松山英樹がBMW選手権の初日(2020年8月27日)にトップとなりました。
この試合で握っていたドライバーがスリクソンの新作、ZX5ドライバーだったことで、話題となっています。
松山英樹が遂にスリクソンのドライバーを使用!
単独1位発進確実👍#松山英樹 #明日もこの調子で pic.twitter.com/34DSu9P2TH
— Golf Channel Japan (@GolfChannelJPN) August 27, 2020
松山英樹は被っているキャップから分かる通りスリクソンとクラブ契約を結んでいます。
アイアンはスリクソンのモデルを使い続けていますが、ドライバーは2016年のZR30ドライバーを最後に、当初はキャロウェイ、最近ではテーラーメイドを使い続けていました。
松山英樹のドライバー問題は、ネット上でも話題に上ることがあり、スリクソンとしても複雑な気持ちだったであろうと推測されます。
しかし、というより、ついに、BMW選手権で松山英樹が手にしたドライバーはスリクソンのニューモデル、ZX5ドライバー。しかも、初日に首位に立ってPR効果のおまけ付きです。
これまで、Zシリーズのドライバーはことごとく使ってもらえませんでしたので、スリクソンの開発陣としては落第点をつけられていた気分だったと思います。
今回、ようやく合格点をもらえて、彼らの心情を推し量ると、胸が熱くなるものがあります。
松山英樹が選んだのは、ZX5ドライバー
スリクソンの2020年の新作、ZXシリーズのドライバーについて、日本のスリクソンの公式サイトにはまだ掲載されていません。しかし、海外では公式情報も出ていて、ZX5ドライバーとZX7ドライバーの2種類あることが分かっています。
現行のZ85は、Z585ドライバーとZ785ドライバーの2種類ですので、同じラインナップとなっています。
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そして、松山英樹が選んだのは、やさしい方のZX5ドライバーです。
これまで小ぶりなヘッドを好む印象がありましたが、2020年の最初に手にしたいたのは、テーラーメイドのSIMシリーズで、ヘッドが大きい方のSIM MAXドライバーです。
スリクソンのZX5は、ZX7よりもシャローなタイプとなりますので、大きなヘッド、もしくは、大きな慣性モーメントを好むようになった可能性があります。
アイアンはZX7アイアンか?
松山英樹が3アンダーの単独トップ発進 タイガー・ウッズは+3スタート https://t.co/QZNl6NI1xF pic.twitter.com/zQjelkKNHg
— たまご (@fH1jakHiGyZWn5x) August 28, 2020
ZXシリーズのアイアンにはマッスルバックがありませんので、2019年にリリースされているZフォージドを使い続けているのかと思っていました。
▼上のSNS投稿の写真を拡大したものです。
しかし、映像を良く見てみると、すっきりしたマッスルバックではなく、凹凸構造が複雑な様子が確認できます。そして、これとよく似た形状のモデルが、ZXシリーズにあります。
バックフェースの形状から推測すると、恐らく、ZX7アイアンを使っているのではないかと思われます。
≫ 【何処よりも早い】スリクソン ZX5・ZX7アイアンの最新情報まとめ
アイアンについても、フェース外周部が肉厚になっていて、ミスへの許容性を高めたモデルを選んだ形になります。
松山英樹は、クラブ全般的にやさしいモデルにシフトしているようです。
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