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【ドライバーを無料で飛距離アップする方法】横田真一プロの検証結果が興味深い【今後の主流になりそうです】

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簡単にドライバーショットの飛距離をアップする方法が、最近、女子ツアーで流行っているそうです。

費用も0円でできるため、ゴルフユーチューバーの横田真一プロが、実際に検証されていて、動画がアップされています。

とても興味深い結果が出ているため、取り上げてみました。

女子ツアーで流行っている!無料で飛距離アップする方法

女子ツアーで流行っているというドライバーの飛距離アップする方法について、先に振れておきます。

「ドライバー」「無料」で飛距離アップとなると、実は以前にも話題になったことがあるため、ご存知の方もいると思います。

そのやり方は、「ウェイトを外して極端にクラブヘッドを軽くする」という方法です。

飛びのメカニズムは、「ヘッドを極端に軽くする」ことで、「バランスを下げ」て振りやすくし、「ヘッドスピードを上げ」、飛距離をアップするということになります。

スライダー式や固定のウェイトを外して、クラブを軽量化

最近のドライバーは、ウェイトをスライドさせたり、位置が固定されたウェイトながら、重量変更できるタイプがあります。

そういったタイプのウェイトを取り外したり最軽量の物に置き換えることで、ヘッド重量を軽くすることができます。

特にスライダー式のウェイトについては、スライドさせる部分なども取り外すことで、かなりの軽量化が図れます。

なお、ドライバーは穴が開いていると違反クラブになるとのことで、物によっては穴を塞ぐ高低が必要となります。

軽量化して飛距離アップを検証した動画

▼横田真一プロがウェイトを外したクラブで打ってみた動画です。

こちらが横田真一プロがウェイトを外したドライバーで飛距離アップするかを検証した動画です。

用いているのは、テーラーメイドのR15 460ドライバーです。スライダー式のウェイト調整機能がソール前方に搭載されていて、ウェイトが2つ入っています。

標準でウェイト1つが12.5gですが、横田真一プロはウェイトを外して30g軽くなっているとのことなので、もともとが15gのオプションウェイトが2つ入っていたと思われます。または、台座の部分も含めて送料が30gなのかもしれません。

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ウェイトを外した結果、ヘッドスピードはアップしたが…

普通の重たいクラブは、横田真一プロのこの時点でのエースドライバーであるキャロウェイのMAVRIKを用いています。

ウェイト有り無しで、製品自体が異なりますので、飛距離の違いというのは比較しがたいところはありますが、ヘッドスピードは重量に依存してきますので、参考になる値です。

▼ウェイトが有るクラブの検証結果(重いドライバー)

No ヘッドスピード ボールスピード ミート率 スピン量 キャリー トータル
1回目 46.2 68.9 1.49 2198 269.1 287.7
2回目 46.5 68.7 1.48 2060 268.9 289.5
平均 46.3 68.8 1.48 2129 269 288.6

▼ウェイトが無いクラブの検証結果(軽いドライバー)

No ヘッドスピード ボールスピード ミート率 スピン量 キャリー トータル
1回目 48.5 70.8 1.46
2回目 48.3 69.6 1.44 1663 269.1 294.2
3回目 48.7 69.4 1.42 2293 265.9 287.9
4回目 49.2 71.6 1.45 1935 283 303.4
平均 48.9 70.5 1.43 2114 274.4 295.6

この結果で注目したい点は、ヘッドスピードとミート率です。

ヘッドスピードとミート率

ヘッドスピードについては、ヘッド重量が軽くなることで平均して2.6m/s速い値となっています。ヘッドスピードが速くなれば、理論上はボールスピードもアップしますので、飛距離アップへとつながります。

横田真一プロ自身も、動画の中で「軽い。めちゃくちゃ振りたくなる。」とコメントされているので、感覚的にも速く振れるのは間違いないようです。

そして、次にミート率ですが、折角ヘッドスピードが劇的にアップしていますが、ミート率は1.48から1.45に下がっています。

ミート率とは、ヘッドスピードがどれだけボールスピードに伝達されたかを表す数値で、高いほど良く、1.5が良い値とされています。

重たいクラブと比べて0.03下がっています。ヘッドスピードは上がりましたが、インパクトエネルギーをボールに伝える効率は、はっきりと下がっています。

ヘッドスピードは2乗の効果がある

ミート率が下がる原因は、クラブヘッドの重量が下がることで、質量に依存する運動エネルギーが下がることによると思われます。

運動エネルギー = 1/2 × 質量 × スピード2

運動エネルギーは上記の式で表されますので、質量が小さくなればエネルギーは低下します。そして、スピードについては2乗で効いてきますので、スピードアップはエネルギーアップに大きく寄与します。

今回、横田真一プロはヘッドスピードが約5.8%アップしていて、クラブ重量の下軽量化は2%ですので、ヘッドスピードアップの効果の方が、理論上でも優っています。

軽くなることで、ヘッドスピードが大きくアップする場合、ヘッドスピードアップがミート率低下を補う以上に効果を発揮すると、飛距離アップにつながるります。

ヘッドスピードアップが望めない場合は、逆効果

▼試打ラボさんによる検証結果の動画です。

実は、もう一つ、ウェイト外しを検証した動画があり、これも興味深い結果となっています。

試打ユーチューバーではNO.1チャンネルの1つ、試打ラボしだるTVさんです。

EPIC FLASHのサブゼロドライバーのウェイトを外して、試打測定されています。

検証の結果は、以下の通りです。

  • ウェイトを外すと軽く感じる。
  • だが、ヘッドスピードは上がっていない。
  • ヘッド重量が下がることで、ミート率が激減する。

試打ラボの石井プロは、恐らく、重いクラブでも十分振り切れる身体能力をお持ちのため、軽くしてもヘッドスピードが変わらなかったと思われます。

その結果、単純にクラブ重量だけが下がってしまったため、ミート率が下がり、飛距離が伸びないという結果となっています。

やはり、クラブ重量を軽くするからには、ヘッドスピードが速くなることが、飛距離アップのための必須条件と言えます。

その意味では、現在のクラブが重すぎるかどうかが判断基準となりますが、重すぎるという感覚がどのようなものかはフィーリングですから、この点は試してみなければ分からないと思います。

ウェイトが有る方は、外してみて試すことができますが、無い方は、一般男性の場合、シニアやレディースのクラブを借りてみると良いと思います。

更に注意したいのは、ヘッドが軽くなることのデメリット

検証結果からすると、ヘッドが軽くなることは、飛距離アップに大きく寄与する、または、その可能性があることが分かります。

一方で、人間はマシンのようにゴルフクラブを振れるわけではありませんので、課題も出て来ます。

ある程度の重量感が無いと、ちょっとの力でブレてしまいますので、ミスが出やすい原因の一つとなります。

実際、横田真一プロはシャフトが10g軽いものを使うと、軽すぎて緊張してしまうと述べられていて、軽いクラブの使用については、以下のようなことを述べられています。

  • 軽いクラブで、ここ一発の飛びは出る。
  • 緊張する場面では使いづらい。
  • アマチュアが仲間とプレーするのには良い。

まとめ

ウェイトを外してクラブを軽くすると、飛距離がアップする件について取り上げました。

特にエピックフラッシュが使われていた2019年にはツアープロでも流行っていて話題になっていて、今尚、この話題は風化していません。

もしかしたら自分もドライバーが重すぎるかも、と言う方は、是非、一度、試してみる価値はあると思います。

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