飛距離が出るドライバー ランキング

ドライバーで飛距離を伸ばしたいゴルファーにおすすめのぶっ飛び系ドライバーをランキング形式で紹介

飛距離が出るドライバー テーラーメイド

M5ドライバーの試打・評価・感想

投稿日:2019年1月20日 更新日:

テーラーメイドから発売のM5ドライバー。スピードインジェクションにより最大反発を持った注目のドライバーについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。

上級者向けのM5ドライバーは、ヘッドサイズが2種類ある

2018年のMシリーズでは、上級者向けモデルとしてM3が発売されました。M3はM3 460ドライバーに加えて、操作性を求めるゴルファー向けにヘッドサイズが20cc小ぶりなM3 440ドライバーが用意されていました。今回のM5ドライバーでは、名称がM5ツアーとなり、25cc小さい435ccのモデルが用意されています。

M5ドライバーの特徴1、スピードインジェクションにより最大反発を実現!


引用:https://www.taylormadegolf.jp/m5-m6-drivers-jp.html

M5ドライバーの最大の特徴は製造の考え方にあります。一般的にヘッドの製造は、ルールで定められた反発性能を超えないギリギリを狙って行われます。そのため、ルール限界値に限りなく近いものや、やや低いものなど、製品により反発性能に差異がありました。

しかし、今回のM5、M6ドライバーでは、ルールを超える高反発ヘッドをまず最初に製造します。その後、フェースの二つの穴からジェルを注入することで、ルール限界値まで反発性能を下げる補正が行われます。

この製法の秀逸なところは、従来の「つくってみなければどれぐらいルール限界値に近いか分からない」というものではなく、ルール越えで製造した後、「ルール限界値ぴったりに下げる」ため、全ての商品がルール限界値の反発を持つということになります。

M6ドライバーとM5ドライバーの違い

これまではルール限界に近い良質なクラブはプロなどに回されていた!?

従来までの製法では、ルール限界値ギリギリを狙って製造され、超えたものは失格品となり、ある一定の幅に収まったものが製品となります。そして、中でもルール限界値に近い良質なドライバーや契約プロといった特別な人たちに回されるそうです。

それは致し方ないことかとは思いますが、今回のM5,M6の開発手法においては、全てがルール限界に仕上げられているため、万人が最大反発を手にすることができます。

M5ドライバーの試打と感想–マーク金井氏

・ウェイトのレールがT字型になっている。
・ソールはカーボンの面積が増えている。クラウンも前方のシルバーの部分が減り、カーボンが増えている。つまり、ヘッドが軽量化されている。
・フェースの二つの点は、ネジっぽく見えるが、ジェルが封入するための穴。
・ルール適合外の高反発ヘッドを敢えて作り、後からジェルを注入して反発を下げ、ルールギリギリにピチッと戻している。
・オリジナルシャフトはKUROKAGEで、ワッグルするとしっかりしていて、少しだけ手元がしなる。
・打音は静かでしっとりしている。
・ヘッドの投影免責は大きいが、音は静かでプロユース。玄人好みのドライバー。

M5ドライバーの特徴2、ウェイト調整機能の調整幅が広がっている!

出典:https://www.taylormadegolf.jp/DW-KY174.html

M3が発売された時、M3のウェイト調整機能は優れているという記事を書きました。というのは、その前のM2の2016、2017年の両モデルとも、ウェイト調整のレールが2本に分かれていて、左右、前後を別々に調整する仕様となっていました。それが、M3からはY字に統合され、1レールで前後左右の調整が可能になりましたので、発明的と賛美しました。

しかし、今回のM5ドライバーでは更に進化しています。レールが1系統なのはM3と同じで、Y字からラウンドしたT字型になり、可動範囲が広がっています。

M3ドライバーのYトラックは発明的かもしれない件

DRAW、FADEの調整機能をどのような仕組みとするかというのは、ヘッドの基本的な重心設計との兼ね合いがあるため、各社苦労するところだと思いますが、今回、YからTに進化させてきたあたりはさすがテーラーメイドです。

M5ドライバーの特徴3、前作の注目テクノロジー2点は継承されている!

出典:https://www.taylormadegolf.jp/DW-KY174.html

前作のM3、M4ドライバーでは、ドライバー市場の話題をかっさらっていた感のあるテクノロジーが搭載されていました。その一つがツイストフェースです。

テーラーメイド M4 ドライバーの試打・感想・評価

ツイストフェース、として、ハンマーヘッドは、今回のM5、M6ドライバーでも引き続き採用されています。

M5ドライバーの試打と評価–ゴルフ5スタッフ

(M5とM3を打ち比べた結果)
・M5の方が調整の幅が広がったため曲がりが少ない。
・スピン量も減って、飛距離が伸びていたので、進化を感じた。
・調整機能があるので、球筋を変えたいという人におすすめ。

(M5とM6を打ち比べた結果)
・構えやすさ、ウェイトを変えて打って見れるのが良い。
・両方のクラブとも左に行きたくない方に良い。
・M5はT字になってウェイトの調整幅が大きくなったことが大きい。
・ポジションを変えて使いたいゴルファーにおすすめ。

以上、M5ドライバーについて取り上げました。2019年のドライバーは、キャロウェイのEPIC FLASHが話題となっており、その他にもPING G410ドライバー、コブラ KING F9 SPEEDBACKドライバーなども注目されています。

M5ドライバーの前作モデル、M3ドライバー

テーラーメイド M3 ドライバーの試打・感想・評価

M4ドライバーとM3ドライバーの違い

 

あわせて読みたい

当サイトの人気記事







-飛距離が出るドライバー, テーラーメイド
-, , ,

関連記事

ツアーB X ドライバー(2020)とXD-3 ドライバー(2018)の違いを徹底解説!

ブリヂストンから発売のツアーB Xドライバー(2020)と前作のツアーB XD-3ドライバー(2018)について、違い・変更点を取り上げます。 ▼ツアーB Xドライバー(2020)の試打・評価 ≫ ブ …

シャフトが長くなると、飛距離はどれぐらい伸びるか計算した結果【1インチで約5ヤード飛ぶ!】

ドライバーの飛距離をアップする方法の一つに、クラブ長さを長くするという選択肢があります。 本記事では、クラブを長くすることで飛距離がどれぐらい伸びるのかについて、解説します。 目次1 クラブ(シャフト …

ミルドグラインド Hi-Toe3 ウェッジ 2022の最新情報まとめ!

テーラーメイドから発売のHi-Toe3 ウェッジ 2022について、最新情報を取り上げます。 ハイ・トゥ3ウェッジ Amazon 楽天市場 フェアウェイゴルフUSA 目次1 ハイ・トゥ3 ウェッジの特 …

TSi4ドライバーの試打・評価・感想

★2021-03-15更新:試打・評価の内容を中心にしました。 タイトリストの2021年モデル、TSi4ドライバーについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。 TSi4ドライバー Amaz …

M1ドライバー・M2ドライバー 2017のロフト角調整機能を徹底解説!

M1、M2ドライバーの2017年モデルに搭載されているロフト角の調整機能について取り上げます。 M1・M2ドライバー 2017 GDOで探す 楽天市場で探す Amazonで探す フェアウェイゴルフUS …