テーラーメイドのステルス2 HDフェアウェイウッドについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。
目次
ステルス2 HDフェアウェイウッド
ステルス2 HDフェアウェイウッドは、ステルス2シリーズの3タイプある中で、ハイドロー仕様です。
前作の初代ステルスにはHDがありませんでしたので、前々作のSIM2 MAX-Dフェアウェイウッド以来のドロータイプとなります。
ノーマルタイプのステルス2 フェアウェイウッドとの違いとしては、ロフトが1°寝ていて打ち出しから高く、ライ角が1°アップライトになっていて、ハイドローが出やすいヘッドの取り付け角度になっています。
また、ヘッド体積も3番・5番は共にHDの方が15cc大きく、やさしさが強調されています。
ステルス2 HDフェアウェイウッドの試打・評価
ステルス2 HDフェアウェイウッドをトラックマンで計測試打・評価
フェアウェイウッドの試打クラブは、3番16°、5番18°で、シャフトは純正のTENSEI TED TM50(’22)のSです。
- ノーマルと比べると、HDの方が球が上がる。
- 16°というロフト以上に上がる感じではなく、前に前に行く。
- 歯応えはあるので、ノーマルが打てて、球を上げたい人に良い。
- やさしさを求めるならステルスグローレが良い。
- パラダイムと比べると、スピンが入って安定する。
ステルス2 HDフェアウェイウッドをヘッドスピードが異なるゴルファーが比較試打
- 凄いつかまる。カット目に入れても、微ドローになる。
- 初速が速く、スピンが多め。
- 止めれるぐらいの高さが出る。
- スライサーが安心して振れる。
- 打音は、PLUSともノーマルとも違う。カーンという空洞感がある。G425 SFTみたい。
ステルス2シリーズのフェアウェイウッド3機種を、前作と打ち比べ比較・試打
▼ステルス2 HDフェアウェイの試打(1:17)から再生されます
- HDはヘッドが大きくて、ほぼミニドライバー。5番が185ccでとても大きく見える。
- G430 SFTはドローが強い、ステルス2 HDはハイが強い。
- 初速が出て、球が上がる。シャローフェースで球を拾いやすい。
- クラウンがマットからクリアになって、キランとしている。気になる人がいるかもしれない。
- 弾き感と音は軽い。カーンと軽い音がする。
ステルス2のフェアウェイウッド3機種をクラブフィッターが試打・解説
- ステルスにはフェアウェイウッド、レスキューにHDがなかったが、ステルス2で追加されている。追加された理由は、ユーザーからの要望が多かったから。
- 見た目が大きく、高く上がってつかまる設計になっている。
- ロフト設定は同じ3番で1°多い16°になっている。
- シリーズとして、低スピンの強い球が出る。
ステルス2 HDフェアウェイウッドのスペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | ヘッド体積 | 長さ |
---|---|---|---|---|
#3 | 16 | 58 | 200 | 43.25 |
#5 | 19 | 58.5 | 185 | 42.25 |
#7 | 23 | 59 | 170 | 41.75 |
ステルス2 HDフェアウェイウッドのシャフトスペック
ステルス2 HDフェアウェイウッドの公式サイトに掲載されているシャフトは、1種類のみで、ノーマルのステルス2 フェアウェイウッドの標準シャフトと同じです。
シャフト | 硬さ | クラブ重量 | シャフト重量 | トルク | バランス | 調子 |
---|---|---|---|---|---|---|
TENSEI RED TM50 (’22) |
S | 約311 | 約57 | 4.3 | D2.5 | 中 |
〃 | SR | 約310 | 約55 | 4.7 | D2.5 | 中 |
〃 | R | 約308 | 約52 | 5.0 | D2 | 中 |
ステルス2 HDフェアウェイウッドの発売日・発売価格
ステルス2 フェアウェイウッドの発売日は、2023年2月17日です。
発売価格は、TENSEI RED TM50 (’22)で¥58,300 (本体価格 ¥53,000)です。