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グリーンオン ザ・ゴルフウォッチ ZEAL(ジール)を徹底解説!使い方・特徴・評価まとめ

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腕時計型GPSゴルフナビでグリーンオンから発売の「ザ・ゴルフウォッチ ZEAL」について、使い方・評価について取り上げます。

ザ・ゴルフウォッチ ZEALの特徴

「ザ・ゴルフウォッチ」は、GREEN ONの腕時計型のGPSゴルフナビのシリーズです。

GREEN ONでは10年以上も前から「ザ・ゴルフウォッチ」シリーズを発売していて、今や腕時計型ゴルフナビのことを総称で「ゴルフウォッチ」と呼ぶぐらい、この分野でパイオニア的な存在です。

「ザ・ゴルフウォッチ」は、スクリーンが丸型でハイエンドな「A1」シリーズと、四角型でコスパに優れた「ノルム」「ZEAL」があります。

当記事で取り上げている「ZEAL」は、四角型の中で最も高機能なモデルで、形状も唯一横幅をスリムにしたシャープさが特徴です。

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それでは、ザ・ゴルフウォッチ ZEALを検討されている方が特徴を把握しやすいよう、主な機能、そして、良い点・気になる点を解説します。

ザ・ゴルフウォッチ ZEALの主な機能

  • 反射型カラー液晶
  • GPS みちびきL1S対応(1m精度)
  • コースレイアウト
  • ハザード情報
  • グリーンレイアウト
  • スマートグリーン
  • 高低差機能・高低差マップ
  • オートショット(ショット感知・スコア管理)
  • スマホ連携アプリ(GREENON)
  • Bluetooth接続
  • ロータリーボタン

2022年7月に発売されていて、四角型のコスパ重視のモデルの中で最も高機能なZEAL。

機能的にも充実していて、オートショット(ショット感知)、スマートグリーン、高低差機能など、ハイエンドモデルに装備されている機能も搭載されています。

外観は横幅がノルムよりも30%削減され、さらに、ボタンがロータリー式を含め本体上部に集約され、スイングの邪魔にならないスリムなデザインが採用されています。

市場価格は2万円を切るところもあり、価格面の満足度も高いモデルです。

ザ・ゴルフウォッチ ZEALの良い点

良い点① ロータリーボタンを採用した新操作

*出典:greenon.jp

ZEALの最大の特徴は、操作ボタンの形式と配置にあります。

従来モデルでは本体側面の左右に5つ配置されていましたが、ZEALではボタン配置が本体上部に集約されています。

これにより、よりスッキリとした異物感の無いデザインを際立たせていて、装着感がアップしています。

*出典:取扱説明書

そして、操作を新たなものとしているのが、本体最上部にあるロータリーボタンです。

時計としては、文字盤の針を合わせるために使われますが、ウェアラブル端末のZEALでは、画面の切替、スコア、クラブの選択肢の切替などに使用します。

ぐるぐる回して切り替えるだけでなく、押して「決定・選択」の操作も兼ね備えていますので、従来の右側面にあった「↑・↓・決定」の3ボタンが1つにまとめられた優れものです。

*出典:greenon.jp

プレー中のモード切替の際に、従来モデルでは側面ボタンを押していて、この操作が苦手という方も少なくないようでしたが、ZEALでは上部のロータリーボタンをぐるぐる回すだけで次々と切り替えることができます。

