腕時計型GPSゴルフナビで朝日ゴルフから発売の「イーグルビジョン watch 6」について、使い方・特徴・評価を取り上げます。
目次
イーグルビジョン watch 6の特徴
イーグルビジョンは、ゴルフ用のGPSナビのシリーズで、腕時計型だけでく、、PDA型(スマホ型)、音声案内型もあり、製品の種類が多いのが特徴です。
腕時計型(ゴルフウォッチ)については、丸型カラーでビジュアル表示に優れたタイプと、四角型モノクロでテキスト表示がメインのタイプがあります。
本記事で取り上げているwatch 6(EV-236)は、後者の四角型モノクロのタイプとなり、大きな数字表示で距離の確認がしやすいのが特徴のモデルです。
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それでは、イーグルビジョン watch 6を検討されている方が特徴を把握しやすいよう、主な機能、そして、良い点・気になる点を解説します。
イーグルビジョン watch 6の主な機能
- ドット液晶(モノクロ)
- GPS みちびきL1S対応(1m精度)
- ハザード情報
- グリーン形状
- 高低差機能(高低差のみの表示で、高低差を考慮した距離表示はない)
- ショット感知
- スコア管理(手動)
- スマホ連携アプリ(EV PRO)
- Bluetooth接続
イーグルビジョン watch 6は2022年9月に発売されていて、2020年12月に発売のwatch 5の後継モデルです。
外観は非常に似ていますが、グリーン形状表示、スマホアプリ連携、GPS みちびきL1S対応(1m以下の精度)が取り入れられていて、大幅に進化しています。
イーグルビジョン watch 6の良い点
良い点① シンプル・デカ文字で見やすい
watch 6は、四角型のディスプレイのモノクロ表示タイプで、最大の特徴は情報の見やすさにあります。
数字も画面一杯に大きく表示されますので、”グリーンやハザードまでの距離が手っ取り早く見れれば良い”というシンプルなニーズのゴルファーに適しています。
逆に言えば、コースレイアウトを見たい、グリーンアンジュレーションを見たい、レイアップ地点をディスプレイ上で探したいなど、高度なニーズをお持ちの方には適していません。
本体横の上下ボタンを押すと、手前のハザード情報からグリーンに至るまで、現在地からの距離を次々と案内してくれます。
▼ハザードアイコン
ハザードのアイコンも、腕時計型ゴルフナビの中では大きめで分かりやすいです。
メーカーによっては色々なメニューが詰め込まれているタイプもありますが、ラウンド中にあれこれ使いこなすのは大変という方も少なくありません。
距離が簡単に見れることに実用性を感じられる方には、非常に使いやすい仕様になっています。
良い点② 便利なベタピンナビ!データはスマホ連携で簡単受信!
watch 6には、ベタピンナビという便利な機能が搭載されています。
ピンポジデータに対応しているゴルフ場であれば、グリーン形状や幅など、グリーンに関する様々な情報を案内してくれます。
<ピンポジ対応で表示される情報>
- 現在地からグリーンのフロント・ピン位置・バックまでの距離
- 現在地から見たグリーン形状
- ピンから前・後・左・右までの距離
ベタピンナビは、前作のwatch 5から導入されていますが、watch 6ではbluetoothによるスマホとの通信が可能になっていて、スマホアプリと連携(ペアリング)させることで、自動的にピンポジデータが受信される仕様になっています。
良い点③ スッキリ・スリムデザイン
ゴルフナビは、形状で分けると丸型と四角型があります。
概ね、丸型はグラフィカルな表示を駆使してたハイエンドなモデルが多いですが、四角型の方は横幅がスリムなものが多く、ウェアラブル性に関しては丸型よりも優れている傾向にあります。
特にwatch 6では、本体側面のボタンが飛び出ておらず、装着感が高いデザインになっています。
スイングの際にボタンが当たりそうで気になるという方にも、安心して使いやすい形状です。
また、カラバリもブラックとホワイトがあるため、ご自分のゴルフウェアやゴルフグッズのテイストに合わせて選ぶことができます。
イーグルビジョン watch 6の気になった点
気になった点① スコア管理とオートショットが非連動
watch 6には、ショットを自動で感知する機能、そして、スコアをカウントする機能が搭載されています。
通常、この機能はセットで稼働して、ショット感知と同時にスコアをカウントするのが一般的です。
しかし、watch 6では、ショット感知を使うか、スコアカウントを使うか、どちらかを選ぶ仕様になっています。
両方使いたいという方には、少々残念な仕様となっています。
気になった点② 高低差を考慮した目安距離は出ない
通常、高低差機能というと、現在地からグリーン(またはピン)までの高低差を加味して、打つべき目安距離が案内されます。
そのため、水平距離と比べて、打ち下ろしの際は短く、打ち上げの際は長く案内されます。
watch 6にも高低差機能は搭載されていますが、現在地からの高低差が表示されるのみで、高低差を加味した狙うべき距離は案内されません。
そのため、どれぐらいの距離と考えて打つかは、高低差を参考に自分で判断することとなります。
イーグルビジョン watch 6の使用者による評価・口コミ
飛距離も自動測定してくれる
- watch4を使っていましたが、グローブによってはボタンを誤押しして困っていました。
- これはそのような点が改善されていて、飛距離も自動測定してくれるので、とても満足しています。
グリーンエッジまでの距離がすぐ分かる
- 初めて腕時計タイプの距離計を購入。これまではレーザー距離計を使っていましたが、便利さはこちらですね。
- グリーンエッジまでの距離がすぐ分かるのは非常に良いです。
軽くて全く違和感ない
- 軽くて全く違和感なくプレーできます。
- シンプルでわかりやいです。買ってよかったです!
イーグルビジョン watch 6の構成内容(本体・付属品)
- 本体
- micro USB
- クイックマニュアル
- 交換用ベルト(ロングタイプ)
- ベルト交換用器具
- 保証書
イーグルビジョン watch 6のスペック
解像度 | 60×60ドット |
---|---|
スクリーン | 液晶(モノクロ) |
外形寸法 | 46mm(縦)× 37mm(横)× 13mm(厚さ) |
重量 | 約40g |
バッテリー稼働時間 | GPSモード:最大12時間、ウォッチモード:約19日間 |
電池 | 充電式リチウムイオン電池 |
防水等級 | IPX7 |
通信仕様 | Bluetooth |
ショット感知 | あり |
スコア管理 | あり (手動操作で、ショット感知とは併用不可) |
スロープモード | あり (高低差のみの表示で、距離に高低差は未考慮) |
ハザード表示 | あり |
コースレイアウト | なし |
グリーン形状 | あり |
スマートグリーン | なし |
グリーンアンジュレーション | なし |
3点間距離 | なし |
専用アプリ | あり |
イーグルビジョン watch 6の発売価格
イーグルビジョン watch 6はオープンプライスで、当記事執筆時点での市場価格は、Amazonで19,700円、楽天で24,200円の出品がありました。
殆どの出品が24,200円に統一されているため、基本的にはこの価格で販売されるようです。そのため、少しでも下回る値段で出品されていれば、お買い得ということになります。