ゴルフクラブは、上級者向け、アベレージゴルファー向けなど、ある程度のメインユーザーを想定して開発されています。
ゴルフは幅広い年齢層でプレーされる数少ないスポーツのため、ゴルフクラブはシニアをターゲットとして開発されているものがあります。
そこで、本記事では、シニア向けのゴルフクラブについて、2020年時点でおすすめのモデルをランキング形式で紹介します。
そもそもシニアゴルファーとは?
ゴルフの世界でのシニアとは、どのような人が該当するでしょうか?
一般に、シニアとは行政の解釈では65歳以上の高齢者を指すようです。ゴルフでは、年齢云々よりも身体能力が低下したかどうかがポイントとなりますので、必ずしも65歳ということはありません。
ただ、概ねこのあたりにボーダーラインがあると考えて良いと思います。
シニア向けゴルフクラブとは?
シニアの方は、パワーや体の柔軟性の変化と共に、適したゴルフクラブも変わってきます。
特に、パワーの低下によりゴルフクラブが重く感じられるようになると、スイングに大きく影響します。
一般的に、シニア向けのゴルフクラブは、以下のような特徴があります。
- クラブ重量が軽い
- クラブが長い
- デザインがリッチ・ゴージャス
最後のデザインについては、好みが分かれるところではありますが、概ね上記の特徴を持ったものが多くなっています。
それでは、シニア向けのドライバーのおすすめを紹介します。
第1位 ゼクシオ プライム ドライバー 2019年
ゼクシオのシニア向けモデルであるプライムシリーズのドライバーです。ゼクシオは2000年に初代が発売されたモデルで、長く日本のゴルファーに愛されているブランドです。
あまり知られていませんが、シニア向けのプライムシリーズも2001年から2年毎にニューモデルがリリースされていて、2019年モデルは10代目となっています。
シニア向けドライバーと言うと、ゴールドの金ピカモデルが多い傾向にありますが、ゼクシオプライムの2019年モデル(左)は、黒を基調とした落ち着いたシックなデザインになっています。
参考までに写真右は一世代前のゼクシオプライムドライバー2017です。随分デザインのトーンが変わったことが分かります。
クラブ重量 | 長さ | ロフト角 |
250g | 46.5インチ | 10.5、11.5° |
クラブ重量が250gと相当軽めに仕上げられていて、ゼクシオ本来の振りやすさもありますので、ゴルフクラブが重たく感じられる方には、是非、試してもらいたいドライバーです。

第2位 ヨネックス Royal EZONE Extra Spec ドライバー
Royal EZONEは、ヨネックスのシニア向けドライバーで、2019年3月に発売されています。しかし、ここで紹介するのは、同モデルのExtra Specです。
スタンダードなRoyal EXONEは、クラブ長さが46.25インチあり、シニア向けでよくある長尺なドライバーです。
Extra Specは、クラブ長狭が0.5インチ短い45.75インチに抑えられていて、一般的なアベレージ向けドライバーと同じ長さになっています。
クラブ重量 | 長さ | ロフト角 |
278g | 45.75インチ | 10.5° |
クラブ重量も一般的なアベレージ向けモデルよりも20gぐらい軽量化されています。
「軽いのは良いが、長尺が振りづらい」という方に、Extra Specはおすすめのドライバーです。

第3位 マジェスティプレステジオ テン ドライバー
マジェスティーゴルフから発売のマジェスティ プレステジオ 10ドライバー。値段は普通のドライバーの2倍ぐらいしますが、それも含めてマジェスティの良いところです。
持っているだけでステータスがある。そんなゴルフクラブの代名詞的なモデルです。
クラブ重量 | 長さ | ロフト角 |
- | 47インチ | 9.5、10.5、11.5、12.5° |
クラブ長さはかなり長尺のため、47インチで問題なく振り切れるかは、予め確認しておいた方が良いでしょう。
ロフト角のラインナップが豊富なため、打ち出し角を上げていきたい方にとって、選びやすくなっています。

第4位 ゼクシオ8ドライバー
当記事執筆時点での最新モデルは11代目のゼクシオイレブンですが、3世代前のゼクシオ8ドライバーは、シニアにおすすめのドライバーです。
特に、ゼクシオプライムの250gでは軽すぎるという方は、ゼクシオ8ドライバーはクラブ重量が272gですので、プライムと一般的なアベレージ向けドライバーの中間的な重量です。
クラブ重量 | 長さ | ロフト角 |
272g | 45.5インチ | 8.5/9.5/10.5/11.5/12.5 |
重すぎず軽すぎず、振りごたえが得られると思います。また、クラブ長さが45.5インチと長過ぎないため、振りやすさと軽さでヘッドスピードが上がりやすくなっています。
また、少し前のゼクシオはロフト角のラインナップが豊富にあります。ロフトが寝ているものはレアではありますが、中古で探すことができれば、球が上がりづらいシニアゴルファーには掘り出し物です。

第5位 ブリヂストン PHYZドライバー 2019
ブリヂストンの軽量モデル、PHYZドライバーの2019年モデル。2016年の4代目からのリニューアルで、2019年モデルは5代目となります。
重心角が大きく、スライスが出にくいのも特徴の一つです。
クラブ重量 | 長さ | ロフト角 |
266g | 45.75インチ | 10.5° |
クラブ重量は軽いシャフトスペックを選択すると、266gまで軽くなります。ゆったりとしたスイングで、シャフトのしなりを効かせて振れる方におすすめのドライバーです。

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