次に紹介するスリムデザインと合わせて、ストレスフリーがより高く実現されています。

良い点② すっきり+スリムなデザインで、スイングの邪魔にならない

▼ノルム2 PLUSとZEALの外観の違い

※左がノルム2 PLUS、右がZEAL

もともと四角型のディスプレイタイプは、丸型と比べて外観がすっきりしていて、ゴルフをしていて邪魔にならない方と言われています。

ZEALは四角型な上に、さらに従来モデルよりも横幅が30%削減されたスリムボディデザインが採用されています。

よりストレスの少ない装着感は、スイングの際に気になりそうな方に適しています。

▼ノルム2 PLUSとZEALのボタン配置の違い

※左がノルム2 PLUS、右がZEAL

さらに、前の項目で取り上げた通り、従来モデルでは本体側面に配置されていた操作ボタンが本体上部に集約されています。

これにより、スイングの際に手の甲に当たりそうなのが気になっていた方も、安心してプレーできます。

良い点③ 高機能でありながら、市場価格は2万円前後の高コスパ

冒頭でも触れましたが、「ザ・ゴルフウォッチ」は、スクリーンが丸型のタイプがハイエンド版で、四角型のタイプがコスパ重視版です。

ZEALは後者の四角型(コスパ重視版)ですが、その中では最も高機能なモデルです。

▼A1Ⅲ、ZEAL、ノルム2Sの主要機能の比較

モデル A1Ⅲ ZEAL ノルム2S
定価 59,840円 25,300円 16,500円
コースレイアウト
ハザード
高低差機能
オートショット
アンジュレーション
レイアップ機能
スマートグリーン
ボイスメモ
タッチパネル
ロータリーボタン
連続使用時間 10時間 24時間 24時間
防水 5気圧 5気圧 3気圧

上記の表は、ハイエンドモデルのA1Ⅲと、コスパ重視のZEAL、ノルム2Sで、主要な機能をまとめたものです。

機能的には、オートショット、高低差機能、スマートグリーンといった非常に便利な自動機能が搭載されていますので、ノルム2SよりもハイエンドモデルのA1Ⅲに近い充実っぷりです。

スマートグリーンとは?:現在地の方向から見たグリーンレイアウトが見れる。

逆に、A1Ⅲと比べて劣る点としては、タッチパネル、コース・グリーンのアンジュレーション表示、レイアップ機能(3点間表示)ぐらいです。

A1Ⅲはグリーンオンのフラッグシップモデルだけあって、価格もZEALの2倍以上の59,840円であることを考えると、市場価格で2万円前後のZEALは非常にコスパに優れています。

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ザ・ゴルフウォッチ ZEALの気になった点

気になった点① ハイエンドモデルとの機能面の差

これはゴルファーがどこまでの機能を求めるかによりますが、ゴルフウォッチを検討する動機として良く聞かれるのが以下の3点です。

  • コースレイアウト
  • オートショット(自動でのショット感知・スコア管理)
  • タッチパネル操作

ZEALには、上記の内、コースレイアウト、オートショットを搭載していますが、タッチパネル操作は搭載されていません。

タッチパネルが搭載されているモデルは、機器としてのインターフェイスそのものが違いますので、その分、価格もぐっと跳ね上がります。

価格と睨めっこしながら、どこまでの機能を求めるかという話になりますが、タッチパネルに使用意図を感じられる方は、残念ながらZEALでは満たされません。

ザ・ゴルフウォッチの中で、ハイエンドのA1Ⅲには上述の3つの機能が全て搭載されていますが、価格もなかなか立派です。

  • A1Ⅲ:59,840円
  • ZEAL:25,300円

逆に、ZEALはここまでの機能を搭載しながら、定価25,300円で、市場では2万円前後で入手できますので、非常にコスパに優れています。

気になった点② ロータリーボタンの操作性

新採用のロータリーボタンは、従来の側面ボタンを押す操作から解放され、液晶の画面遷移とも馴染みが良く、異物感もないため、非常にスマートな仕組みです。

基本的にはポジティブな評価が大多数ですが、感度が合わないという方もいるようです。

ただ、これはスマホのスワイプ操作やPCのマウス速度などのように、最適スピードは人によって異なるため、感度が合わないという方は、どのような機器でも一定数出てしまうものかと思います。

以下に主なポジティブ・ネガティブな評価を参考にまとめました。

<ロータリーボタンへの高評価>

  • ナビダイヤルも画面が切り替わるレスポンスが良く便利です。
  • 他にはないデザインで、すっきりしていて、スイングの邪魔にもなりません。
  • 側面に操作ボタンが無いのでスリムで良い。
  • 特にダイヤル式で画面を変えるところは前後の切り替えもスムーズだし見たい画面に素早く移動できます。
  • 幅がスリムなのでちょっとの違いですが手首への負担がありません。
  • 従来品と比較して、ボタンの誤操作も無く、何より表示部分が細くなったので付けている感が無く、軽くて大変満足。

