ゴルフクラブは、ドライバーからパターまで揃えると、とてもお金が掛かります。
有名メーカーのニューモデルで揃えると、定価では50万円ぐらい、ネットで購入すると35~40万円ぐらい掛かると言われています。
そこで、本記事ではゴルフを始める方が、出費をできるだけ抑えてゴルフクラブを一式揃える方法について、3種類紹介します。
方法1:一式揃ったゴルフセットを購入する
ゴルフクラブは、ドライバー、アイアンなど、通常、種類別に発売されています。
ただ、一部のメーカーでは、ゴルフセットやクラブセットとして、ドライバーからパター、セットによってはキャディーバッグ付きで、一式を製品として販売しているものがあります。
これらは、単品で購入するのと比べると、驚くほど安い値段で発売されています。
無名メーカーであれば3万円ぐらいから、そして有名メーカーであれば、5~13万円ぐらいで発売されていますので、単品で購入して揃える場合と比べて、20~30万円ほど予算を抑えることができます。
デメリットとしては、殆どのゴルフセットが、アイアンのシャフトをカーボンにするかスチールにするか、そして硬さをRにするかSにするかの選択のみとなりますので、細かなスペックを選択することはできません。
例えば、ドライバーのロフト角を選ぶとか、一部のクラブのみ硬さを変えるといったことはできません。
方法2:型落ちモデルを購入する
ゴルフクラブは、メジャーなメーカーの場合、毎年か2年毎にニューモデルがリリースされます。
毎年リリースしているテーラーメイドやキャロウェイなどの場合、ニューモデルを購入して1年経つと、1つ古いモデルになってしまいます。
ニューモデルが出ると、それ以前のモデルは型落ちとなり、価格が一気に下がります。
▼キャロウェイの新品価格
モデル | 販売価格 | |
---|---|---|
2022年 | ROGUE ST MAXドライバー | 69,520円 |
2021年 | EPIC MAXドライバー | 52,800円 |
2020年 | MAVRIKドライバー | 39,600円 |
2019年 | EPICFLASHドライバー | 36,800円 |
上表は、当記事執筆時点で、キャロウェイの最近の歴代モデルについて、新品の楽天・amazonでの出品価格を調べたものです。
4世代前のモデルでは、36,800円で出品されていますので、最新モデルと比べると、約半分の値段で購入することができます。
方法3:中古クラブを購入する
型落ちモデルを購入する方法をさらに進めて、中古ゴルフクラブも検討対象に含める手があります。
実はゴルフクラブは、中古の専門市場が充実している数少ない業界の一つです。
街中にも、ゴルフパートナー、ゴルフ・ドゥといった中古チェーンが全国に展開されていますし、新品を取り扱うショップでも、中古の下取り・販売を手掛けているところは珍しくありません。
市場が充実しているため、中古と言え度、製品の取り扱いもしっかりしていますので、プロや上級者も中古ゴルフショップを利用しています。
しかも、中古のゴルフクラブにすると、価格が大幅に安いだけでなく、もう1つ大きなメリットがあります。
ニューモデルの場合、その製品が万人受けする性能かどうかは時がたたないと分かりません。しかし、古いモデルの場合、ネットで評価が分かりますし、中には名器と呼ばれるほど評価が高いものもあります。
そういったものでも不思議と中古の世界では値段が下がっていますので、性能面で万人から多くのお墨付きを受けたモデルを選んで、しかも安価で購入することができます。
方法4(おまけ):親や友人の余ったゴルフクラブを探す
ここまで、ゴルフクラブを安く揃える方法について、3種類紹介しました。
最も安く揃えられるのが方法1のゴルフセット、次が方法3の中古クラブです。
それをも上回る方法としては、やはり譲り受ける他ありません。
親や知り合いで、余っているクラブが無いか聞いてみると良いでしょう。
譲ってくれずとも、当面は借りるだけでもお願いしてみると、どのようなゴルフクラブが自分に合う・合わないかが分かり、次に本格的に買う際の大きな参考にもなります。
以上、4つの方法を参考に、ゴルフクラブを安く揃えてみてください。