テーラーメイドから発売のステルスグローレとSIMグローレのアイアンについて、違いを解説します。
ステルスグローレアイアンとSIMグローレアイアン
ステルスグローレ、SIMグローレは、その時々にグローバル展開しているモデルとグローレを融合したモデルで、やさしく扱いやすいグローレに最新のテクノロジーが詰め込まれています。
ステルスは赤、SIMは青が特徴的なはっきりとしたカラーリングですが、ステルスグローレ、SIMグローレは、どちらも落ち着きのあるモダンでシックなカラーリングとなっています。
コンセプトやゴルフクラブの特徴に変わりはなく、対象ゴルファーも同じままとなっています。
それでもステルスグローレは、SIMグローレから2年を経ての発売となりますので、スペックやテクノロジーなどで異なる点も出て来ています。
打感は、SIMグローレの方が弾く
どちらのアイアンもフェースにはクロモリ鋼の鍛造のものが採用されています。
クロモリ鋼ですので、どちらも弾き感がありますが、打音はSIMグローレよりもステルスグローレの方が静かです。
弾き感は、SIMグローレの方が強く感じられる方が殆どだと思います。
構えた時の見た目や弾道は、ほぼ同じ
バックフェースのデザインは違いますが、構えた時の見た方は、ステルスグローレとSIMグローレで良く似ています。
どちらもグースが入っていますので、やさしく球がつかまって、しっかり捉えられるイメージが持てます。
形状面では、SIMグローレは完全なキャビティーで、ステルスグローレはキャップバックが採用されているので、キャビティーっぽさと中空っぽさがあります。
それが影響してか、SIMグローレの方は弾き感があり、硬い音が特徴です。
ステルスグローレアイアンとSIMグローレアイアンのスペックの違い
主要なスペックは殆ど同じですが、一部の番手でロフト角に違いがあります。ステルスグローレの方が、8番アイアンのみ0.5°フェースが立っています。
ステルスグローレアイアンのスペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ |
---|---|---|---|
#5 | 21 | 61 | 38.5 |
#6 | 24 | 61.5 | 37.875 |
#7 | 27 | 62 | 37.25 |
#8 | 31 | 62.5 | 36.75 |
#9 | 36 | 63 | 36.25 |
PW | 41 | 63.5 | 35.75 |
AW | 47 | 63.5 | 35.5 |
SW | 54 | 63.5 | 35.25 |
SIMグローレアイアンのスペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ |
---|---|---|---|
#5 | 21 | 61 | 38.5 |
#6 | 24 | 61.5 | 37.875 |
#7 | 27 | 62 | 37.25 |
#8 | 31.5 | 62.5 | 36.75 |
#9 | 36 | 63 | 36.25 |
PW | 41 | 63.5 | 35.75 |
AW | 47 | 63.5 | 35.5 |
SW | 54 | 63.5 | 35.25 |
また、シャフトについては、Air Speeder TMからFUJIKURA SPEEDER NX for TMに変わっています。
同じ先中調子で、ヘッドの走りを活かしやすいタイプですが、重量はステルスグローレのSPEEDER NXの方が3~4g重くなっています。