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SIMグローレフェアウェイウッドの試打・評価・感想

この記事は約4分で読めます。

テーラーメイドのSIMグローレフェアウェイウッドについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。

SIMグローレフェアウェイウッド

SIMグローレフェアウェイウッドは、SIMとグローレが融合したモデルです。

厳密に言えば、アジア市場向けに展開されているグローレシリーズに、SIMのテクノロジーを搭載したモデルとなります。

ドローバイアス設計

SIMグローレフェアウェイウッドは、カーボンクラウンとカーボンソールが採用され、軽量化が図られています。

余剰重量はヘッド内部に40gのドローバイアス・バックウェイトとして配分され、ドライバーと同じ大きな重心角が実現されています。

重心角が大きくなることで、ヘッドがスクエアに戻りやすくなりますので、スライスが出やすいゴルファーに適しています。

ソールデザインそのものも、アシンメトリーでドローバイアスになっています。

併せて地面との接触も抑えた形状が採用されていますので、振り抜けの良さとつかまりの良さが両立されています。

ネックはすっきりしたペンシル型を採用

SIMシリーズ・SIM2シリーズは、可変スリーブが採用されていますが、SIMグローレはロフト角・ライ角の調整機能がなく、ペンシルネックが採用されています。

これにより、ネックがすっきりとして構えやすさが向上し、さらに、重量負荷となる可変スリーブが無いことで、更なる軽量化と効果的な重量再配分が実現されています。

ツイストフェース・スピードポケットを搭載

テーラーメイドのウッド系の主要テクノロジーであるツイストフェース、スピードポケットは、ドライバーと同様に採用されています。

ツイストフェースにより、ハイトゥ・ローヒール方向に打点がズレても、弾道がセンターに戻る効果が働きます。

スピードポケットにより、フェースの下目で捉えてしまった場合に、ミスが許容され、飛距離の低下が軽減されます。

SIMグローレフェアウェイウッドの試打・評価

SIMグローレフェアウェイウッドをプロが計測試打・評価

  • 前作のMグローレよりもアップライトに見えて、つかまりそうに見える。
  • SIMグローレの方がヘッド体積が大きく見える(実際、大きい)。
  • シャフトがAir Speederになって、スピンが入る。シャフトのしなりもあって、球が上りやすい。
  • SIMグローレの方が、SIM MAXよりも打感はしっとりしている。
  • 飛距離だけを見ると、Mグローレも良い。球の上がりやすさ、寛容性は、SIMグローレは良い。

SIMグローレフェアウェイウッドの特徴を解説

  • ドライバーからの流れで使いやすいフェアウェイウッドとなっている。
  • 構えてみると、SIMシリーズそのまま。
  • フェース素材にはC300という弾きの良いものが使われている。
  • 球が上りやすく、ヘッドが返ってくれるので、右にすっぽ抜ける球が出にくい。

SIMグローレフェアウェイウッドをショップスタッフが解説

  • ヘッドを置くと左に向くので、右を嫌がる人に良い顔している。
  • ドライバーと同じように、真っ直ぐ出て仄かにドローが入る。
  • 前作のMグローレと比べて、打感・打音が進化している。
  • 球が上りやすくて、つかまりやすいので、OBが減りそう。

SIMグローレフェアウェイウッドのスペック

番手 3 5 7
ロフト角 15 18 21
ライ角 57.5 58 58.5
ヘッド体積 186 172 161
長さ 43.25 42.75 42.25

SIMグローレフェアウェイウッドのシャフトスペック

SIMグローレフェアウェイウッドの公式サイトに掲載されているシャフトは、Air Speeder TM(カーボン)のみの1種類です。

前作のMグローレでは、SPeeder EVOLUTION TMでしたので、シャフト・クラブ重量共に、今作では4~5g軽量化されています。

Air Speeder TM

フレックス クラブ重量(g) シャフト重量(g) トルク バランス 調子
S 約292 約44 6.6 D2.5 先中
SR 約288 約41 6.8 D2.5 先中
R 約286 約39 7.0 D2.5 先中

SIMグローレフェアウェイウッドの発売日・発売価格

SIMグローレフェアウェイウッドの発売日は、2020年10月9日です。

発売価格は、Air Speeder TMの標準装着で、53,900円です。前作のMグローレと比べて、税抜きでは1,000円高くなっています。

 

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