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KING ツアー、KING CB・MB アイアンの最新情報・違いをまとめ!スペック・試打・評価・発売日

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コブラの2023年モデルのKING ツアーアイアン、KING CB・MBアイアンについて、特徴・スペック・モデル間の違い等をまとめました。

KING ツアー、KING CB・MB アイアンの概要

コブラから2023年モデルのアイアンは、当記事執筆時点で4機種が発売されています。

その内、アスリート向けにリリースされているのが本記事で取り上げているKING ツアーアイアンとKING CB/MBアイアンです。

  • KING ツアー アイアン
    キャビディバック形状のアイアンで、バックフェースにはアルミニウムメダリオンが装着されていて、寛容性を高めてある。
  • KING CB/MBアイアン
    CBアイアンとMBアイアンのコンボで、4~6番が寛容性を備えたCBアイアン、7~9番、PW、GWが操作性を備えたMBアイアン。

KING ツアー、KING CB・MB アイアンの違いを比較

特徴の違いを比較

モデル KING ツアー KING CB/MB
形状 ツアーキャビティバック キャビティバック(~6I)
マッスルバック(7I~)
素材 軟鉄 軟鉄
製法 鍛造 鍛造
アルミニウム
メダリオン
弾道高さ

ツアー、CB/MB共に、軟鉄鍛造のアイアンです。ツアーの方はバックフェース側にCNCミルドにより空洞が作られ、中にはTPU素材が満たされアルミニウムメダリオンでカバーされています。

CB/MBの方が素材と製法によるピュアな打感・打音が得られるのに対して、ツアーの方はクッション性のあるTPUによりフィーリングの良さが生み出されています。

より打感・打音に拘る方は、CB/MBの方がオススメです。

ヘッド形状の違いを比較

※左がツアー、右がCB/MB

こちらはネック形状の映像を比較したものです。

どちらもアスリート向けのモデルだけあってネックはすっきりとしていてストレートで、操作性を求める方が扱いやすい形状です。

▼オフセットの違い

モデル KING ツアー KING CB/MB
5番 3.1mm 2.0mm(CB)
7番 2.5mm 1.3mm(MB)
PW 1.9mm 1.3mm(MB)

両者を比べてみると、CB/MBアイアンの方はほぼ完全なストレートネックで、フェースを差し出したなりの弾道を繰り出せそうです。

実際にオフセットの数値を比較してみると、CB/MBの方が小さく、よりストレートになっています。

※左がツアー、右がCB/MB

こちらはソール形状を横から見た映像を並べたものです。

どちらもシャープな形状で、ダウンブローでしっかり打ち込んでいきたい方が、シャープに振り抜きやすくなっています。

 

 

 

ヘッド外周部には中空ながらもキャビティ形状になっていて、ミスに対する許容性も備わっています。

※左からノーマル、X、MAX FAST

ネック形状は大きく異なっています。

ウッド系と同じシリーズで発売されるアイアンは、オフセットが大きめ、トップライン、ソールが厚めというのがキャロウェイの特徴でした。

真ん中のパラダイム Xはその特徴のままですが、左のパラダイムアイアン(ノーマル)と右のパラダイム MAX FASTアイアンの方は、ネックがストレートに近く、トップラインも薄めで全体的にすっきりとしたデザインになっています。

つかまりという点では、パラダイムXアイアンが最もしっかり捉えてくれますので、右への不安がある方に適しています。

番手・ロフト角の違いを比較

番手 KING ツアー KING CB/MB
4 22.0° 24.0°
5 25.0° 27.0°
6 28.0° 30.0°
7 32.0° 34.0°
8 36.0° 38.0°
9 40.0° 42.0°
PW 44.0° 46.0°
GW 48.0° 50.0°

ロフト角は、全ての番手でCB/MBアイアンの方が2°大きくなっています。

同じ番手でもフェースが寝ていますので、より高さをしっかり出して、止めて狙いやすくなっています。

ツアーの方は2°立っているといっても、7番で32°ありますので、こちらも十分に落として狙いに行けます。

ただ、2°の分だけ飛距離性能がありますので、飛距離を少しクラブに頼りたい方にとっては、ツアーの方が好まれます。

KING ツアー、KING CB・MB アイアンの試打・評価

こちらは、KING CB/MBアイアンの試打・評価の動画です。

<試打クラブ>

  • KING CBアイアン 5番(27°)
  • KING MBアイアン 7番(34°)
  • KING MBアイアン PW(46°)

シャフトは、5番・PWがNS MODUS3ツアー 105のみ、7番がNS MODUS3ツアー 105とDG EXツアーイシューです。

KING ツアー、KING CB・MB アイアンの各モデルの特徴

KING ツアー アイアン

特徴

KING ツアー アイアンは、軟鉄鍛造によるキャビティ形状のアイアンです。

バックフェースはCNCミルドにより空洞が施され、中にTPU素材が詰め込まれていて、余分な振動を吸収してくれます。

また、TPU素材を追おう部分には、アルミニウムメダリオンが装着されていて、寛容性のアップに貢献しています。

ネックはストレートで、7番のロフト角が32°となっていますので、少しだけ寛容性と飛距離性能を持たせたアイアンです。

スペック

番手 ロフト ライ角 オフセット (mm) 長さ
4 22.0° 60.50° 3.4 38.50″
5 25.0° 61.00° 3.1 38.00″
6 28.0° 61.50° 2.9 37.50″
7 32.0° 62.00° 2.5 37.00″
8 36.0° 62.50° 2.3 36.50″
9 40.0° 63.00° 2.1 36.00″
PW 44.0° 63.50° 1.9 35.75″
GW 48.0° 63.50° 1.9 35.50″

KING CB・MB アイアン

特徴

KING CB/MB アイアンは、名前からも分かる通り、CBとMBのコンボによりセットが構成されています。

飛距離を出す4~6番までは寛容性のあるCB(キャビティバック)で、コントロールショットが求められる7番~GWまでは操作性のあるMB(マッスルバック)となっています。

ロフト角は7番で34°で、ネックはきれいなストレートとなっていて、上級者が意図した通りの弾道で、しっかり高さを出して狙いに行くことができます。

KING ツアー アイアンとの大きな違いとして、バックフェースにTPU素材がありませんので、軟鉄のピュアなフィーリングを味わうことができます。

スペック

番手 ロフト ライ角 オフセット (mm) 長さ
4 24.0° 60.50° 2.3(CB) 38.75″
5 27.0° 61.00° 2.0(CB) 38.25″
6 30.0° 61.50° 1.8(CB) 37.75″
7 34.0° 62.00° 1.3(MB) 37.25″
8 38.0° 62.50° 1.3(MB) 36.75″
9 42.0° 63.00° 1.3(MB) 36.25″
PW 46.0° 63.50° 1.3(MB) 36.00″
GW 50.0° 63.50° 1.3(MB) 35.75″

KING ツアーアイアン、KING CB・MBアイアンの発売日・発売価格

KING ツアーアイアン、KING CB・MBアイアンの発売日は、2023年2月11日です。

発売価格は以下の通りとなっています。

  • KING ツアーアイアン
    N.S. PRO MODUS3 TOUR 115(5I~PW):165,000円
    N.S. PRO 950GH neo(5I~PW):165,000円
  • KING CB・MBアイアン
    N.S. PRO MODUS3 TOUR 105(5I~PW):165,000円
    ダイナミックゴールドEXツアーイシュー(5I~PW):171,600円
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