サイト内に広告が表示されることがあります

【中級者向け】操作性+飛距離性能に優れたアイアン おすすめランキング2022年|7モデルを厳選

この記事は約12分で読めます。

中級者向けのアイアンで、操作性が高いのに、飛距離性能も優れてい2022年モデルをランキング形式で紹介します。

なお、対象となるアイアンは、各メーカーで現行モデルとしてホームページやカタログに掲載しているものとなります。そのため、発売が2022年より前のものも含まれることがあります。

操作性と飛距離が両立したアイアンとは?

操作性と飛距離性能が、相反する性能になる理由

操作性と飛距離性能というと、アイアンでは相反しやすい傾向にあり、その理由は、対象ゴルファーのニーズが関係しています。

まず、飛距離を求めるゴルファーは初心者・アベレージゴルファーに多く、操作性よりも直進性を重視する傾向にあります。

一方、操作性を求めるゴルファーは上級者・アスリートゴルファーに多く、飛距離性能はクラブに求めず、高さ・スピン・意図した弾道でしっかりピンを狙える操作性を求める傾向にあります。

そのため、飛距離性能があるアイアンは操作性が無いオートマチックなもの、操作性があるアイアンは飛距離よりも高さが出るものになっています。

操作性と飛距離性能の両立を求めるゴルファーもいる

アイアンのニーズは、極論すると、飛ぶアイアン、操作性が高いアイアンという分け方ができますが、当然ながらその中間を求めるゴルファーもいます。

例えば、技量は上がってきたが飛距離が出にくい中級者、年齢とともにスイングスピードやパワーが落ちてきた年配上級者にとっては、操作性が残りつつ、飛距離性能もあるクラブを使いたいと思うでしょう。

ここで問題となるのは、操作性のあるアイアンに飛距離性能を持たせると、幾つかのマイナス面がで出やすい点です。

ロフトが立ってきて高さで止めにくくなったり、中空や鋳造になることで打感が損なわれるといった点です。

最近では、メーカー各社のテクノロジーが進んでいて、デメリットをカバーしつつ、飛距離性能と操作性を程よく持たせたアイアンが増えています。

 

それでは、操作性と飛距離性能に優れたアイアンをオススメ順に紹介します。

なお、記事の最後には紹介した全モデルの比較表を並べてあります。

操作性+飛距離性能に優れたアイアン おすすめランキング

第1位 キャロウェイ X-FORGEDスター アイアン

評価ポイント

X-FORGEDシリーズから発売されている飛距離性能を持たせたモデルです。

軟鉄鍛造の打感の良さがありつつ、7番のロフト角が29°で、軟鉄鍛造でここまでロフトを立たせたモデルは希少です。

フォージドによる打感の良さがあり、ネックはキレイなストレートなので、まさにこのランキングの意図に合致したアイアンです。

スペック

番手 ロフト角 ライ角 長さ
4 20 60.5 38.5
5 23 61 38
6 26 61.5 37.5
7 29 62 37
8 33 62.5 36.5
9 38 63 36
PW 43 63.25 35.75

第2位 フォーティーン TB-5 フォージドアイアン

評価ポイント

軟鉄鍛造で、打感の良さがありつつ、ロフトを30°まで立たせてあって飛距離と高さのバランスが良いアイアンです。

他のアイアンと違うのは、一枚のフェースの中で厚さを変えることで、キャビティ形状の外観を上手に弱めてあって、きれいなルックスのまま寛容性を持たせてある点です。

フォージドに拘る上級者で、飛距離性能を少しクラブに頼りたい方に、とてもオススメのアイアンです。

スペック

番手 ロフト角 ライ角 長さ
5 23 61 38.5
6 26 61.5 38
7 30 62 37.5
8 34 62.5 37
9 38 63 36.5
PW 42 63.5 36

