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inpres UD+2 2021ドライバー(3代目)の試打・評価・感想の最新情報まとめ

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★追記2020-09-26:試打動画を1件追加しました。

ヤマハのinpres UD+2ドライバーの2020~2021年モデルについて、最新情報を取り上げます。

inpres UD+2ドライバー 2021年の特徴

3代目となるinpres UD+2

左から初代、2代目、3代目

inpres UD+2は、ヤマハのインプレスシリーズに2016年後期に追加されたモデルです。左から初代、2代目と並び、一番右が3代目となるニューモデルです。

UD+2は「Ultra Distance、2番手上」を表していて、ドライバーからアイアンまで、飛距離を重視した分かりやすい特徴が支持され、ドライバー、アイアン共にゼクシオ単独と言っても良かったマーケットに風穴を開けたモデルです。

ドライバーは、「超低重心」「大重心角」が特徴で、スライサー、飛距離を伸ばしたいアマチュアゴルファーに支持されています。

重心角は更にアップして34.5°に

出典:yamaha.com

インプレスUD+2ドライバーの最大の特徴とも言えるのが、大きな重心角です。最近のクラブは重心角を大きくしたモデルが増えていますが、それでも30°を超えたモデルは大きいと言えます。

前作の2019年モデルは、33°でしたので、新作では1.5°アップしています。

重心角が大きいと、ヘッドが自然と返りやすくなりますので、インパクトでよりフェースをスクエアにして迎えやすくなり、スライス防止に効果がある重心設計です。

筆者が把握している限りでは、現行モデルとしてはPRGRの egg EXTREREドライバーについで重心角が大きなドライバーです。

ここがポイント

  • ヘッドの返しが苦手、遅れ気味の方におすすめ

≫ egg Extremeドライバーの最新情報まとめ!思い切り叩ける

インプレスUD+2ドライバーは、スライスを抑えたい方に、是非、試してもらいたいドライバーの1つです。

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慣性モーメントが大幅にアップし、まっすぐ飛ばせる

出典:yamaha.com

ヘッドのブレにくさを表す慣性モーメントが4,650から5,020g・cm2にアップし、前作と比べて約8%向上しています。

打点がズレても、よりヘッドがブレにくく安定しますので、直進性の高い弾道が出やすくなっています。

ここがポイント

  • フェースを広く使っていて、打点が定まりづらい方におすすめ

新構造のSPEEDBOXがボールをボール初速をアップ

新たなテクノロジーとして、SPEEDBOXという独特な構造が採用され、フェース周辺の剛性が高められています。

上図の通り、クラウン・ソールのフェースの直ぐ後ろに、深さ1.5mmのボックス状のへこみが搭載されていまして、ヘッド後方への振動の拡散が抑えられ、インパクトエネルギーが効率的にボールに伝えられます。

出典:yamaha.com

SPEEDBOXの効果について、メーカー発表では従来モデルと比べて+1.6m/sの初速アップとされています。

ちなみに、一般的には、ボールスピードが1.6m/sアップすると、飛距離が約6ヤード前後伸びると言われています。

フェース位置はややグース気味でつかまりが良い

もう一つ注目したい点として、シャフトとヘッドの位置関係が挙げられます。

一般的なドライバーは、フェースが前に出ていますが、インプレスUD+2ドライバーでは、フェースのトップラインがシャフトの中心軸に近いところにあり、飛球線方向に対して後ろに下がった位置になっています。

これは、オフセットドライバーと呼ばれる形状で、フェースが後ろにある分、インパクトタイミングが遅くなりますので、フェースを返す時間が確保され、よりボールをしっかりつかまえやすくなっています。

しっかりつかまえることで、スライス改善に加え、飛距離アップにもつながります。

inpres UD+2ドライバー 2021年の試打・評価

inpres UD+2ドライバー 2021を前作と試打・比較

  • 基本性能は前作と変わらず、曲がらない、つかまる、上がる。
  • 慣性モーメントが5000を超えていて弾道が曲がらない。RMX220の系統を受け継いでいる感じがする。
  • (関プロが使うと)30ヤードぐらいつかまる。
  • フェアウェイウッド、ユーティリティも重心が低くて、驚くぐらい上がる。
  • スライサーで、ヘッドスピードは40m/s未満がターゲット。
  • 普段210ヤードぐらいのスライサーが、10.5°のR、SRを使うと良い。
  • デザインは、高級感が無い感じがする。フェースの後ろの凸凹デザインは、アライメントになって真っすぐ構えやすい。

inpres UD+2ドライバー 2021を前作と試打・比較

  • 前作と打感が違う。キーンと弾く感じはするが、品が良い(言葉で説明できないそうでう)。
  • 球が殆ど曲がらない。前作の方が球を操る感じがある。
  • つかまりは、前作の方がつかまる。
  • フェースを開いてインパクトしても、スライスせず真っすぐ飛ぶ。
  • ドローを狙うと、大きくドローする。
  • カット打ちの方、スピンが多い方が、スイングを変えずに使える。
  • 構えた時に、スピードボックスが見えることについては、ヘッドの長さを逆に感じなくて良い。
  • ヘッドスピード40m/sいかないぐらいのスライサーに良い。

inpres UD+2ドライバー 2021を有村知恵が試打・評価

  • ヒールで打ってもフェアウェイの真ん中に飛んでいる。
  • 5ヤード幅ぐらいに全部真っすぐ飛ぶ。
  • フェアウェイを外すことがあるのかと思うぐらい直進性がある。

inpres UD+2ドライバーの公式動画

ヤマハゴルフによるインプレスUD+2の公式動画です。

inpres UD+2ドライバー 2021年のスペック

基本スペック

  • ロフト角:9.5、10.5°
  • ライ角:61°
  • フェース角:0°
  • ヘッド体積:460cm3
  • シャフト:Air Speeder for Yamaha M421d
  • クラブ長さ:45.75インチ
  • フレックス:S、SR、R
  • クラブ重量:275g(R)

クラブ重量はRスペックで275gですので、ターゲットユーザーが被りそうなゼクシオよりも軽めになっています。

一般的なドライバーよりも20gほど軽くなっていますので、アベレージゴルファー向けのクラブが重いと感じる方は、楽に振れることで力みが取れ、ヘッドスピードがアップして、打点のバラツキが減る効果が期待できそうです。

シャフトスペック

標準シャフトは、Air Speeder for Yamaha M421dです。

フレックス S SR R
バランス D5 D4 D4
重量 53 48 43
トルク 5.6 6 6.2
調子

inpres UD+2ドライバー 2021年の発売日・発売価格

inpres UD+2ドライバーの発売日は、2020年10月16日です。発売価格は80,000円(税抜き)です。

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