ドライバーの振りやすさを求めて、軽いドライバーが一定のゴルファーの間で人気となっています。
ゴルフクラブの製造開発面に目を向けても、技術と素材の進化が進み、一昔前では考えられなかったほどの軽量化が実現されています。
本記事では、軽量ながらもロフト角の調整機能が付いたドライバーについて、おすすめモデルをランキング形式で紹介します。
なお、ランキングは2020年版としまして、当記事執筆時点でメーカーの公式サイトに掲載されているモデルを対象としています。そのため、数年前に発売のモデルもランキングに含まれています。
第1位 タイトリスト TS1ドライバー(クラブ重量:266g)
タイトリストのTSシリーズから発売のTS1ドライバーは、シャフトがDiamanaとAiRスピーダーの2種類から選ぶことができます。
AiRスピーダーを選択することで、最軽量のR2スペックではクラブ重量が266gという驚きの軽さです。
シニア向け並みの軽さになりますので、ヘッドスピードが遅めの方、体力が落ちてきた方で、「外観がこてこてのシニアモデルは避けたい」という方にもおすすめのモデルです。
第2位 PING G400MAXドライバー(クラブ重量:283g)
PINGのG400シリーズから発売の460ccヘッドのドライバーです。G400MAXドライバーのヒットがきっかけで、「MAX」という名称が他メーカーでも使われるようになったとも言われています。
クラブ重量は公式サイトでも紹介されているALTA DISTANZAを装着したモデルで283gです。
先程のTS1ドライバーと比べるとやや重量が増してしまいますが、調整機能が付いて280g前半ですので、貴重なモデルです。
第3位 テーラーメイド グローレF2ドライバー(クラブ重量:284g)
シニアアスリートやアクティブなレディースゴルファーに人気のグローレFシリーズのドライバーです。
標準シャフトのRスペックで284gの軽さです。男子シニアプロ・女子プロの使用率が高かったモデルのため、アクティブなゴルファーに使い応えもあるドライバーです。
まだまだ攻めのゴルフをしたいが、少し軽めで調整機能付きを使いたいという方におすすめのドライバーです。
第4位 本間ゴルフ ツアーワールド XP1ドライバー(クラブ重量:285g)
本間ゴルフのツアーワールドから発売のXP-1ドライバー。ツアーワールドはアスリート向けのラインですが、XP-1はヘッドスピード33~43m/sぐらいのゴルファーをターゲットとしたやさしいドライバーです。
本間ゴルフの特徴として、ノン・ローテーティング・システムというシャフトの脱着・回転が不要なロフト角の調整機能となっていますので、スパインやシャフトのデザイン、グリップの向きを変えることなく調整できるのが特徴です。
第5位 キャロウェイ MAVRIK MAXドライバー(クラブ重量:287g)
キャロウェイのMAVRIKシリーズから発売のMAXモデルです。クラブ重量は287gです。
MAVRIKの実質上の前作と言われているROGUEでは、スターモデルにロフト角の調整機能が搭載されていませんでしたが、MAVRIK MAXドライバーにはしっかり搭載されています。
キャロウェイの調整機能は、可変スリーブではなく調整リングを使ったものとなりますので、シャフトの回転が伴わず、さらに、ロフト角とライ角を個別に調整できますので、調整の自由度が高い点が特徴です。
まとめ
調整機能が付いたドライバーで軽量なモデルをテーマに、おすすめモデルをランキング形式で紹介しました。
調整機能そのものが重量増の要因となってしまうため、軽量化を狙ったドライバーでは調整機能が未搭載となることが多いという事情があります。
その中で、タイトリストのTS1ドライバーはかなりの軽量化がなされていますので、貴重なモデルです。
「おすすめドライバー」関連の記事