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テーラーメイド SIM・SIM MAX・SIM MAX D-TYPEフェアウェイの試打・評価!3つの違いも徹底解説

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テーラーメイドから発売のSIM・SIM MAX・SIM MAX D-TYPEフェアウェイウッドについて取り上げます。

SIMのフェアウェイウッドは3種類

SIMシリーズのフェアウェイウッドは、ドライバーと同様のモデル構成となっています。

アスリート向けSIMフェアウェイウッド、アベレージ向けのSIM MAXフェアウェイウッド、そして、ドロー仕様のSIM MAX D-TYPEフェアウェイウッドの3種類です。なお、D-TYPEはUSモデルとなります。

そのため日本モデルとして発売されるのは、SIMフェアウェイウッド、SIM MAXフェアウェイウッドの2種類となります。

↑その後、日本からもSIM MAX Dフェアウェイウッドが発売となりました。

SIMフェアウェイウッドとSIM MAXフェアウェイウッドの試打・評価

日本で発売されるモデルのSIMフェアウェイウッド、SIM MAXフェアウェイウッドについて、ゴルフ場で試打した動画です。モデルの形状面の特徴なども解説されています。

  • M5、M6と比べると打感は硬い。打音は乾いている。
  • SIM MAXフェアウェイウッドはボールがつかまってやさしい。
  • SIMフェアウェイウッドはつかまえたり逃がしたり操作できる。

SIM MAX Dフェアウェイウッドの試打・評価

▼日本モデルで試打されています。

 

  • スプーンとは思えない高さがでる。球は上がりやすい。
  • 打感はSIM MAXフェアウェイト同じ。
  • SIMよりSIM MAXの方がつかまる感じがあり、SIM MAX Dは更につかまる。
  • ドライバーのDより、フェアウェイウッドのDの方がつかまる。
  • 重さがある程度あるグローレみたいな感じ。
  • パワーヒッターだけどスライサーという方に良い。

SIMフェアウェイウッド

こちらがアスリート向けモデルのSIMフェアウェイウッドです。M5フェアウェイウッドよりもヘッドが大きく、低重心になっています。

抜けが良いVスチールソールを搭載

出典:https://www.taylormadegolf.jp/

SIMフェアウェイウッドの最大の特徴は、ソールに搭載されたV字型のソールプレートにあります。

かつてのV STEELフェアウェイウッドのソール形状が復活し、芝との設置面積が抑えられ、抜けが良くなっています。

▼こちらがかつてのV STEELフェアウェイウッドです。

ウェイトは固定式で、重量アップにより超低重心設計

M5フェアウェイウッドのソールウェイトはドロー・フェードの調整が可能でしたが、SIMフェアウェイウッドでは固定式になっています。

重量は、65gから80gにアップし超低重心設計となっていて、球が上がりやすくなっています。

フェースには高強度素材を使用

SIMフェアウェイウッドのフェースには、新開発の強靭なチタン素材が用いられています。そして、ツイストフェースが継承されていますので、打点のブレに強く、打感はソリッドで初速が出ます。

貫通型スピードポケットも搭載されていますので、フェースの下目で捉えてしまっても、ボールスピードが落ちにくくなっています。

ロフト角・ライ角の調整機能を搭載

M5フェアウェイウッドと比べると、ウェイト調整機能は外されましたが、ロフト角・ライ角の調整機能は搭載されています。

SIMフェアウェイウッドのスペック

番手 3 5
ロフト角 15 19
ライ角 56.5 57
ヘッド体積 180 155
長さ 43.25″ 42.25″

スペック面で注目すべきはヘッド体積です。M5フェアウェイウッドと比べると、3番は38cc大きくなっていますので、大型でやさしさく扱いやすいくなっています。

SIMフェアウェイウッドのシャフト

  • TENSEI SILVER TM50(S、SR、R)
  • Tour AD XC-6(S)
  • Speeder 661 EVOLUTION VI(S)
  • Diamana ZF60(S)

