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XRドライバー・XR PROドライバー 2016のロフト角・ライ角の調整機能を徹底解説!アジャスタブル・ホーゼル

この記事は約5分で読めます。

キャロウェイから2016年に発売のXR 16ドライバー・XR PRO 16ドライバーには、アジャスタブル・ホーゼルというロフト角・ライ角の調整機能が搭載されています。

本記事ではアジャスタブル・ホーゼルの仕組み・使い方・設定内容について取り上げます。

アジャスタブル・ホーゼルとは?

アジャスタブル・ホーゼルは、ロフト角・ライ角を調整できる機構で、キャロウェイのドライバー・フェアウェイウッド、そして、一部のハイブリッドに搭載されています。

ネック部分にある2つのリング(COG)の組み合わせを変えることで、ロフト角・ライ角を調整することができます。

アジャスタブル・ホーゼルは全てのモデルに搭載されているわけではなく、例えばEPIC FLASHスタードライバーでは搭載されていません。

搭載有無は、ネックかソールを見れば確認できます。ネックの部分にS、N、+1°といった文字が書いてあるリングがある、または、シャフト軸のソール側にネジ状のものがあれば、アジャスタブル・ホーゼルが搭載されています。

XR 16ドライバー・XR PRO 16ドライバーは、アジャスタブル・ホーゼルを搭載

2016年のXRシリーズは、XR16ドライバーとXR PRO2016ドライバーの2種類があります。

どちらのドライバーにもアジャスタブルホーゼルは搭載されています。なお、フェアウェイウッドには搭載されていません。

ロフト角・ライ角の調整方法!付属の専用トルクレンチを使用

アジャスタブル・ホーゼルによるロフト角・ライ角の調整の際は、付属の専用トルクレンチを用いて行います。

そのため、中古で購入される場合は、専用レンチの有無を確認されることをおすすめします。

  • 専用トルクレンチを用いて、ヘッドのソール側からホーゼルボルトを緩める。
  • 調整リングを回転させ、希望のロフト角・ライ角の組み合わせにする。
    (調整内容については次の章で解説します)
  • 再び専用トルクレンチを用いて、ホーゼルボルトを締める。

ロフト角・ライ角の調整内容(セッティング)

キャロウェイのアジャスタブル・ホーゼルは、COGと呼ばれる2つのリングの組み合わせ向きを変えることで、ロフト角・ライ角を調整します。

他メーカーの調整機能は、シャフトの刺し込む向きを変えますが、キャロウェイやタイトリストの調整機能は、リングで調整するところが異なる点です。

この仕組みには大きなメリットが2つあります。

  • ロフト角・ライ角を独立的に調整できる。
  • シャフトの向きを変えずに調整できる。

特に前者のロフト角・ライ角の独立性については、他メーカーの可変スリーブでは、予めロフト角とライ角の組み合わせが決められていて、設定の自由度が低い点が挙げられます。キャロウェイの場合は、独立していますので、好みの弾道に調整しやすくなっています。

2種類のリングによる調整内容

  • 上段リング:N、-1、D、+2
  • 下段リング:S、D、+1、N

リングに記載された文字は、ロフト角とライ角が混ざっています。ここが少し分かり辛いところですが、コツをつかめば設定は簡単です(次の章で解説します)。

なお、N、Dはライ角を表し、ニュートラルとドロー(つかまりが良いアップライト)です。そして、-1、S、+1、+2はロフト角を表し、Sはスタンダードで±0°です。

出典:https://news.callawaygolf.jp/optifitinstructions/

上下でそれぞれ4通りありますので、4×4=16通りのセッティングが可能なように思えますが、実際は、8通りの設定となっています。

リングには凹凸があり、上段でライ角(N or D)を選択した場合、下段はロフト角(S or +1)のみが選択できます。反対に、上段でロフト角(+2 or -1)を選択した場合、下段はライ角(N or D)のみが選択できます。

ロフト角・ライ角の調整内容(セッティング)

上段リング 下段リング 設定内容
+2 N 高弾道
N +1 やや高弾道
N S 標準
-1 N やや低弾道
+2 D 高弾道で、つかまりが良い
D +1 やや高弾道で、つかまりが良い
D S つかまりが良い
-1 D やや低弾道で、つかまりが良い

調整リング(COG)の組み合わせにより、8通りのセッティングが可能となっています。

実際に調整する際には、上下のリングでロフト角・ライ角が入り混じっていますので、少し混乱しがちですが、1点だけ気を付ければとても簡単です。

まず、ロフト角を先に選択してください。ロフト角は、+2、+1、S、-1がありますので、+2、-1ならば上段リング、S、+1ならば下段リングとなります。

次はライ角の選択です。その際、ロフト角で選択したリングではない方で、ライ角を選択します。どちらのリングにもN(ニュートラル)とD(アップライト)があります。

▼アジャスタブル・ホーゼルを搭載したドライバーと互換性については、別記事にまとめてありますので、リンクを載せておきます。

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