テーラーメイドのMシリーズのドライバーは、M1~M6まで発売されていて、どれがオススメのドライバーかは関心が集まるとことろです。
以前にも取り上げましたPika golfさんにて、Mシリーズの全てではありませんが、M2・M4・M5・M6・Mグローレを試打された動画がとても参考になりましたので、取り上げてみます。
▼ちなみに、以前、取り上げた動画の記事はこちらです。

アマチュアによる試打・評価が参考になる理由!
試打動画というと、プロやクラブ評論家の方など、かなりの腕前を持った方が行われているケースが多く見受けられます。こういった方々は製品に関する知識量が豊富なため、解説や評価を含めてとても参考になります。
一つ注意が必要な点としては、上級者の方の場合、クラブに合わせてしまう技術と器用さもあります。「アベレージゴルファーが使ったらどうなるか?」については、実際に、アベレージゴルファーが打った方が、リアルな実例としてとても参考になります。
アマチュアの試打が参考になる2つの理由
- アマチュアは打ち方が基本的に1種類のため、クラブに合わせずに打った実状が見える
- ゴルフ業界でのしがらみがなく、本音で良い悪いの評価が出てくる
この2つの詳しい理由については、当サイトでも人気のある下記記事で解説していますので、リンクを載せておきます。
≫ M6とM4、どちらのドライバーが飛ぶか?アマチュアがリアルに試打した結果が興味深い!
アマチュアのスライサーがM2・M4・M5・M6・Mグローレドライバーをガチで試打した動画
こちらの動画では、スライスが出るアマチュアゴルファーにて、テーラーメイドのMシリーズのドライバー5種類をガチでたっぷり試打しています。
試打では、アスリート向けと言われているM5ドライバー、そして、スライサーにとってはM3より難しいとも言われるM4ドライバーも登場しますので、とても興味深く参考になる動画です。
▼以下が動画に登場するドライバー5本です。
- M2ドライバー(2017年)
- M4ドライバー
- M5ドライバー
- M6ドライバー
- Mグローレドライバー(厳密にはグローレシリーズ)
ということで、試打に含まれていないドライバーは、初代のM1・M2、M1(2017年)、M3の4種類となります。
Mシリーズドライバーの一気試打から見えてくること
M2ドライバーは、激しくスライスする
M2ドライバーは、ゴルフ評論家の中で評価が高いモデルで、一部では既に銘器とも言われています。
M1がアスリート向け、M2がアベレージ向けとなりますので、スライサーをお助けしてくれそうな印象がありますが、しっかりとスライスが出ています。
動画の中でスライスが激しく出る理由について、ツイストフェースがまだない頃のモデルだからという評価をされています。
M4ドライバーはツイストフェースの効果で曲がらない!
このM4ドライバーの試打が最も興味深い内容でした。と言うのも、「M4ドライバーはアベレージ向けの割に全然つかまらない」という評価をかなりの方が述べています。
これをアマチュアのスライサーが試打したら、右に滑りまくるのを想像していましたが、意外や意外、曲がり幅がM2ドライバーよりもはっきりと抑えられています。試打者は「ツイストフェースの効果」と評価されています。
打ち出しの高さも得られているので、実戦でも使いやすそうです。M4ドライバーはUSモデルにドローバイアスのD-TYPEがありますので、こちらを使って試打されると更に真っすぐ飛ぶかもしれません。
▼M4 D-TYPEドライバーの試打・評価は、別の記事で取り上げましたので、リンクを載せておきます。
≫ M4 D-TYPEドライバーの試打・評価・感想
M5ドライバーは弾道が低めだが、スライスは抑えられている
M5ドライバーはアスリート向けモデルで、中級者や上級者に好まれているドライバーで、持ち球はフェードというよりドローが多いと思われます。
スライサーというより、アベレージゴルファーで使いこなせるのかどうかが興味深かったのですが、スライスが抑えられ、M2ドライバーよりも良い弾道が出ています。
ヘッドスピードが速い人向けのクラブですので、打ち出しはM6ドライバーよりも低くなっていますが、M5は可動式ウェイトが搭載されていますので、調整がピタッとあえばかなりの武器になりそうです。
▼M5ドライバーのウェイトの調整例は、別の記事で取り上げましたので、リンクを載せておきます。
≫ M5ドライバーのウェイト調整機能、リバースTトラックについて徹底解説!調整例の基本5種類
M6ドライバーはスライスが抑えられるが、M4ドライバーと大差ない?
M6ドライバーは、M4ドライバーよりつかまりが良く、球が格段に上がりやすい。そして、深重心で直進性に優れていると言われています。
試打した結果としては、スライス改善の効果はM4ドライバーと同程度のため、ツイストフェースの効果が出ているようです。打ち出し角も同じぐらいに見えますので、M6ドライバーならではのメリットは表れていないようです。
Mグローレドライバーはストレートに飛ぶ
Mグローレドライバーは、厳密にはMシリーズではなく、グローレシリーズにMの要素を搭載したモデルです。
試打した結果は、スライサーとは思えない弾道です。きれいにストレートに飛んで行き、打ち出し角も適度な高さが得られています。
Mグローレはシニア向けの軽量なクラブのため、ツイストフェースとクラブ重量が試打者にフィットしたのかもしれません。
▼Mグローレ関連の記事です。
≫ Mグローレ ドライバーの評価・くちこみをまとめました
≫ MグローレドライバーとM4ドライバーの違い
まとめ
アマチュア試打者によるMシリーズのドライバーの試打動画を取り上げました。
ツイストフェースを搭載しているもの、していないものの両方を試打されているので、ツイストフェースの効果が分かりやすかったように感じました。
このようなリアルな試打はとても参考になりますので、また発見しましたら、紹介していきたいと思います。

