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SIM MAX Dドライバーの試打・評価・感想

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▼SIM MAX-Dドライバーの日本モデルについては、下記記事をご覧ください。
≫ 【日本モデル】SIM MAX-Dドライバー・フェアウェイウッドが限定発売!発売価格・発売日・スペックまとめ
▼SIMドライバーの最新情報については、下記記事をご覧ください。
≫ テーラーメイド SIM ドライバーの最新情報をまとめました
★2020-06-27追記:試打動画を追加しました。

テーラーメイドの2020年モデル、SIM MAX Dドライバーについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。

「SIM」ドライバーは3種類ある

SIMシリーズからは3種類のドライバーが発売となっています。

左から、ソールにウェイト調整機能が付いた「SIMドライバー」、調整機能がなくオートマチック性の高い「SIM MAXドライバー」、そしてそのドロー仕様モデルの「SIM MAX D」ドライバーです。

本記事で取り上げるのは「SIM MAX Dドライバー」です。「SIM MAX ドライバー」のウェイト配置を変えただけのモデルと思われがちですが、スライサー向けの特徴がいくつかありますので、詳しく紹介します。

▼SIM・SIM MAXドライバーの特徴については下記記事をご覧ください。
≫ テーラーメイド SIM ドライバーの最新情報をまとめました【スペック・特徴を徹底解説】

▼SIMドライバーの試打・評価については、下記記事をご覧ください。
≫ SIMドライバーの試打・評価・感想

▼SIMドライバーとSIM MAXドライバーの違いについては、下記記事をご覧ください。
≫ SIMドライバーとSIM MAXドライバーの違い

SIM MAX Dドライバーの特徴

ヒール寄りにウェイトを搭載

SIM MAX D-TYPEドライバーは、ドローバイアス設計となっていますので、ヒールよりに内部ウェイトが配されています。

この種の重量配分では、重心角が大きく、重心距離が短くなりますので、ヘッドローテーションが容易になります。

スライスの原因がインパクトの際にヘッドが返されていない場合には、ヒール寄りウェイトはスライス改善に効果的に働いてくれます。

グース気味のヘッド位置

左がSIM MAX D-TYPEドライバーです。黒いフェース面の位置が、右のノーマルなモデルよりも奥に下がっていて、グースが効いたような形状になっています。

フェースが奥にある分、アドレスした時につかまりの良さが感じられます。実際の挙動としても、フェースが後ろにある分、インパクトのタイミングが遅くなりますので、フェースを返す時間が確保され、よりボールがつかまりやすくなります。

フェース面積はSIMドライバーより+18%大きい

SIM MAXはSIMよりも8%フェースが大きくなっていますが、SIM MAX D-TYPEはさらに大きく、SIMよりも18%大きくなっています。

SIM MAXドライバーよりも、打ち出しが高い

弾道については、ヒール寄りウェイトとなっていますので、まず、右へのミスが抑えられます。

そして、打ち出しの高さについては、SIMドライバーは低め、SIM MAXドライバーは中ぐらいですが、SIM MAX D-TYPEドライバーは高めとなっています。

SIM MAX D-TYPEドライバーのスペック

ヘッドスペック

ロフト角 ライ角 ヘッド体積 長さ バランス
9.0° 56-60° 460cc 45.75″ D3
10.5° 56-60° 460cc 45.75″ D3
12.0° 56-60° 460cc 45.75″ D3

ロフト角は9、10.5、12°の3種類となっています。

シャフトスペック

D-TYPEモデルはUSモデルとなりますので、USサイトの情報を確認しますと、掲載されているシャフトはUST Mamiya Heliumのみの1種類です。

▼UST Mamiya Helium

硬さ 重量 トルク チップ径 打ち出し スピン量
S 54g 5.5 0.335 中~多
R 53g 5.5 0.335 中~多

SIM MAX Dドライバーの試打・評価

  • D(ドロー仕様)と謳う程、つかまる感じはない。
  • もともとSIM、SIM MAXがつかまりを抑えてるので、Dドライバーはニュートラル。
  • 打感は、M6、SIM MAXに近い。
  • SIM MAX Dドライバーの方がヘッドの(縦の)膨らみを感じる。
  • ヘッドスピード40m/sぐらいの方が、ドロー感は出る。

TENSEI CK PRO 60 WHITE Sにて試打した動画です。

  • SIMシリーズの中でフェース面積が最も大きく、ミスヒットにも強い。
  • SIM、SIM MAXと比べて、ヘッド重量に大差はない。
  • 飛距離性能は高く、スピン量も程よい。安定してキャリーが稼げる。
  • SIMシリーズは、極端につかまるモデルではなくフェード系になる。SIM MAX D-TYPEは、簡単にドローが打てるというものではなかったが、スライス回転が少なくなる。
  • 打感はやや硬め。良い打感とは言いにくいが、許容できる範囲。
  • 前作よりもヘッドの座りが良い。
  • シリーズの中は最もつかまりが良い。弾道はストレート。
  • SIMシリーズの中では最もおすすめ。

SIM MAX D-TYPEドライバーの購入方法

冒頭で触れた通り日本モデルとしては未発売のモデルとなりますので、入手する場合は、USモデルを購入することとなります。最近は海外モデルを取り扱っている日本のゴルフショップも増えています。特にネットで購入すると安価で入手することができます。

おすすめはUSモデル専門で運営実績も長いフェアウェイゴルフさんです。

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