SIM MAXフェアウェイウッド

こちらはM6の後継と言われているSIM MAX フェアウェイウッドです。ドライバーと似た形状になっています。

Vスチールソールを搭載

出典:https://www.taylormadegolf.jp/

SIMフェアウェイのソールとは異なりますが、Vスチールソールが搭載されています。様々なライで振り抜けが良くなっています。

ツイストフェース、スピードポケットを搭載

SIM MAXフェアウェイウッドにも、ツイストフェースと貫通型スピードポケットが搭載されています。

ハイトゥ・ローヒール方向への打点のブレや、フェアウェイウッド特有のフェース下目でのヒットに対して寛容性を発揮し、飛距離ロスを抑えてくれます。

ロフト角・ライ角の調整機能はない

SIMフェアウェイウッドと異なり、SIM MAXフェアウェイウッドには可変スリーブによりロフト角・ライ角の調整機能が搭載されていません。

ボールのつかまりが良いモデルですので、狙った方向にオートマチックに真っすぐブレずに飛ばせるタイプのフェアウェイウッドです。

SIM MAX フェアウェイウッドのスペック

番手 3 5 7
ロフト角 15 18 21
ライ角 57 57.5 58
ヘッド体 185 160 160
長さ 43.25″ 42.25″ 41.75″

SIMフェアウェイウッドよりも3番で5cc大型ですが、M6フェアウェイウッドも184ccありますので、同じような感覚で扱いやすくなっています。

SIM MAXフェアウェイウッドのシャフト

  • TENSEI BLUE TM50(S、SR、R)
  • Tour AD XC-6(S)
  • Speeder 661 EVOLUTION VI(S)
  • Diamana ZF60(S)

SIM MAX Dフェアウェイウッド

こちらは先ほどのSIM MAX フェアウェイウッドのドロー仕様モデルです。当初はUSモデルのみでしたが、日本モデルも発売されています。

ヒール寄りにウェイトを搭載

ドライバーと同様に、ヒール寄りにウェイトが搭載されたドロー仕様モデルです。

ヘッドローテーションがしやすいため、右へのミスが出にくく、スライサー向けのフェアウェイウッドです。

SIM MAX Dフェアウェイウッドのスペック

番手 3 5 7
ロフト角 16 19 22
ライ角 57 57.5 58
ヘッド体 190 165 165
長さ 43.25″ 42.25″ 41.75″

ノーマルなSIM MAXフェアウェイウッドと比べると、ヘッド体積が大きく、つかまりの良さに加えて、やさしさも取り入れられています。

SIM MAXフェアウェイウッドよりも1°ハイロフトになっていますので、楽に球が上がりやすい設計になっています。

SIM MAX Dフェアウェイウッドのシャフト

  • TENSEI BLUE TM50(S、SR、R)

SIM MAXフェアウェイウッドは4種類のシャフトが公式サイトで紹介されていますが、SIM MAX Dフェアウェイウッドは、TENSEI BLUE TM50のみの1種類となっています。

SIM フェアウェイウッド・SIM MAXフェアウェイウッドの違い

SIM フェアウェイウッドは超低重心で操作性が高い

どちらもVスチールソールが搭載されていますが、SIMフェアウェイウッドは80gの大型ウェイトも兼ねています。それだけ球の上がりやすさにも配慮されたモデルとなっています。

スペックの違い

SIMフェアウェイウッド、SIM MAXフェアウェイウッド共に、ヘッドは大き目ですが、名前から分かる通りSIM MAXフェアウェイウッドの方が大きくなっています。

やさしさを求める方はSIM MAXフェアウェイウッド、操作性を求める方はSIMフェアウェイウッドがおすすめです。

可変スリーブはSIMフェアウェイウッドのみ

カチャカチャ式と呼ばれる可変スリープは、SIMフェアウェイウッドのみ搭載されています。

ロフト角・ライ角の調整が必須という方は、選択肢がSIMフェアウェイウッドのみとなります。なお、M5に搭載されていたドロー・フェードの調整ができるウェイトのスライディング機能は、いずれのモデルにも搭載されていません。

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