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【スライサーは必見です】ドロー仕様ドライバーのメリットとデメリットを徹底解説!

投稿日:2020年11月12日 更新日:

ここ最近、スライサーをターゲットとしたドロー仕様のドライバーを発売するメーカーが増えています。

本記事では、ドローバイアスのドライバーを検討・購入される方向けに、メリットとデメリットを取り上げます。

ドロー仕様のドライバーが増えている

ここ最近のドライバーのラインナップを見ると、スライサーをターゲットとしたドロー仕様のモデルが増えています。

当記事を執筆している2020年時点で、主だったメーカーではテーラーメイド、キャロウェイ、PING挙げられます。

テーラーメイド SIM MAX Dドライバー

テーラーメイドのSIM MAXドライバーのドロー仕様モデルです。従来はUSモデルでしか存在しませんでしたが、日本のテーラーメイドからも発売されています。

ドロー仕様のニーズが国内でも高まっている表れの一つと言えそうです。

キャロウェイ MAVRIK MAXドライバー

マーベリックシリーズのスタンダードモデルとは別に発売されているマーベリックMAXドライバーです。

ボールのつかまりだけでなく、よりシャローなヘッドでミスへの許容性に優れています。

PING G410 SFTドライバー

PINGのG410のSFTモデルです。SFTはストレート・フライト・テクノロジーの略で、直進性の高いモデルです。

ウェイトがヒール寄りに固定されていて、ボールのつかまりがスタンダードモデルよりも高められています。

ドロー仕様ドライバーのメリット

ドロー仕様のドライバーは、スタンダードなモデルと比べて、いくつかの特徴やメリットがあります。

なお、ここで取り上げるのは一般論としてとなりますので、個々のモデルでは当てはまらないケースもあります。

メリット①:ヒール寄りにウェイトがあり、球がつかまる

ドロー仕様を実現する方法として、多くのメーカーが採用しているのがヒール寄りのやや前方へのウェイト配分です。

ソールに装着して外観から確認できるものもあれば、インナーウェイトで対応している場合もあります。

こういった重心配分により、重心角が大きく、重心距離が短くなります。

これにより、ヘッドが返りやすくなりますので、トップで開いていたフェースが、インパクトまでに戻しやすく、よりスクエアでボールを捉えやすくなります。

ヘッドの重心角とドライバーショットとの関係

ヘッドの重心距離とドライバーの飛距離との関係

メリット②:低重心で球が上がりやすいモデルが多い

低重心とドロー仕様は直接的な関係がありません。

ただ、ボールの上がりやすさが併せて付加されているモデルが目立ちます。

これはメーカー側の捉え方として、スライサーの方はヘッドスピードが遅い、初心者に近い方に多い、球が上がりにくい人が多い、という傾向分析をされているためではないかと思われます。

特徴③:直進性が高いモデルが多い

先ほどの特徴②と同様に、ドロー仕様と直進性に直接的な関連性はありませんが、ドロー仕様モデルには、直進性の高さを謳ったモデルが多い傾向にあります。

これも、先ほどの球の上がりやすさと同様に、ドロー仕様モデルを求める方の多くは、直進性がより高いものを求めているという傾向分析が働いているのではないかと思います。

つまるところ、ドロー仕様モデルは、以下の特徴を併せ持っている傾向にあります。

  • ヘッドが返りやすく、スライスが出にくい。
  • 球が上がりやすい。
  • 直進性が高い。

ドロー仕様ドライバーのデメリット・注意点

ドロー仕様のドライバーの特徴・メリットを見てきたところで、デメリットにも触れておきましょう。

なお、デメリットについても一般論としてなりますので、個々のモデルでは当てはまらないケースもあります。

デメリット①:スタンダードモデルとは重心バランスが異なる

スタンダードモデルとドロー仕様モデルの違いは、単に弾道がドローになりやすいかどうかように思われる方もいるかもしれません。

しかし、ドロー仕様にするためにスタンダードモデルの加重部分を変更している可能性がありますし、ヒール寄りにウェイトがあることで、芯の位置、スイートエリアの広がり方も異なっている可能性があります。

基本的にスタンダードモデルとはドロー・ニュートラル以外の違いもあり得ると考えるのが自然です。

デメリット②:ヘッドスピードが速い人は注意が必要

先程のメリットのところでも触れましたが、スライサー向けモデルは、全体としてやさしいモデルに仕上げられている傾向があります。

ターゲットゴルファーは、ヘッドスピードが普通~遅めの方を対象としているものが多く感じられます。

そのため、ヘッドスピードが速い方が使うと、球が上がり過ぎたり、極端なドローが出たりと、意図しない弾道変化が生まれることが考えられます。

デメリット③:打点がバラつかない人は、飛距離が落ちる可能性あり

スライサー向けモデルがやさしいクラブになっているケースが多いことを考えると、打点のバラツキについても寛容に対応しているモデルが多いのが現実のようです。

実際、SIM MAX DドライバーやMAVRIK MAXドライバーは、打点のバラツキへの寛容性がスタンダードモデルより高められています。

打点のバラツキに強いというのは、スイートエリアが広いことを意味し、逆に言えば、スイートエリアが狭いモデルと比べると、芯の反発性能は弱いと考えられます。

打点がバラつかない人は、無駄にスイートエリアを広げる必要はありませんが、ドロー仕様モデルを使うことで、スイートエリアが広く、芯で捉えた時の飛距離が落ちる可能性があります。

まとめ

ドローバイアスのドライバーは、単に弾道がドローになるだけでなく、打ち出しが高くなっていたり、反発エリアが広くなっていたり、クラブ重量が軽くなっていたり等、スタンダードモデルと特徴が根本的に異なっているケースがあります。

球筋をドローにしたいという意図だけで選ぶと、その他の要素も変わっている可能性がありますので、試打された上で選択されることをおすすめします。

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