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【何処よりも早い】TSRシリーズドライバーの最新情報・違いをまとめ|TSR2・TSR3・TSR4

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★2022-09-09更新:タイトリストスタッフへのヒアリング動画を掲載しました。
★2022-09-09更新:TSRの発売日・発売価格を追記しました。
★2022-09-09更新:TSRのスペック・シャフトを追記しました。

タイトリストの2022年の新作、TSRドライバーが遂にタイトリストの公式サイトに掲載されましたので、最新情報をまとめました。

【追記】TSRシリーズドライバーの予約受付がスタート

TSRシリーズのUSモデルの予約受付がスタートしています。

TSRシリーズのドライバーは、発売開始時点で3機種ある

タイトリストのTSRシリーズは、TSシリーズの3代目となります。これまでの現行モデルであるTSiシリーズは、2020年にリリースされていますので、2年振りのリニューアルとなります。

2代目のTSiシリーズでは、発売開始時点からドライバーがTSi1~4の4機種ありましたが、今回はTSR2・TSR3・TSR4の3機種です。

公式サイトでは、上記3機種と並んでTSi1ドライバーが掲載されていますので、暫くは、世代を跨いだ形で1~4までのラインナップが続くようです。

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TSR2・TSR3・TSR4ドライバーの位置づけ

  • TSR2:驚異のスピードと安定性
  • TSR3:精密チューニングが生み出す驚異のスピード
  • TSR4:究極のロースピンドライバー

上記は、公式サイトでの各モデルのキャッチコピーです。

2は安定性、3はチューニング、4はロースピンで、これまでのTS・TSiと各モデルの位置づけは変わりません。

実際、PGAツアーのプロの間では、TSi3が人気となっています。

TSR2・TSR3・TSR4ドライバーの形状の違い

クラウン形状の違い

※左からTSR2、TSR3、TSR4

こちらがクラウンの映像を並べたものです。どれも個別に見れば洋ナシ型ですが、2→3→4となるにつれ、ヒール側がスリムになっていて、フェース面も逃げ顔になっています。

数字が小さい程、寛容性が高く、数字が大きい程、操作性が高いヘッド形状になっています。

横から見た映像

参考:Titleist公式HP( US)

横からのフォルムを見ても、2→3→4となるにつれディープになっていて、低スピン性能・操作性が高めてあり、より上級者向けとなります。

▼PGAツアーでのTSRへの移行状況

TSR2ドライバー 2名(リー・ホッジス、パン・チェンツェン)
TSR3ドライバー 9名(ジョーダン・スピース、J.T.ポストン etc)
TSR4ドライバー 1名(ジョシュア・クリール)

ツアープロはTSR4を好みそうにも思えますが、ツアーシーディングの時点では、引き続き3のモデル(TSR3)に人気が集中していますので、TSR4はかなり尖ったモデルという立ち位置は変わらないようです。

ウェイト配置の違い

※左からTSR2、TSR3、TSR4

ウェイト配置は、TSR2・TSR3では前作のTSiと同じですが、TSR4ではウェイトが2つに増えています。

  • TSR2:後方に固定式ウェイト1つ(TSi2と同様)
  • TSR3:後方に移動式ウェイト(TSi3と同様)
  • TSR4:前方・後方に固定式ウェイト1つずつ(TSi4は前方のみ)

今回、TSR4で注目されるのが、前後のウェイトを交換できる点です。デフォルトではウェイト重量前11g・後ろ3gとなっていて(USモデル)、前後を入れ替えることでスピン量を切り替えることができます。

前を軽くした設定でも、弾道高さはTSR3よりも抑えられ、実質上、TSR3.5ドライバーになるとのことです。

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TSR2・TSR3・TSR4ドライバーの特徴・スペックの違い

スペックの違い

モデル TSR2 TSR3 TSR4
ロフト角 8、9、10、11° 8、9、10° 8、9、10°
ライ角 58.5° 58.5° 58.5°
ヘッド体積 460cc 460cc 430cc
長さ 45.5″ 45.5″ 45.5″

ロフト角のラインナップは、前作のTSiシリーズと殆ど同じですが、TSR2のみ8°が追加されました。

その他のライ角、長さ、ヘッド体積は、前作のTSiシリーズと同じ値となっています。

基本性能の違い

モデル TSR2 TSR3 TSR4
ヘッド体積 460cc 460cc 430cc
ヘッド形状 シャロー ディープ よりディープ
弾道 高弾道 中弾道 中弾道
寛容性
操作性 より高
スピン量 低スピン 低スピン より低スピン
ウェイト 固定式
(後方)
移動式 固定式
(前方・後方:入替可能)

タイトリストスタッフがTSRシリーズの特徴を詳しく解説

こちらはゴルフエフォートさんにて、担当のタイトリストのスタッフさんにTSRの実物ヘッドを手にしながら特徴などをヒアリングしている動画です。

開発事情なども聞けますので、製品について詳しく知りたい方は、公式サイトにない情報に触れることができます。

ちなみに、TSRの「R」の意味についても解説されています。

  • Refined:TSシリーズが進化した
  • Repeatable Speed:スピードが一発だけではなく、何度でも出る
  • Reputation:ツアーでNo.1の使用率を誇り、人気があり支持されている
  • Ready:これまでの経験や評価が全て搭載されていて、パフォーマンスを発揮する準備が整っている

実績と自信があるという意味合いですね。開発に当たる際、その自負心を持つことこそが、更に良いものを生むとも言えます。

TSR1ドライバーは発売されるか?

