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ニューゼクシオ 2004(XXIO 3) ドライバーの試打・評価・感想

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ダンロップから2004年モデルとして発売されているニューゼクシオ(XXIO 3)ドライバーについて、試打や感想を交えながら取り上げます。

NEW XXIO 2004 ゼクシオ 3代目 ドライバー

こちらのXXIOドライバーは3代目モデルとして2004年に発売されています。

3代目までは「ニューゼクシオ」という名称で発売されていますので、1~3代目までは、世代や年代を付して識別されます。

NEW XXIO 2004 ゼクシオ 3代目は2種類ある!

ゼクシオ3代目モデルは、2種類のモデルが存在します。

まず、写真左がレギュラーモデルのニューゼクシオで、写真右が上級者向けのニューゼクシオ ハードスペックです。本記事ではレギュラーモデルのルール適合の方を取り上げています。

ちなみに、ハードスペックの方は、シャフトは約15~20g重いツアーブラックが採用され、フェース角はつかまり過ぎないようストレートになっています。最近のモデルで言うMiyazakiモデルと捉えると良いと思います。

ヘッドサイズが405ccとかなりこぶり

 

SLEルールが施行される前のモデルになりますので、ヘッドサイズは現在の標準とかなり異なっています。XXIO 3代目のヘッドサイズは405ccですので、とてもこぶりなヘッドです。

ボディー設計にスーパーコンピューターを活用

出典:http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2003/2003_115.html

最近ではAIによるクラブ設計が話題となっていますが、ゼクシオでは、既に2004年の時点でスーパーコンピューターを用いたボディー剛性のシミュレーションが行われています。

昔からのゼクシオユーザーの方は、Degital Impactという言葉に聞き覚えがある方もいるのではないかと思います。

IT活用により目指したのは、高打ち出し・低スピンで、ボディーを柔らかくすることで実現されています。

フェースの偏肉設計により打点のバラツキに対応

出典:http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2003/2003_115.html

ゼクシオ3のフェース設計は上図の通り、偏肉設計が採用されています。アベレージゴルファーの打点のバラツキに合わせてトゥ・ヒール方向に薄肉エリアが広がっています。

筆者が驚いた点は、「ハイトゥ・ローヒール」方向に広がっている点です。これは、テーラーメイドのツイストフェースの説明の中でゴルファーの打点のバラツキ傾向として解説されていた内容と一致します。

45インチの短尺で、振りやすい

ゼクシオは2~4代目まで、クラブ長さが45インチとなっています。最近のクラブと比べると、0.5~1.0インチ短尺になっていますので、振りやすさが感じられると思います。

クラブ重量は291gですので、振りやすい分、ヘッドの重みをいかせて、大型クラブが使いづらい人には扱いやすい貴重なゼクシオモデルです。

NEW XXIO 2004 ゼクシオ 3代目の試打動画

ゼクシオ3とゼクシオ4を打ち比べた動画です。前半でゼクシオ3を2本、後半でゼクシオ4を2本試打しています。

最初にゼクシオ3(2004年モデル)を2本登場します。映像からはっきり確認はできませんが、スコアラインの様子からすると、レギュラーモデルの高反発モデルではないかと思われます。

NEW XXIO 2004 ゼクシオ 3代目のスペック

ヘッドスペック

  • ロフト角:8/9/10/11/12°
  • ライ角:57°
  • ヘッド体積:405cm3
  • クラブ長:45インチ
  • クラブ重さ:291g(Rスペック)

シャフトスペック

標準シャフト(MP300 カーボンシャフト)のスペックです。フレックスはX、S、R、R2まで用意されています。

硬度 調子 重さ(g) トルク
X 中元 55 3.9
S 52 4.0
R 48 4.2
R2 45 4.7
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