第3位 ブリヂストン 222CB+アイアン

評価ポイント

2022年モデルのアスリート向けアイアンの中で、最もやさしいアイアンです。

軟鉄鍛造でフィーリングがしっかり備わりつつ、キャビティバック形状で寛容性も備わっています。

7番のロフト角は31°で、フェース厚はフェース面の上側に行くほど薄くなっていて、低重心設計で打ち出しが高くなりやすいため、高さを出して狙いたい方に適しています。

スペック

番手 ロフト角 ライ角 FP
4 21 60.5 3.15
5 24 61 3.35
6 27 61.5 3.65
7 31 62 3.85
8 36 62.5 4.25
9 41 63 4.55
PW 46 63.5 5.05
ブリヂストン 221CB・222CB+・220MBアイアンの違いを徹底解説!
★2022-08-21追記:試打動画を追加しました。 ブリヂストンのBシリーズから、3機種の2022年モデルのアイアンが発売となっています。 221CB、222CB+、B-Limited 220MBア...

第4位 テーラーメイド P790アイアン 2021

評価ポイント

テーラーメイドのアスリート向けアイアンのPシリーズの中で、最も飛距離性能を持たせたアイアンです。

このアイアンはPシリーズの中で、唯一、3度のリニューアルを重ねていて、評価の高さが伺えます。

見た目はシャープですが、中空構造でヘッド内部にスピードフォームを充填していて、打感の良さも持たせてあります。

スペック

番手 ロフト角 ライ角 オフセット 長さ MODUS3
TOUR105
950neo
3 19° 60.5° 3.5mm 39.00″ D2 D1
4 21° 61° 3.4mm 38.50″ D2 D1
5 23.5° 61.5° 3.1mm 38.00″ D2 D1
6 26.5° 62° 2.9mm 37.50″ D2 D1
7 30.5° 62.5° 2.7mm 37.00″ D2 D1
8 35° 63° 2.4mm 36.50″ D2 D1
9 40° 63.5° 2.1mm 36.00″ D2 D1
PW 45° 64° 1.8mm 35.75″ D3 D2
※オフセットはUSモデルから参照した値です
P790アイアン(2021)の最新情報!試打・評価・感想【2019・2021年モデルの違いも解説】
▼P790アイアン 2023(4代目)の最新情報は下記記事をご覧ください。 テーラーメイドのP790アイアンの2021年モデルがについて、最新情報を取り上げます。 テクノロジーやスペックの情報が公開さ...
P790 ブラックアイアン 2019の最新情報!数量限定で発売!
3代目 P790アイアン 2021の最新情報は、下記記事をご覧ください。 ≫ P790アイアン(2021)の最新情報!試打・評価・感想 テーラーメイドから数量限定で発売のP790 ブラックアイアン 2...

第5位 本間ゴルフ TW757 Pアイアン

評価ポイント

TW757 Pアイアンは、アスリート向けシリーズのTW757シリーズのアイアン3機種の中で、最もやさしいタイプのアイアンです。

操作性のあるアイアンとしては珍しい鋳造のポケットキャビティ構造となっていますが、ネックはストレートで操作性を求めるゴルファーが構えやすい形状になっています。

7番のロフト角は28.5°とアベレージゴルファー向けのアイアン並みに立っていますので、飛距離をかなりクラブに頼りたい方に適しています。

スペック

番手 ロフト角 ライ角 オフセット 長さ
4 19.0° 60° 3.5mm 38.75″
5 21.5° 60.5° 3.5mm 38.25″
6 25.0° 61° 3mm 37.75″
7 28.5° 61.5° 3mm 37.25″
8 33.0° 62° 3mm 36.75″
9 38.0° 62.5° 2.5mm 36.25″
P 43.5° 63° 2.5mm 35.75″
A 48.0° 63° 2mm 35.75″
TW757 Pアイアンの試打・評価・感想
ホンマの2022年モデル、TW757 Pアイアンについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。 TW757 Pアイアン Amazon 楽天市場 ゴルフパートナー TW757 Pアイアン ※左...
TW757 P・Vx・Bアイアン(2022)の最新情報・違いをまとめ!試打・評価・感想
本間ゴルフから発売のTW757 P・Vx・Bアイアン(2022)について、最新情報を取り上げます。 TW757 Vxアイアン Amazon 楽天市場 ゴルフパートナー TW757シリーズのアイアンは3...

