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ミズノのロフト角・ライ角・フェース角の調整機能(クイックスイッチ)を徹底解説!ST230・ST220・ST・ST200・Mizuno PRO・MP・JPXなど互換性は!?

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ミズノのSTシリーズ(ST230、ST220、ST、ST200)、Mizuno PRO、MP、JPXなどに搭載されているロフト角・ライ角・フェース角の調整機能「クイックスイッチ」について取り上げます。

クイックスイッチとは?

「クイックスイッチ」とは、ミズノのドライバー・フェアウェイウッド・ユーティリティに搭載されている調整機能で、ロフト角・ライ角・フェース角を調整することができます。

*出典:mizuno.com

モデルによって搭載状況に差がありますが、ソールやネックを見れば確認することができます。

ソール側にシャフトを取り外す際にトルクレンチを挿し込むポートがあったり、ネック側にスリーブが確認できれば、「クイックスイッチ」が搭載されています。

ロフト角・ライ角・フェース角の調整は、専用レンチを用いて行う

「クイックスイッチ」のロフト角・ライ角・フェース角の調整は、付属の専用レンチを用いて行うことができます。

以前は、調整機能付きのゴルフクラブには専用レンチが必ずと言って良いほど付属していましたが、最近はコスト削減のためか、付属していないメーカーが徐々に増えています。

ミズノに関しては、2023年モデル時点で調べてみると、ドライバー・フェアウェイウッド・ユーティリティに至るまで付属しています。

お手元にない方は、楽天・Amazonなどで購入する等で容易に入手することができます。

「クイックスイッチ」は、JPXなどの古いモデルにも搭載されていますので、もし中古でドライバーを購入される場合は、専用レンチの有無を確認されると良いでしょう。

*参考:mizuno.com

調整方法は、専用レンチをソール側から差し込んで、ネジを緩めます。次に、スリーブにあらかじめ用意されているポジションを変更し、ヘッドに挿し直します。最後に再び専用レンチを用いて、ネジを締めます。

ロフト角・ライ角・フェースの調整内容(セッティング・パターン)を解説

ミズノの「クイックスイッチ」は、スリーブを回転させることで調整の切替、つまり、ロフト角・ライ角・フェース角の変更を行います。

タイトリストやキャロウェイといったメーカーでは、スリーブにリングパーツが付属した特殊な構造により、ロフト角とライ角を独立的に調整することができるものがあります。

ミズノの場合は標準的なカチャカチャ式のため、ロフト角・ライ角・フェース角の組み合わせは予め8種類決められていて、その中から選択する形となります。

ロフト角・ライ角・フェースの調整内容(セッティング)

調整できるセッティングは8通りです。

ポジション ロフト角 ライ角 フェース角
-2
LOW
-2 +1.5 2.5 Open
-1 -1 +0.5 1.25 Open
LOFT
STD
±0 ±0 ±0
+1 +1 +0.5 1.25 Close
+2
HIGH
+2 +1.5 2.5 Close
+1U +1 +2.5 1.25 Close
3°UP
UPRT
±0 +3 ±0
-1U -1 +2.5 1.25 Open

ロフト角は、-2°~2°の調整が可能で、ポジションの真反対(裏側)が±0°です。

ライ角は0~3°までアップライト調整が可能で、真反対にすると最大アップライトです。

「クイックスイッチ」の互換性

以下のモデルはクイックスイッチが搭載されていて互換性があります。

  • ST-X 230、ST-Z 230
  • ST-X 220、ST-Z 220、ST-G 220
  • ST-X、ST-Z
  • ST200X、ST200
  • Mizuno Pro MODEL-E・MODEL-S
  • MP TYPE-1・TYPE-2
  • JPX 900
  • JPX 850
  • JPX EⅢ sv

FW、UTと記載があるものは、ドライバーや他のクラブと互換性がありませんのでご注意ください。

*引用:mizuno.com

 

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