キャロウェイから発売のエピックフラッシュ サブゼロドライバーについて、商品の特徴、試打の評価・感想を取り上げます。
EPIC FLASH サブゼロドライバーの特徴
エピックフラッシュのドライバーは、アベレージ向けのスターと上級者向けのサブゼロの2タイプがあります。今回、取り上げるのはサブゼロです。
サブゼロに初めてウェイト調整機能を搭載!
前作となるGBB EPICドライバーでは、スターモデルにのみウェイト調整機能が搭載されていました。今回のEPIC FLASHでは、サブゼロモデルにもペリメーター・ウェイティングが搭載されています。
EPICFLASH エピックフラッシュ サブゼロドライバーの試打と感想–マーク金井氏
- サブゼロと言えば、石川遼プロが使っていて、ハードヒッター向け、左のミスが出にくいドライバー。
- 前作と異なる点は、ペリメーター・ウェイティングが搭載されている。
- スターモデルにはないスリーブの調整機能は、今回もサブゼロに搭載されている。
- フェースはAIで開発されている。
- ROGUE、GBB EPICには空気抵抗を軽減する工夫がクラウンにあったが、EPIC FLASHではつるっとして搭載されていない。
- シャフトは中間部分のしなりが特徴、やわらかい。
- ヘッドを地面に置くと、フェースが結構開く。
- フェースが割れるんじゃないかというぐらいの音がする。
- ヘッドのターンがGBB EPICに比べると、操作しやすい。右にスッポ抜ける感じは改善されている。
- ハードヒッター向けといわれるが、シャフトはスターのものより柔らかく感じる。
- サブゼロの方が重心が浅く、スピン量が200回転ぐらい少ない。
- ボールは上がり辛い。ヘッドスピードが速く打ち出しを高くできるなら、サブゼロの方が飛ばせる。
ウェイト調整は左右方向のFADE・DRAWのみ!
テーラーメイドのM5では、ウェイトを前方・後方にスライドさせることができますが、EPIC FLASHでは、前作のGBB EPICと同じく左右方向のみの調整となります。
PINGのG410PLUSドライバーも左右方向のみですがウェイトの設定箇所は固定式ではなく自由にスライドできますので、G410PLUSよりは調整具合に自由度があります。
サブゼロはソール前方にウェイトネジが装着されている
GBB EPIC、ROGUEでも同じ仕様なのですが、サブゼロの特徴とでもいうべきスクリューウェイトがソールの前方に装着されています。
重心が浅くなりますので、操作性がよくなり、上級者に好まれる設定です。ただし、今回、ペリメーターウェイティングの採用により12gのスライダーウェイトが後方に搭載されていますので、スクリューウェイトによる前重心の効果は、ROGUEやGBB EPICよりも弱まっていると思われます。
最近では、上級者モデルでもドデカヘッド、深重心の傾向にありますので、そういった流れを取り入れているのかもしれません。
サブゼロの試打の動画
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