)のドライバーは3機種

RSシリーズの2022年モデルについては、既にルール適合リストに早い段階から掲載されていましたので、当サイトでも取り上げていました。

当初の予想通り、RS F、RS、RS Dの3機種のラインナップで発売となっています。ちなみに、ドライバー以外にもフェアウェイウッド、ユーティリティも1機種ずつ発売となっています。

  • RS-Fドライバー
    フェードバイアス・低弾道で、つかまりを抑えた叩けるタイプ。
  • RS2022ドライバー
    ややドロー・中弾道で、操作性のあるタイプ。
  • RS-Dドライバー
    ドロー・高弾道で、つかまりのよいタイプ。

なお、今回の2022年の6代目モデルは、RS JUSTという名称がつけられています。

RS F・RS・RS Dドライバーの違いを比較

スペック比較

モデル RS F RS RS D
ヘッド体積 460cc 460cc 460cc
ロフト角 9.5、10.5° 9.5、10.5° 9.5、10.5°
ライ角 56° 57° 59°
クラブ重量(S) 310g 310g 299g
ウェイト 後方、トゥ 後方 後方
ロフト角調整機能

RS F・RSドライバーは、ヘッド重量が310gでやや重めですが、RS Dドライバーは299gで一般的なアベレージゴルファー向けぐらいの重さです。

ライ角もRS Dドライバーは59°あり、後方ウェイトもRSドライバーより深い位置にありますので、アスリートゴルファーというより、右に出やすいアベレージゴルファー向けのモデルで、ヘッドスピードが遅めの方が使えます。

弾道比較

モデル RS F RS RS D
弾道バイアス フェード ややドロー ドロー
打ち出し
スピン量 少~中
寛容性

3機種のドライバーは、テーラーメイドのステルスシリーズ、コブラゴルフのKING LTDxシリーズと似たような住み分けになっています。

思い切り叩きたいハードヒッターはRS Fドライバー、つかまりと寛容性を少し求めるアスリートはRSドライバー、ハイドローで打ちたいゴルファーはRS Dドライバーです。

重心設計比較

モデル RS F RS RS D
重心角 24° 28° 30°
フェース角 -5.0° -3.0° -2.5°
重心距離 40.0mm 39.0mm 38.5mm
重心深度 19.0mm 22.5mm 23.0mm
重心高 30.0mm 29.0mm 29.0mm
重心高率 57.0% 57.0% 58.5%

RS F、RS、RS Dとなるにつれ、重心距離が短くなり、重心深度が深くなり、重心角が大きくなり、フェースは閉じています。

これは、オートマチック性、直進性、つかまりが良くなる方向に重心設計がフローしています。

RS F・RS・RS Dドライバーの共通のテクノロジー

4点集中設計

*出典:prgr-golf.com

RSシリーズで最も注目したいのは、4つの芯を集中させることに成功している点です。ちなみにこれは前作のRS5でも採用されています。

4つの芯とは、フェースセンター、重心点、最大たわみ点、最高CT点です。

フェースセンターに当てれば、最大パフォーマンスが引き出されますので、感覚的にも扱いやすくなります。

ウェイト・ロフト調整機能

RSシリーズのドライバーは、3機種全てにウェイト・ロフト角の調整機能が搭載されています。

ウェイトの調整機能は、移動式ではなく、オプションで別重量を入手して交換することで、バランスを変えることができます。

なお、RS Fドライバーではウェイトが2つ搭載されていて、後方8g、トゥ3gと重量違いとなっていますので、これを入れ替えることでつかまり度合いも切り替えることができます。

*出典:prgr-golf.com

ロフト角については、PRGRのスリーブはとてもシンプルな設計で、ノーマルとロフト-1°の2種類のみです。

標準ロフトが9.5°と10.5°のスペックがありますので、それぞれ8.5°、9.5°に立てることができます。

RS F・RS・RS Dドライバーの試打・評価

<RSドライバー>

  • 若干オープンフェース
  • 今回のRSシリーズは、3モデルともシャフトを変えている。
  • RS Fと比べると、ヒール側が落ちていて、アップライトで、つかまりそう。
  • ヘッドスピード40~43m/sぐらいだと、純正シャフトのSで良さそう。
  • スピン量は中ぐらいか少し入る方。低スピンを好む人はRS Fが良い。

