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ニコン COOLSHOT 40i GIIを徹底解説!使い方・特徴・評価まとめ

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ゴルフ用のレーザー距離計でニコンから発売のCOOLSHOT 40i GIIについて、使い方・特徴・評価を取り上げます。

ニコン COOLSHOT 40i GIIの特徴

COOLSHOT 40i GIIは2020年9月に発売のモデルで、COOLSHOT 40/40iから5年振りのリニューアルとなります。

COOLSHOT 40i GIIは、最上位モデルのCOOLSHOT PRO STABILIZED、そして、機能・サイズをコンパクトにしたCOOLSHOT 20GIIのちょうど中間的なモデルで、機能面・性能面・価格面のバランスの良さが特徴です。

≫ ニコン COOLSHOT PRO STABILIZEDを徹底解説!使い方・特徴・評価まとめ

≫ ニコン COOLSHOT 20 GIIを徹底解説!使い方・特徴・評価まとめ

ニコンのレーザー距離計は、日本の大手カメラメーカーの製品であることから、安心感とブランド力により、この分野でとても人気があります。

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それでは、ニコン COOLSHOT 40i GIIについて、機能面・操作面の特徴を見ていきましょう。

特徴① 1,600ヤード、0.3秒で測定できる!

COOLSHOT 40i GIIは、これまでのモデルよりも測定距離・スピードが大幅にアップしています。

▼現行モデルの最大測定距離・測定スピード

モデル 最大測定距離 測定スピード 発売年
COOLSHOT PRO STABILIZED 1,200ヤード 0.3秒 2018年
COOLSHOT 40i GII 1,600ヤード 0.3秒 2020年
COOLSHOT 20 GII 8,00ヤード 2019年

上記は現行モデル3種の最大測定距離、測定スピードを比較した表です。

最大測定距離は、機種の上位・下位ではなく、発売年により常に進化していまして、最新モデルのCOOLSHOT 40i GIIは、最大測定距離が1,600ヤードまでアップしました。筆者が知り限りではゴルフ用レーザー距離計としては最大距離です。

そして、測定スピードについても、以前のCOOLSHOT 40・40iでは0.5秒でしたが、最上位モデルのCOOLSHOT PRO STABILIZEDと同じ0.3秒になりました。スピードは、最上位モデルを上回るスペックとなっています。

特徴② ピンの特定をが簡単!「LOCKED ON」+「8秒間連続測定」

レーザー距離計で最も重要なのがピンまでの距離測定ですが、対象がとても細く小さいので、測定しにくいとも言われています。

COOLSHOT 40i GⅡでは、「LOCKED ON」と「8秒間連続測定」という2つの機能が搭載されていますので、ピンの測定を楽にしてくれます。

LOCKED ON機能

ピンをレーザー距離計で捉える際、背景に林などがあると、ピンより後ろのものが測定されてしまうことがあります。

しかし、重なりあった目標物があっても、最も手間の目標物が捉えられた際に、ファインダー内にLOCKED ONサインが点灯しますので、ピンフラッグが測れたことが分かります。

8秒間連続測定

▼8秒間連続測定機能の説明(3:39頃)から再生されます。

※動画内のモデルはCOOLSHOT PRO STABILIZEDですが使い方は同様です。

LOCKED ONと相乗効果を発揮してくれるのが8秒間連続測定機能です。この機能は、測定ボタンを長押しすることで、8秒間連続で測定されます。

ピンフラッグのような小さな目標物を測定する際は、8秒間の間に目標物の近辺を測定し続けることで、目標物を簡単に捉えやすくなります。

特徴③ 高低差測定機能を搭載

COOLSHOT 40i GⅡは、2つの測定モードが搭載されています。

  • Dモード(直線距離)
  • Gモード(打つべき距離の目安)

下位モデルのCOOLSHOT 20 GⅡは、直線距離のみなのに対して、G40i GⅡは、Gモードが搭載されている点が最大の違いとなります。

Gモードでは、水平距離に加え、ファインダー内の左下に「打ち上げ・打ち下ろし」がイラスト表示され、右上には「水平距離」、中央には高低差を加味した「打つべき目安距離」が表示されます。

日本のゴルフ場は海外と違って丘陵コースが多いのが特徴です。良くラウンドするコースが起伏に富んでいる場合は、高低差測定機能、いわゆるスロープ機能があるととても便利です。

