M5ドライバーの試打・評価・感想

テーラーメイドから発売のM5ドライバー。スピードインジェクションにより最大反発を持った注目のドライバーについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。

上級者向けのM5ドライバーは、ヘッドサイズが2種類ある

2018年のMシリーズでは、上級者向けモデルとしてM3が発売されました。M3はM3 460ドライバーに加えて、操作性を求めるゴルファー向けにヘッドサイズが20cc小ぶりなM3 440ドライバーが用意されていました。今回のM5ドライバーでは、名称がM5ツアーとなり、25cc小さい435ccのモデルが用意されています。

M5ドライバーの特徴1、スピードインジェクションにより最大反発を実現!


引用:https://www.taylormadegolf.jp/m5-m6-drivers-jp.html

M5ドライバーの最大の特徴は製造の考え方にあります。一般的にヘッドの製造は、ルールで定められた反発性能を超えないギリギリを狙って行われます。そのため、ルール限界値に限りなく近いものや、やや低いものなど、製品により反発性能に差異がありました。

しかし、今回のM5、M6ドライバーでは、ルールを超える高反発ヘッドをまず最初に製造します。その後、フェースの二つの穴からジェルを注入することで、ルール限界値まで反発性能を下げる補正が行われます。

この製法の秀逸なところは、従来の「つくってみなければどれぐらいルール限界値に近いか分からない」というものではなく、ルール越えで製造した後、「ルール限界値ぴったりに下げる」ため、全ての商品がルール限界値の反発を持つということになります。

M6ドライバーとM5ドライバーの違い

これまではルール限界に近い良質なクラブはプロなどに回されていた!?

従来までの製法では、ルール限界値ギリギリを狙って製造され、超えたものは失格品となり、ある一定の幅に収まったものが製品となります。そして、中でもルール限界値に近い良質なドライバーや契約プロといった特別な人たちに回されるそうです。

それは致し方ないことかとは思いますが、今回のM5,M6の開発手法においては、全てがルール限界に仕上げられているため、万人が最大反発を手にすることができます。

M5ドライバーの試打と感想–マーク金井氏

・ウェイトのレールがT字型になっている。
・ソールはカーボンの面積が増えている。クラウンも前方のシルバーの部分が減り、カーボンが増えている。つまり、ヘッドが軽量化されている。
・フェースの二つの点は、ネジっぽく見えるが、ジェルが封入するための穴。
・ルール適合外の高反発ヘッドを敢えて作り、後からジェルを注入して反発を下げ、ルールギリギリにピチッと戻している。
・オリジナルシャフトはKUROKAGEで、ワッグルするとしっかりしていて、少しだけ手元がしなる。
・打音は静かでしっとりしている。
・ヘッドの投影免責は大きいが、音は静かでプロユース。玄人好みのドライバー。

M5ドライバーの特徴2、ウェイト調整機能の調整幅が広がっている!

出典:https://www.taylormadegolf.jp/DW-KY174.html

M3が発売された時、M3のウェイト調整機能は優れているという記事を書きました。というのは、その前のM2の2016、2017年の両モデルとも、ウェイト調整のレールが2本に分かれていて、左右、前後を別々に調整する仕様となっていました。それが、M3からはY字に統合され、1レールで前後左右の調整が可能になりましたので、発明的と賛美しました。

しかし、今回のM5ドライバーでは更に進化しています。レールが1系統なのはM3と同じで、Y字からラウンドしたT字型になり、可動範囲が広がっています。

M3ドライバーのYトラックは発明的かもしれない件

DRAW、FADEの調整機能をどのような仕組みとするかというのは、ヘッドの基本的な重心設計との兼ね合いがあるため、各社苦労するところだと思いますが、今回、YからTに進化させてきたあたりはさすがテーラーメイドです。

M5ドライバーの特徴3、前作の注目テクノロジー2点は継承されている!

出典:https://www.taylormadegolf.jp/DW-KY174.html

前作のM3、M4ドライバーでは、ドライバー市場の話題をかっさらっていた感のあるテクノロジーが搭載されていました。その一つがツイストフェースです。

テーラーメイド M4 ドライバーの試打・感想・評価

ツイストフェース、として、ハンマーヘッドは、今回のM5、M6ドライバーでも引き続き採用されています。

M5ドライバーの試打と評価–ゴルフ5スタッフ

(M5とM3を打ち比べた結果)
・M5の方が調整の幅が広がったため曲がりが少ない。
・スピン量も減って、飛距離が伸びていたので、進化を感じた。
・調整機能があるので、球筋を変えたいという人におすすめ。

(M5とM6を打ち比べた結果)
・構えやすさ、ウェイトを変えて打って見れるのが良い。
・両方のクラブとも左に行きたくない方に良い。
・M5はT字になってウェイトの調整幅が大きくなったことが大きい。
・ポジションを変えて使いたいゴルファーにおすすめ。

以上、M5ドライバーについて取り上げました。2019年のドライバーは、キャロウェイのEPIC FLASHが話題となっており、その他にもPING G410ドライバー、コブラ KING F9 SPEEDBACKドライバーなども注目されています。

M5ドライバーの前作モデル、M3ドライバー

テーラーメイド M3 ドライバーの試打・感想・評価

M4ドライバーとM3ドライバーの違い

 

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