第6位 ミズノ JPX923 ホットメタルPROアイアン

評価ポイント

JPX 923 ホットメタルに操作性を持たせたモデルが、ホットメタルPROです。

ロフト角はホットメタルもホットメタルPROも同じで、7番で28.5°とかなり立っています。

それでいてネックはグースが抑えられていて、ヘッドもやや小ぶりで、操作性のあるモデルの中では、かなり飛距離性能に優れています。

スペック

番手 ロフト角 ライ角 バウンス角 FP 長さ
5 22 60.5 2 3 37.75
6 25 61 3 3.2 37.25
7 28.5 61.5 4 3.4 36.75
8 33 62 5 3.6 36.25
9 37.5 62.5 6 3.8 35.75
PW 42.5 63 7 4 35.25
MIZUNO JPX 923シリーズ アイアンの最新情報・違いをまとめ|HOT METAL・HOT METAL PRO・HOT METAL HL・FORGED・TOUR
ミズノのJPXシリーズの2023年のアイアンが発売となっています。発売開始時点で4機種のラインナップとなっています。 JPX 923シリーズアイアンの全機種について、モデルの種類、スペック、発売価格な...

第7位 PING i525アイアン

評価ポイント

PINGのアスリート向けアイアンのiシリーズの中で、最も飛距離性能を持たせたアイアンです。

i525アイアンは、飛距離が出る操作性アイアンとして話題となったi500アイアンの後継モデルです。

7番のロフト角は29°と立っていますが、ネックがとてもきれいなストレートで、操作性もしっかり兼ね備えています。

中空構造にマレージング鋼フェースで、やや弾き系となっていまして、打感を重視させる方は、弾き感が気になるかもしれませんが、それを打ち消すぐらいの飛距離性能があります。

スペック

番手 ロフト角 ライ角 バウンス角 長さ
3I 17 60 4 39.5
4I 19.5 60.5 5 38.88
5I 22.5 61 6 38.25
6I 25.5 61.5 7 37.63
7I 29 62 8 37
8I 33.5 62.8 9 36.5
9I 38.5 63.5 10 36
PW 44 64.1 12 35.5
UW 49 64.1 12 35.5
【何処よりも早い】i525アイアンの最新情報まとめ!i500との違い・試打・評価・スペック・シャフト・発売価格
▼後継モデルの「i530アイアン」の試打・評価は下記記事に詳しくまとめてあります。 PINGから発売のi525アイアンについて、最新情報をまとめました。 i525アイアン Amazon 楽天市場 フェ...

全アイアンの特徴・スペックまとめ

*以下のまとめ表は、横にスライドすると全項目見れます。
*ロフト角、長さは、7番アイアンのものです。

順位 メーカー モデル 製法 素材 形状 ロフト角 長さ 飛距離 上がりやすさ 操作性 寛容性 打感 総合評価
1 キャロウェイ X-FORGES スター 鍛造 軟鉄 キャビティ 29° 37″ 4.5 4.0 4.5 4.0 5.0 4.4
2 フォーティーン TB-5 フォージド 鍛造 軟鉄 キャビティライク 30° 37.5″ 4.0 4.5 4.0 4.0 5.0 4.3
3 ブリヂストン 222CB+ 鍛造 軟鉄 ポケットキャビティ 31° 37″ 3.5 4.5 4.0 4.5 5.0 4.3
4 テーラーメイド P790 鋳造(B)、鍛造(F) 軟鉄(B)、クロモリ(F) 中空 30.5° 37″ 4.0 4.5 3.5 4.5 4.5 4.2
5 本間ゴルフ TW757 P 鋳造 ステンレス ポケットキャビティ 28.5° 37″ 4.5 3.5 4.0 4.5 4.0 4.1
6 ミズノ JPX923ホットメタルPRO 鋳造 ニッケルクロムモリブデン キャビティ 28.5° 36.75″ 4.5 3.5 4.0 4.0 4.0 4.0
7 PING i525 鋳造(B)、鍛造(F) ステンレス(B)、マレージング鋼(F) 中空 29° 37″ 4.0 4.0 4.0 4.5 3.5 4.0
タイトルとURLをコピーしました