<ロータリーボタンへのネガティブ評価>

  • ボタンおよび竜頭の反応が良すぎてかえってストレス。
  • ロータリーボタンは便利だが腕組みすると当たって回ってしまう事があるのでそこは少しマイナスポイントかなぁ。
  • ロータリーボタンがいまいち使いずらい。回しすぎて画面が行き過ぎるとか。
*評価の引用:GDO楽天

ザ・ゴルフウォッチ ZEALの使用者による評価・口コミ

すっきりしていて、スイングの邪魔にならない

  • 他にはないデザインで、すっきりしていて、スイングの邪魔にもなりません。機能性を重要視したデザインは秀逸。
  • バッテリーの持ちも最高です。全てにおいて、他社の時計型より快適です。
*引用:GDO

電池は全く減らない

  • ロータリーボタンになってるし、ボタンが少なくて使いやすそう。腕につけてても違和感なく邪魔でも無かった。
  • 電池は全く減らない。
  • 打数や飛距離も出る。バンカーや池までや、グリーン前後の距離が分かりやすかった。スコア入力も出来るし、行ったのが、残りヤードが分かりにくいゴルフ場だったので、初めてだけど残りも分かりやすく使いやすかった。
*引用:楽天

レーザー計が不要になった

  • ノルム2を使用していて精度には大変満足していましたが、グリーン周りでの距離を知りたくてレーザー計も併用していました。
  • ジールはグリーン周りのどの位置からもセンターまでの距離が出るのでレーザー計が不要になりました。
  • ナビダイヤルも画面が切り替わるレスポンスが良く便利です。
  • 高低差も出るのでこれ一つで十分です。
*引用:GDO

高低差も出てこの価格なら言うことなし

  • 長持ちバッテリーで電源入れて即プレーができるので良し、泊り2ラウンドも充電することなく余裕で使えました。
  • ノルムからの買い替えですが幅が細くなったことによって、付けている違和感が少なくなりました。
  • 腕を組むと確かに画面が変わっていますが、操作性は簡単で良好です。
  • 高低差も出てこの価格なら言うことなし。
*引用:GDO

コスパ最高

  • メンバーの一人が、他社の距離計を使用していたので、高低差も含め同じ位置から何度も測定しましたが、誤差は殆どありませんでした。
  • ハザードアイコンが、多少分かりづらい点とスマートグリーン表示に関しては、今後の慣れが必要だと感じましたが、コスパは最高だと思います。
  • 付けた感じは、重量感が全く無く、プレーの妨げになるようなことはありませんでした。
*引用:楽天

5年前の同機種と、使用手順がほぼ同じ

  • 5年前の同機種からの買い替えです。使用手順がほぼ同じなので違和感なく使えて良かったです。
  • 初めて使う方にもお勧めします。
*引用:GDO

ザ・ゴルフウォッチ ZEALの構成内容(本体・付属品)

*出典:取扱説明書
  • 本体
  • 充電用ケーブル
  • 取扱説明書
  • 保証書

ザ・ゴルフウォッチ ZEALのスペック

ディスプレイサイズ 1.28インチ
解像度 176×176 ピクセル
スクリーン 反射型カラー液晶(バックライト付き)
外形寸法 62.0mm(高さ)× 32.0mm(幅)× 12.08mm(厚さ)
腕回り 140~220mm
重量 約50g
バッテリー稼働時間 GPSモード:最大24時間、時計モード:約10日間
電池 充電式リチウムイオン電池
防水等級 5気圧防水
通信仕様 Bluetooth 5
コースデータ 国内約99%、米国約15000、海外約800
ショット感知 あり
スコア管理 あり
スロープモード あり
ハザード表示 あり
スマートグリーン あり
グリーンアンジュレーション なし
3点間距離 なし
専用アプリ あり

ザ・ゴルフウォッチ ZEALの発売価格・最安値

ザ・ゴルフウォッチ ZEALの定価は、25,300円(税抜き23,000円)です。当記事執筆時点での市場価格は、Amazonで20,959円、楽天で19,800円の出品がありました。

楽天の方が1,000円ほど安く出品されていますので、ポイントが貯まっている等、よほどの事情が無い限り、楽天で購入された方がお買い得です。

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