高反発のルール適合外のドライバーについて、おすすめモデルを特集しました。クラブ重量が軽い順ランキングで紹介します。
ドライバ―のルール適合・不適合とは?
この記事をご覧になっている方は、ルール適合外のドライバー特集になりますので、よく飛ぶドライバーでゴルフを楽しみたい、年齢と共におちた飛距離を回復したい等、ドライバーの飛距離を求める方がご覧になっていると思います。
ルール適合外のモデルは、公式競技・月例・ハンディキャップ取得などでは使用できませんので、プライベートのゴルフでの利用となります。
改めて、ルール不適合とは何かを解説しますと、主にヘッド体積と反発係数の2種類の上限値があります。
ヘッド体積に関するルール
クラブヘッドの体積は上限が460ccと定められています。最近では大型ヘッドが主流になっていますので、市販のドライバーの大半が460ccになっているのはそのためです。
ヘッド体積が大きいほど、慣性モーメントと呼ばれるブレにくさが大きくなりますので、センターを外した時に生じるヘッドのブレが小さくなり、強く真っすぐ飛びやすくなります。
反発係数に関するルール
反発係数とはぶつかった時にどれぐらい跳ね返るかを数値化したものです。
衝突前の互いに近づく速さに対する、衝突後の互いに遠ざかる速さの比のことである( 衝突の前後での相対速度の大きさの比)。はねかえり係数ともいう。
(引用:wikipedia)
衝突前の互いに近づく速さとは、まずボールは静止していますので、インパクトの直前のヘッドスピードのことを表します。そして、衝突後の互いに遠ざかる速さとは、ボールとヘッドのスピードの差です。この速さの比が反発係数でして、ルールでは0.83を超えてはならないとされています。
ルール不適合の高反発モデルとは、ヘッド体積が460ccを上回っている、反発係数が0.83を上回っているなど、ルールを一つでも超えているモデルを言います。
高反発ドライバー おすすめモデルについて
ルール不適合モデルについては、昔の飛距離を取り戻したい、ルールに縛られないプライベートで飛ぶドライバーを使いたいなど、一定のニーズがあります。実際に、大手のゴルフメーカーでも、高反発モデルを製造しているところがあります。
この記事では、お勧めのルール不適合の高反発ドライバーについて、クラブ重量が軽い順にランキングで紹介します。
軽い順としたのは、高反発モデルのニーズがグランドシニア層を中心としていて、軽いクラブへのニーズも高いため、高反発で軽いモデルのランキングとしました。
第1位 マジェスティ SUBLIME ドライバー(ルール適合外)
フェース素材にTFスプリングチタンが用いられ、ルールを超えた反発性能を有しています。46インチと長尺ですが、クラブ重量は255gとかなり軽量かされていますので、スインガータイプのゴルファーには扱いやすいモデルとなっています。
- ロフト角:10.5°
- ヘッド体積:460cc
- クラブ重量:255g
- クラブ長さ:46インチ
第2位 KASCO ゼウスインパクト(ルール適合外)
キャスコから発売のゼウスインパクト Easy Specドライバーは、ヘッドサイズが480ccの超デカヘッドです。そして、反発係数はルール限界を大きく上回る0.855で、驚異的は反発性能を発揮してくれます。
この種のクラブは長尺タイプが殆どですが、長尺の46.25インチに加え、45.5インチも用意されていますので、長尺が得意な方・苦手な方の双方に対応しています。
- ロフト角:10.5/11.5°
- ヘッド体積:480cc
- クラブ重量:270~279g
- クラブ長さ:45.5/46.25インチ
第3位 PRGR NEW SUPER egg 480 ドライバー(ルール適合外)
NEW SUPER egg 480 ドライバーは、ヘッドサイズが480ccのドデカヘッドで、高反発エリアも広く取られています。重心角が31°とかなり大きめのため、抜群のつかまりの良さを発揮してくれます。
- ロフト角:10.5/11.5°
- ヘッド体積:480cc
- クラブ重量:277~280g
- クラブ長さ:45.5(R2は45)インチ
まとめ
高反発のモデルについて、ルール適合・不適合の解説と、おすすめの高反発モデル3本を取り上げました。年齢を重ねながら以前と同じようにゴルフを楽しむために、高反発モデルはとてもおすすめです。
競技など公式なプレーでなければ、高反発モデルを使って、自分のベストの頃のイメージに近い弾道でラウンドすることで、ゴルフの楽しさが普段より上がるのではないかと思います。