ゴルフ用の腕時計型GPSゴルフナビでVOICE CADDIEから発売の「ボイスキャディ T6」について、使い方・評価について取り上げます。
ボイスキャディ T6の特徴
ボイスキャディは、ゴルフ専門の距離計測器のシリーズで、腕時計型、レーザー距離計、音声案内型など、色々なタイプのものを取り扱っています。
ボイスキャディ T6は、腕時計型のGPSゴルフナビで、カラー液晶のタッチスクリーン式で、スマホに慣れている人には直感的で使いやすいのが特徴です。
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それでは、ボイスキャディ T6の機能面・操作面の特徴について解説していきます。
特徴① タッチスクリーンのカラー液晶で、スマホ感覚で操作できる
ボイスキャディ T6は、スマホのようにカラー液晶画面のタッチスクリーンが採用されています。画面上のアイコンをタッチしたり、画面全体をスワイプするなど、直感的に操作することができる点が特徴です。
画面横には４つのボタンがあり、ボタンによる操作する部分もありますが、タッチスクリーンが無い完全ボタン操作タイプと比べると、断然、操作のし易さがあります。ボタン操作が苦手・煩わしいという方には、タッチスクリーン式はとてもおすすめです。
特徴②：起動方法も簡単！GPSによりゴルフ場・ホールも自動検出
ゴルフ場で実際に使う際には、「ゴルフモード」を起動します。ボイスキャディ T6は、GPSが搭載されていますので、今いるゴルフ場とホールが自動検出されます。
▼ゴルフ場でゴルフモードを起動している様子です（3:03頃から再生）
起動方法も簡単で、時計画面（上図の左）を左にスワイプ（指で押した状態のまま、スライドさせる）すると、メニュー画面が表示されます。
メニュー画面（上図の右）には、上下左右に４つのメニューが表示され、上の「ゴルフモード」をタップすると「ゴルフモード」が起動されます。
収録されているコースは、全世界となっています。実際の収録コースはコチラのページで確認することができまして、日本国内の掲載件数を確認してみたところ2413件でしたので、ほぼ日本のゴルフ場はカバーされていると考えて良さそうです。
特徴③：３つのビューモードで場面に応じて最適な情報を見れる
ボイスキャディ T6には、３つのビューモードがあり、グリーンが遠い時、近い時など、場面に応じた最適な情報を見ることができます。
コースビュー
コースビューでは、コースのレイアウトが表示されます。コースレイアウトはスクロールしてみることもできますし、画面内の＋をタップすると拡大され、－をタップすると元のサイズに戻ります。
バンカーやハザードもレイアウト上に表示されますので、タップするとバンカー・ハザードの前・後までの距離が案内されます。
▼自分のドライバー飛距離地点がコースレイアウトに表示されます（2:29頃から再生）
予め、自分のドライバー飛距離を登録しておくと、コースレイアウト上に同心円ラインが表示されます。とても参考になりますので、予めドライバー飛距離を登録しておくことをおすすめします。
また、コースビューでもう１つ便利な機能として、ユーザーIPという機能があります。コースレイアウト画面でレイアップしたい地点をタップすると、現在地からレイアップ地点、レイアップ地点からピンまでの距離が案内されます。
▼実際のコースでユーザーIP機能を使って解説されています（1:22頃から再生）
GPS型のゴルフナビは、予め登録されているピンやハザードまでの距離が表示されるものが殆どでしたが、自分で定めたポイントを経由した距離が案内されますので、コースマネージメントをする上で、とても参考になる機能です。
ヤーデージ ビュー
ヤーデージビューは、コースビュー画面で右にスワイプすると、グリーンまでの距離が大きく表示されます。
フロントエッジ、センター、バッグエッジの３ヶ所の距離が表示されますので、グリーンの縦幅を考慮して、前に落とすか、デッドに狙ってみるかなど、戦略立案の際に役立ちます。
グリーンビュー
グリーンビューでは、グリーン形状が表示され、フロントエッジ、ピンまでの距離が表示されます。
ピンの場所については、画面上でタップすると位置を変えることができ、距離も変更した位置に対するものが、しっかり表示されます。
特徴④：高低差機能により打つべき目安距離が分かる
ボイスキャディ T6は高低差機能（スロープ機能）が搭載されています。
画面右に赤い山マークが表示されていると、高低差を加味した打つべき目安距離が案内されていることを表しています。
日本のゴルフ場は海外と比べてアップダウンが多いのが特徴です。GPS距離計を使用するのであれば、是非、高低差機能を使われることをオススメします。
なお、公式競技に出る等で高低差機能を使いたくない場合は、設定画面からOFFにすることができます。
特徴⑤：オートショット機能によりスコア登録・飛距離計測される
GPSゴルフナビは、殆どの製品がスコア登録機能を搭載しています。スコアの登録方法は、自動的にショットを感知してくれるタイプ、打つ前に自分でボタンを押すタイプの2種類があります。
ボイスキャディ T6は自動でショットを感知してくれる前者のタイプですので、スコア管理がとても楽になります。
さらに、スコアの登録と同時に飛距離も計測され、次のショット地点に移動した時にも前のショットの飛距離が画面上に表示されます。
特徴⑥：フィットネスモードも搭載
▼フィットネスモードの
ゴルフモード、そして、腕時計として使える以外にも、フィットネスモードが搭載されています。
ウォーキング、ジョギング、サイクリングのメニューがありまして、消費カロリー、距離、歩数といったヘルスケアのサポート機器として使うことができます。
ボイスキャディ T6の使用者による感想・評価・口コミ
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- 初めての腕時計タイプを使用しましたが、とても見やすくて操作も簡単です。心配していたバッテリーの持ちも1ラウンド終えて半分残りました。
- 一回ラウンドしただけでまだ使いこなせていないが、感覚的に操作することができて感触は良い。ベルトがソフトで質感が良い。 スマホの様に扱えてgood！
- デザインもよくプレー中も邪魔にならなくいいです。
- タッチパネルで距離を考えれるので、とても便利です、ハザードの情報も、手前から越えるまでの情報がわかりやすくいいです
引用：GDO
- この商品を購入するときに他の商品（ガーミンなど）も検討しましたが、T6が１画面に映される情報が一番シンプルでわかりやすく、操作方法も簡単そうだったのでこれに決めました。
- 思ってたより軽量で女性にでも使いやすいと思います。画面もスマホのようにスクロールできて使いやすいのですが、ラウンド中両手グローブしていると外しての操作が必要な場合もあります。
- いままでポケットから出し入れするタイプを使っていたので、腕にはめての操作性が楽しみです。
引用：楽天
ボイスキャディ T6のスペック
| スクリーン | カラーLCD |
|---|---|
| 本体サイズ | 幅47mm×縦47mm×厚さ13mm |
| 重量 | 55g |
| バッテリー稼働時間 | ゴルフモード：約10時間 時計モード：約9～10日間 |
| 防水等級 | 生活防水 |
| 通信仕様 | Bluetooth |
| コースデータ | 全世界のゴルフ場（1部の国を除く） |
ボイスキャディ T6は、フルタッチスクリーンで直感的に操作することができます。
腕時計型のGPSゴルフナビでは苦手としていた任意のポイントまでの距離についても、計測することが可能となっていて、レーザー距離計が得意とする機能も備えています。
ボイスキャディ T6の発売価格
ボイスキャディ T6の発売価格は38,500円（税込み）です。
当記事を執筆した時点での出品価格は、Amazonで36,700円、楽天では33,500円となっていますので、楽天の方が安価で購入できるようです。