ツアーシーディング、適合リスト共に、確認されたのは、TSR2・TSR3・TSR4の3機種です。

そして、TSRの公式情報が出された時点ではも、掲載されているのはTSR2・TSR3・TSR4の3機種です。

では、TSR1ドライバーの発売は無いかというと、そうとは言い切れません。

と言うのも、初代のTS1ドライバーは数か月後に追加発売されましたので、今回のTSRシリーズでも、TSR1ドライバーが後から追加発売される可能性は十分あると考えて良いでしょう。

実際、TS1、TSi1ドライバーは一定の評価とニーズがありましたし、キャロウェイのローグST MAX FASTドライバー、ブリヂストンのB3 SD・DDドライバーなど、ゼクシオの競合モデルは各社が力を入れていますので、タイトリストのTSR1ドライバーは、少なくとも日本市場では発売されると思います。

≫ B3 DD・B3 SDドライバーの最新情報まとめ!試打・評価・スペック・発売日・発売価格

≫ ROGUE ST MAX FASTドライバー 2022の試打・評価・感想

TSR2ドライバーの特徴

特徴

こちらはTSR2ドライバーです。TS2、TSi2の後継モデルとなります。

2のモデルの特徴であるソール後方のウェイトは、今回のモデルでも搭載されています。

高MOIを狙った重量配分により、直進性・打点ブレへの寛容性を高めた設計で、位置付けは変わらないようです。

高MOIとはいっても、TSR3やTSR4と比較しての話になりますので、ツアープロも使うモデルですから、対象ゴルファーは今回もセミアスリート~アスリートとなります。

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スペック

  • ロフト角:8、9、10、11°
  • ライ角:58.5°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:45.5インチ

シャフト

シャフト 型さ 重さ トルク 調子
TSP111 50 SR 52g 5.9° 先中調子
S 54g 5.5° 先中調子
TSP310 60 S 59g 5.5° 中調子
TOUR AD DI 5S 57g 4.7° 中調子
6S 65g 3.3° 中調子
TOUR AD IZ 5S 56g 4.4° 中調子
6S 63g 3.2° 中調子

TSR3ドライバーの特徴

こちらはTSR3ドライバーです。TS3、TSi3の後継モデルとなります。

前作のTSi3では、ソール後方に5つのウェイトポジションが設置され、ウェイトを移動することで2段階のドロー・フェードの調整が可能となりました。

今回も同様の機構が搭載されていて、T2・T1・N・H1・H2の5ポジションとなっています。

TSR3ドライバーの試打・評価・感想
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スペック

  • ロフト角:8、9、10°
  • ライ角:58.5°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:45.5インチ

シャフト

シャフト 型さ 重さ トルク 調子
TSP111 50 S 54g 5.5° 先中調子
TSP310 60 S 59g 5.5° 中調子
TOUR AD DI 5S 57g 4.7° 中調子
6S 65g 3.3° 中調子
TOUR AD IZ 5S 56g 4.4° 中調子
6S 63g 3.2° 中調子

TSR4ドライバーの特徴

こちらはTSR4ドライバーです。TS4、TSi4の後継モデルとなります。

前作のTSi4ではソール前方のみにウェイトが搭載されていましたが、今回は、キャロウェイのサブゼロを思わせるようなソール前・後にウェイトが搭載されています。

そして、この前後のウェイトは入れ替えることが可能で、デフォルトでは前が重い設定ですが、入れ替えて前を軽くすることで、スピン量を増やすことができます。

なお、スピン量を増やした設定でも、TSR3よりも弾道高さは抑えられますので、実質、TSR3.5ドライバーとなるとのことです。

スペック

  • ロフト角:8、9、10°
  • ライ角:58.5°
  • ヘッド体積:430cc
  • 長さ:45.5インチ

シャフト

シャフト 型さ 重さ トルク 調子
TSP310 65 S 64g 4.2° 中調子
TOUR AD DI 6S 65g 3.3° 中調子

TSR2・TSR3・TSR4ドライバーの発売日・発売価格

TSR2・TSR3・TSR4ドライバーの発売日は、2022年9月30日です。

発売価格はモデル・シャフトにより以下の通りとなっています。

  • TSR2ドライバー
    TSP111 50(S/SR):¥88,000(税込)
    TSP310 60(S):¥88,000(税込)
    Tour AD DI(5S/6S):¥99,000(税込)
    Tour AD IZ(5S/6S):¥99,000(税込)
  • TSR3ドライバー
    TSP111 50(S):¥88,000(税込)
    TSP310 60(S):¥88,000(税込)
    Tour AD DI(5S/6S):¥99,000(税込)
    Tour AD IZ(5S/6S):¥99,000(税込)
  • TSR4ドライバー
    TSP311 65(S):¥88,000(税込)
    Tour AD DI(5S/6S):¥99,000(税込)
    Tour AD IZ(5S/6S):¥99,000(税込)
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