<RS Fドライバー>

  • RSドライバーと比べて、フェースの開きはあまり変わらないが、RS Fの方が叩いて行けそうな気がする。
  • シャフトはRS F用のツアーADが刺さっていて、RSのDiamanaよりしっかりしている。
  • RSよりヘッドは少し返り辛く、フェードが出る。スピンは少ない。
  • 左を徹底して嫌がる人向けというほどではなく、つかまえようと思えばつかまる。
  • 打感は吸い付く感じで良い。

<RS Dドライバー>

  • フェースアングルは、この機種でストレートかなというぐらい。つかまりそうに見える。
  • RS FとRS Dで左右に30ヤードぐらいの違いがある。
  • ヘッドスピードは40m/s未満ぐらい向け。

RS Fドライバー 2022(6代目)の特徴

特徴

RS FのFは、FADEを意味していて、フェード仕様・低スピンのドライバーです。

ヘッド形状も洋ナシ型で、操作性が高く、ハードヒッターが叩きやすいモデルです。

ただ、ステルスやローグSTの低スピンモデルほどハードではないため、中級者でも扱いやすいモデルです。

球が吹けやすい方、つかまりやすい方に適しています。

スペック

  • ロフト角:9.5°と10.5°
  • ライ角:56°
  • フェース角:-5°
  • クラブ長さ:45.5インチ
  • クラブ重量:310g(S)、305g(SR)
  • ウェイト:8g(後方)、3g(トゥ)

シャフト

標準シャフトは、ツアーAD FOR PRGRです。

フレックス バランス シャフト重量(g) シャフトトルク(°) 調子
S D-2.5 57 4.3 中元
SR D-2 52 4.7 中元

RSドライバー 2022(6代目)の特徴

特徴

RSドライバーは、シリーズ3機種の中でスタンダードな位置付けのモデルです。

弾道は、ややドローの中弾道です。

ウェイトが深い位置にありますので、オートマチック性がありそうですが、フェース面への球の乗りが良く、意図した方向に打ち分けやすいドライバーです。

スペック

  • ロフト角:9.5°と10.5°
  • ライ角:57°
  • フェース角:-3°
  • クラブ長さ:45.5インチ
  • クラブ重量:310g(S)、305g(SR)、300g(R)
  • ウェイト:8g(後方)

シャフト

標準シャフトは、Diamana FOR PRGR BLACKです。

フレックス バランス シャフト重量(g) シャフトトルク(°) 調子
S D-2 57 4.8
SR D-1.5 52 5.0
R D-1 47 5.7

RS Dドライバー 2022(6代目)の特徴

特徴

RS DのDは、DRAWを意味していて、ドロー仕様・高弾道のドライバーです。

ヘッド形状は後方が長く取られていて、シャローになっています。

つかまりが良く、球が上がりやすく、そして、スピンも他の2機種より入りますので、ハイドローで飛ばせるドライバーです。

クラブ重量も、RS F・RSドライバーより7~10gほど軽くなっています。RSシリーズは、プロギアのアスリート向けモデルではありますが、RS Dドライバーに関しては、ヘッドスピード38~42m/sぐらいの方が扱いやすいドライバーです。

スペック

  • ロフト角:9.5°と10.5°
  • ライ角:59°
  • フェース角:-2.5°
  • クラブ長さ:45.5インチ
  • クラブ重量:299g(S)、296g(SR)、293g(R)
  • ウェイト:8g(後方)

シャフト

標準シャフトは、Diamana FOR PRGR SILVERです。

フレックス バランス シャフト重量(g) シャフトトルク(°) 調子
S D-2 52 6.1 先中
SR D-1.5 49 6.5 先中
R D-1 46 6.5 先中

RS F・RS・RS Dドライバーの発売日・発売価格

RSシリーズ 6代目ドライバーの発売日は、モデルにより異なります。RS F・RSドライバーは2022年7月22日、RS Dドライバーは2022年8月5日です。

発売価格もモデルにより異なります。RS Fドライバーは92,400円、RS・RS Dドライバーは88,000円です。

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