サイト内に広告が表示されることがあります

APEX 21・APEX PRO 21・APEX DCB 21・APEX TCB 21アイアンの最新情報まとめ

この記事は約9分で読めます。

キャロウェイのAPEXアイアンの2021年モデル、APEX 21・APEX PRO 21・APEX DCB 21アイアンの3種について、USにて公式情報が発表されましたので、最新情報を取り上げます。

※当記事執筆時点では、まだ日本キャロウェイからは情報が出ていませんので、スペック等は異なる可能性があります。日本モデルの情報は確認され次第、反映します。

APEXアイアンの21年モデルは3+1種類

▼USキャロウェイから発表されたAPEX 21アイアン3種類の紹介動画です。

キャロウェイから2021年のAPEXアイアンについて、3機種が発表されました。

2020年後半には、APEX MBアイアンがリリースされていますので、全部で4機種ということになると思いきや、SNS上では、さらに1機種の存在が確認されています。

ということで、APEXアイアンは全部で5機種となるようです。

  • APEX MB アイアン(2020年)
  • APEX 21 TCB アイアン(2021年)
  • APEX PRO 21 アイアン(2021年)
  • APEX 21 DCB アイアン(2021年)
  • APEX 21 アイアン(2021年)

APEX アイアン5機種の概要

APEXアイアンは、これまでのスタンダードモデルとPROモデルではなく、全部で5機種となると、形状や特徴、スペックなどの違いが気になるところです。

2020年のMB、そして、2021年の4機種について、概要をまとめてみました。

モデル名 形状 ロフト角(7番)
APEX 21 DCB ディープキャビティ 30°
APEX 21 キャビティー 30.5°
APEX PRO 21 中空 33°
APEX 21 TCB 中空・ツアーキャビティ 34°
APEX MB マッスルバック 34°

モデルは、やさしいと思われる順に並べました。

APEX 21 TCBアイアンは、USのキャロウェイのアイアンリストに掲載がありませんが、カスタムフィッティングにて提供されます。

ツアープロや上級者=マッスルバック というのは、今や一昔前で、現在はツアープロでもやさしさが取り入れられたアイアンが使われています。

その形状もまちまちで、キャビティーバックのもの、中空によりタングステンが埋め込まれているもの、ラバーなどの制振材で打感が実現されているものなど、千差万別です。

APEXアイアンの選択肢の多さは、現在のツアープロのニーズを映し出しているようにも見えます。

それでは、2021年のAPEXアイアンの各モデルについて、特徴を見ていきましょう。順番は上表のやさしいモデル順に紹介します。

APEXアイアン3機種を深堀プロが試打・比較!違いを解説

APEX、APEX DCB、APEX PROの3機種を深堀プロが打ち比べています。

試打した感想、適合ゴルファーについて解説されています。

APEX 21 DCBアイアンの特徴

概要

DCBはディープキャビティーバックの略で、文字通り、ヘッド外周部のキャビティー形状が厚めになっています。

ヘッド下部にはタングステンウェイトが搭載され、これまでのAPEXアイアンで最も寛容性が高くなっています。

ヘッド形状

2021年のAPEX アイアンの中で、オフセットがあり最もグースがきいています。

ボールをしっかり捉えたい方、そして、ミスへの許容性を重視したい方に適しています。

スペック

番手 ロフト角 長さ ライ角 オフセット カーボン スチール
4 20° 38.75″ 60.5° 5.08 D0 D2
5 23° 38.125″ 61.3° 4.57 D0 D2
6 26° 37.50″ 62.0° 4.06 D0 D2
7 30° 37.00″ 62.5° 3.81 D0 D2
8 34° 36.50″ 63.0° 3.56 D0 D2
9 38° 36.00″ 63.5° 3.3 D0 D2
PW 43° 35.375″ 64.0° 3.05 D0 D2
AW 48° 35.50″ 64.0° 2.79 D0 D2

APEX 21アイアンの特徴

概要

こちらはAPEXアイアンの2021年モデルのスタンダードモデルです。DCBと同様に軟鉄ボディーにタングステンウェイト、そして、AI設計によるフラッシュフェースカップが搭載されています。

