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SIM MAXドライバーとM6ドライバーの違い

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▼SIMドライバーの最新情報については、下記記事をご覧ください。
≫ テーラーメイド SIM ドライバーの最新情報をまとめました

テーラーメイドのSIM MAXドライバーと、前年のモデルのM6ドライバー。ターゲットゴルファーが重なるこの2つのドライバーの違いについて取り上げます。

SIM MAXドライバーとM6ドライバー

テーラーメイドの2020年モデルは、2016年から続けてリリースされていたMシリーズではなく、新たに誕生したSIMシリーズとなっています。

SIMシリーズのドライバーは、アスリート向けのSIMドライバーと、アベレージ向けのSIM MAXドライバーが発売となっています。

Mシリーズとの継承関係はありませんが、前年のモデルでターゲットゴルファーが同じという意味では、SIM MAXドライバーはM6ドライバーの後継モデルと言えます。

▼SIM・SIM MAXドライバーの特徴については下記記事をご覧ください。
≫ テーラーメイド SIM ドライバーの最新情報をまとめました【スペック・特徴を徹底解説】

▼SIMドライバーとSIM MAXドライバーの違いについては、下記記事をご覧ください。
≫ SIMドライバーとSIM MAXドライバーの違い

SIM MAX ドライバーとM6ドライバーの共通点

この二つのドライバーの違いを見ていく前に、共通のテクノロジーを確認しましょう。

スピードインジェクション・ツイストフェース・スピードポケットを搭載

出典:https://www.taylormadegolf.jp/

従来からあるスピードポケット、M3・M4で登場したツイストフェース、M5・M6で登場したスピードインジェクションは、M6と同様にSIM MAXドライバーでも搭載されています。

スピードインジェクションはルール限界の最大反発を提供し、ツイストフェースは左右の打点のブレに対して弾道をセンターに飛ばしてくれます。

スピードポケットは、フェース下目でのヒットに対してボールスピードの低下を抑えてくれますが、SIMでは貫通型が採用されていますので、その効果がより大きくなります。

どちらも低重心で深重心

SIM MAXドライバーもM6ドライバーも、ソールの下に大きなウェイトが装着されていて、同様な構造となっています。

重心を深く・低く設定していますので、ボールの上がりやすさ、直進性、ミスへの許容性を重視したやさしいドライバーに分類されます。

ロフト角・ライ角の調整機能を搭載

出典:https://www.taylormadegolf.jp/

ロフト角・ライ角の調整機能もSIM MAXドライバー、M6ドライバーの双方に搭載されています。公式サイトで互換性に関する説明は見つかりませんでしたが、12ポジションの2°スリーブとなっていて、互換性はあるように見えます。

▼こちらはSIMドライバーの動画になりますが、シャフトは互換可能と解説されています。

SIM MAXドライバーとM6ドライバーの違い

SIM MAXドライバーは空力を取り入れている

空力と言えば、PINGのタービュレーターがドライバーではお馴染みですが、テーラーメイドもついて空力を取り入れました。

SIMとM6はソールが殆ど同じに見えますが、SIMの方はセンターのロゴ部分が斜めに20°傾いて設置されています。

この形状にすることで、ヘッドスピードが最も速くなるスイング後半のハーフウェイダウンからインパクトの際に、空気抵抗が抑えられ、ヘッドスピードが従来よりも速くなります。

SIMの「Shape In Motion」は、「動きを極めた形」となっています。

SIM MAXドライバーは更にシャローバックで、深重心・低重心になっている

クラウンを見比べて見ると、左のSIM MAXドライバーの方がストレッチが長く、より重心を深くする意図が感じられるヘッド形状となっています。

発売前から試打している評論家からも、直進性の高さに触れる声が多く聞かれ、高MOIにより真っすぐ飛ばしやすいドライバーに仕上がっています。

形状面ではSIM MAXがやや洋ナシ型になっていますので、丸型ライクでつかまりが感じられるモデルが好みの方は、敢えてM6ドライバーを選ぶという選択をおすすめします。

M6ドライバーは、ソールに46gの大きなウェイトが搭載され、かなり深重心・低重心に設計されています。実際に、球が上がりやすく、直進性が高く、アベレージゴルファーがとても扱いやすいモデルとなっています。

しかし、SIM MAXドライバーは、ソール後方の装着物がヘッド最後部と同じぐらい後ろに下がっています。深重心・深重心が一段と進化していることで、高弾道・寛容性がさらに際立ったドライバーとなっています。

SIM MAXドライバーとM6ドライバーのスペック比較

M6ドライバーでは、ロフト角が9°と10.5°の2種類でしたが、SIM MAXドライバーでは、12°が加わり、打ち出しが低過ぎる方の選択肢が広がっています。

クラブ全体の重量は、標準シャフトを装着したモデルでM6ドライバーが295~299g、SIM MAXドライバーが294~298g。重量差は1gですので、殆ど変わりません。

ただ、ライ角はM6ドライバーが58°なのに対して、SIM MAXドライバーでは56°となっていてフラットになっています。

どちらもロフト角・ライ角の調整機能を搭載していますので、アップライトにすることはできます。

▼それぞれのモデルのスペックの詳細、試打評価については、別記事にまとめてありますので、リンクを載せておきます。
≫ SIM MAXドライバーの詳細スペック・試打
≫ M6ドライバーの詳細スペック・試打

SIM MAXドライバーとM6ドライバーの試打比較

  • 打感はM6ドライバーの方が柔らかく、SIM MAXドライバーの方が弾いてる感じがある。M4ほど硬くはない。
  • M6よりスピンが抑えられて、吹け上がらない。

まとめ

SIM MAXドライバーもM6ドライバーも、どちらも深重心・低重心で、高弾道で直進性が高く、ミスに強いドライバーです。

ツイストフェース、スピードポケットの寛容性を高めてくれるテクノロジーは共に搭載されています。

ターゲットゴルファーも同じになりまして、選択の基準は、空力を取り入れ更なる深重心にしたSIMドライバーか、ニューモデルの登場でコスパが増したM6ドライバーか、というあたりになると思います。

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