筆者個人の意見としては、レーザー距離計を使うならばスロープ機能を必須と言って良いぐらいオススメです。

特徴④ 高低差計測の使用・不使用が外観から分かる!競技出場者におすすめ

出典:amazon

公式競技ではルール改正により距離計測が認められているため、レーザー距離計の普及が急速に進んでいます。ただし、高低差の計測は禁止されています。

COOLSHOT 40i GⅡでは、高低差計測モードを簡単にOFFにすることができ、外観からも高低差計測を使用していないことが分かるようになっています。

※競技によって使用可・不可は異なりますので、事前に確認してみてください。

モードの切り替えは、測定・電源ボタンの前にある小さなボタンを押すだけです。Dモード(直線距離)とGモード(打つべき距離の目安)が切り替わります。

特徴⑤ コンパクトで日本人が使いやすい

モデル (ニコン)
COOLSHOT
40i GⅡ
(ブッシュネル)
ピンシーカー プロ
XE ジョルト
(TecTecTec)
ULT-X 800
大きさ 96×74×41mm 114×84×44mm 110×76×41mm
算出体積* 約291cc 約421cc 約342cc
重量 約170g 約315g 約207g
*算出体積は縦・横・高さを乗じて算出したもので、実際の製品体積ではありません。

上の表は、人気モデル3種のサイズ・重量の比較をまとめたものです。ブッシュネルやTecTecTecは海外で国内外でとても人気のあるモデルですが、海外ブランドのため大きさ・重量もワールドサイズです。

一方、COOLSHOTは日本メーカーであるニコンの製品のため、日本人の小さな手でも扱いやすく馴染みやすい形状とサイズになっています。

特徴⑥ 電池式で充電の手間が不要

レーザー距離計は電池タイプと充電式に分かれまして、COOLSHOT 40i GⅡは電池式となあります。電池はレーザー距離計で一般的なCR2リチウム電池1ヶです。

電池式の利点としては、予備の電池をカバンに入れておけば、電池切れにも対応ができる点です。筆者としても、レーザー距離計については電池式をおすすめします。

なお、COOLSHOT 40i GⅡはオートパワーオフ機能が搭載されていますので、無駄に電池が消費されるのを防いでくれます。

ニコン COOLSHOT 40i GIIの使用者による感想・評価

高低差を勘案した距離が出るのでGPS距離計にはない正確さだと思います。

引用:Amazon

重宝しています。前の型ののを使っていましたので、2台目です。ニコンの製品は安心が出来ますね。

計測が早いです。高低差を計測できます。コンパクトで持運びが楽。手ブレ機能はないです

若干、手振れが気にはなりますがなれれば問題ないでしょう。距離測定は瞬時に表示され、実ラウンドでの使用が非常に楽しみです。

ニコン COOLSHOT 40i GIIのスペック

計測範囲 1,460m(1,600ヤード)
高低差計測
手ブレ補正
大きさ 96×74×41mm
重量 約170g(電池を除く)
測定単位 メートル、ヤード
測定精度 ±0.75m(700m未満)
測定スピード 0.3秒
電源 電池式(CR2 リチウム電池×1本)
防水 〇(生活防水)

ニコン COOLSHOT 40i GIIは、高低差計測機能(スロープ機能)が搭載されています。最上位モデルであるCOOLSHOT PRO STIBILIZEDと比べると、手ブレ補正機能が無い点が大きな差です。

手ブレ補正機能は、殆どのレーザー距離計で搭載されていませんしが、測定のしやすさを求める方は迷わず上位モデルのCOOLSHOT PRO STIBILIZEDをオススメします。

なお、手ブレ補正機能が無いと言っても、「LOCKED ON」と「8秒間連続測定」が搭載されていますので、ピンの測定はしやすくなっています。

下位モデルであるCOOLSHOT 20 GIIとの大きな違いとしては、40i GIIには高低差計測機能が搭載されている点です。丘陵コースなど起伏に富んだコースを回ることが多い方は、高低差機能があるレーザー距離計を購入することをオススメします。

COOLSHOT 40i GIIは、国産ブランドという安心感があり、高低差機能もあり、価格は中間的ですので、性能・機能・価格面のバランスが良く、とても買いやすいモデルです。

ニコン COOLSHOT 40i GIIの発売価格

ニコン COOLSHOT 40i GIIは、定価がオープンプライスとされていますが、公式ストアでは31,900円(税込み)で発売されています。

当記事を執筆した時点での小売価格は、Amazonで31,900円、楽天で33,000円となっていまして、Amazonの方が基本的に安く出品されているようです。

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