ハンディキャップは5~15のゴルファー向けで、飛距離を重視する方向けのアイアンです。

ヘッド形状

先程のAPEX 21 DCBアイアンよりは、ヘッドのトップライン、ソールは薄めです。

グースもしっかりありますが、DCBよりはやや抑えめになっています。

スペック

番手 ロフト角 長さ ライ角 オフセット カーボン スチール
3 19° 39.00″ 60.0° 5.08 D0 (L・R)、D1 (S) D2
4 21° 38.50″ 60.5° 4.57 D0 (L・R)、D1 (S) D2
5 23.5° 38.00″ 61.0° 4.06 D0 (L・R)、D1 (S) D2
6 26.5° 37.50″ 61.5° 3.56 D0 (L・R)、D1 (S) D2
7 30.5° 37.00″ 62.0° 3.05 D0 (L・R)、D1 (S) D2
8 34.5° 36.50″ 62.5° 2.79 D0 (L・R)、D1 (S) D2
9 38.5° 36.00″ 63.0° 2.67 D0 (L・R)、D1 (S) D2
PW 43° 35.75″ 63.5° 2.54 D0 (L・R)、D1 (S) D2
AW 48° 35.50″ 63.5° 2.41 D0 (L・R)、D1 (S) D2

APEX PRO 21 アイアンの特徴

概要

こちらはAPEXのプロモデルです。スタンダードのAPEXアイアンはキャビティーバックですが、プロモデルは中空構造が採用されています。

ハンディキャップは5~5以上ぐらいのゴルファー向けとされています。

ヘッド形状

プロモデルは、スタンダードモデルと比べてもグースが抑えられ、すっきりとしたネック形状になっています。

トップラインも薄めに仕上がっていて、7番のロフト角が33°ありますので、操作性を重視したいゴルファーが扱いやすく、しっかり球を上げてターゲットを狙いやすくなっています。

スペック

番手 ロフト角 長さ ライ角 オフセット カーボン スチール
3 20.5° 39.00″ 60.0° 3.56 D3 D2
4 23° 38.50″ 60.5° 3.43 D3 D2
5 26° 38.00″ 61.0° 3.18 D3 D2
6 29° 37.50″ 61.5° 3.05 D3 D2
7 33° 37.00″ 62.0° 2.8 D3 D2
8 37° 36.50″ 62.5° 2.54 D3 D2
9 41° 36.00″ 63.0° 2.16 D3 D2
PW 45° 35.75″ 63.5° 1.9 D3 D2
AW 50° 35.50″ 63.5° 1.65 D3 D2

APEX 21 TCBアイアンの特徴

概要

TCBはツアーキャビティーバックの略で、APEX PRO 21アイアンとAPEX MBアイアンの間に位置するモデルです。

ヘッド形状

キャビティーという名前が付いていて、さらにバックフェースは中央部分が凹んでいますので、中空構造には見えない感じがしますがが、海外サイトでは「1025 Forged Hollow Body Construction」と言う説明がありますので、中空アイアン(Hollow)ということになります。

スペック

番手 ロフト角 ライ角 オフセット
3 20.5° 60.0° 0.125
4 23° 60.5° 0.118
5 26° 61.0° 0.111
6 30° 61.5° 0.1
7 34° 62.0° 0.09
8 38° 62.5° 0.08
9 42° 63.0° 0.072
PW 46° 63.5° 0.064
AW 50° 63.5° 0.056

まとめ

APEX 21アイアンについて、特徴、構造、スペックを取り上げました。

既に発売されているAPEX MBアイアン、そして、カスタムフィッティングのAPEX 21 TCBアイアンを含めると、APEXアイアンは全部で5機種となります。

テーラーメイドのPシリーズアイアン、タイトリストのTシリーズも多機種のラインナップになっていて、中・上級者向けアイアンはニーズに合わせてモデルの多様化が進んでいます。

飛距離、寛容性、フィーリングなど、最も取り入れたい要素を改めて確認してみると、自分に合ったモデルを見出しやすいと思います。

タイトルとURLをコピーしました