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最新のGGスイングのメカニズムとポイントを解説!片山晋呉・星野英正プロの実演解説で丸わかり!

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今、世界で最も注目されている「GGスイング」。

PGAツアープロの多くが取り入れている最新のスイング理論について、片山晋呉プロ・星野英正プロが実演解説している動画も交えて、詳しく取り上げます。

GGスイングとは?

GGスイングとは、コーチのジョージ・ガンカス(George Gankas)が提唱したスイング理論です。

スイング始動時のスウェーもなく、足の開き方もガニ股などと言われていて、これまでと異なる全く異質で新しいスイングです。

▼GGスイングの特徴を大げさに実演したところ(14:27)から再生されます。

物理的にも理に適ったとされるGGスイングについて、メカニズムやポイントを片山晋呉・星野英正の2人のプロがyoutubeで実演解説してくれています。

百聞は一見に如かずということで、実際にプロの解説を見ると、GGスイングのメカニズム、マスターするためのポイントが丸分かりです。

GGスイングがプロの実演解説で良く分かります!

出典:youtube.com

片山晋呉プロ、星野英正プロの二方の解説実演動画を取り上げます。

片山晋呉プロの動画を見ると、メカニズムと習得のポイントがほぼ全て分かるといっても良い内容です。

その前に、自身が取り入れている最中という星野英正プロの動画を見ると、今までのスイングとの違い、戸惑う点などを挙げられていて、これから学んで行こうとする方には、とても参考になります。

まずは、野英正プロの動画をご覧頂いてから、片山晋呉プロの動画をご覧頂くと、完全に理解できるのではないかと思います。

星野英正プロが実演解説した動画

動画の中で星野英正プロが述べている主だったことを列挙します。

  • 今までは、スイング前半に右に体重移動し、トップから打ちに行くと同時に左に体重移動していた。そうなると、腰のラインは最後に左が上がる。
  • GGスイングでは、腰のラインが逆で右が下がる。
  • 大事なのは、下半身の軸を動かさない。スイング後半はタイガーやマキロイも左にスウェーするが、GGでは後半も動かない。
  • シャローイング(ヘッドを寝かせる)が必要になるが、これができない人は習得が難義。
  • GGスイングの全てが全ての人に良いわけではないと思うので、良いところを取り入れれば良いのではないかと思う。

動画の最後に習得中というGGスイングを星野英正プロが実演されています。

GGスイングは不格好なイメージがありましたが、確かにスウェーがないため、スイング全体がきれいに見えます。

個人的にGGスイングを取り入れることで、スウェーを抑えるため頭の左右のブレがなくなり、スイングの正確性・安定感が高まるという副産物も得られるのではないかと思いました。

また、インパクトの際にボールに正対するのではなく、ハンドファーストでやや飛球線方向を向くというところも、力が出せるポイントとして直感的に理解しやすいです。

片山晋呉プロが実演解説した動画

こちらの動画は横田真一プロが片山晋呉プロにGGスイングを教わるという内容になっています。

そのため、横田真一プロからの質問も交えて、実に詳しく解説されています。

何より、GGスイングを行うためのポイントに留まらず、何故、その動作が必要・不必要かも解説されていますので、メカニズムまで分かります。

以下にGGスイングのポイントについて、動画の中で述べられているポイントをまとめの意味も含めて列挙します。

  • スイング始動は、腰を左にスウェーせず、回転軸を動かさない。
  • トップポジションからの切替しからは、右足は外旋、そして左足も外旋。
    (この形にする理由は、地面を最も力強く踏み込めるため)
  • 踏んだ時に左の骨盤の方が右より低い位置になる(これがとても大事)。スウェーすると左が高くなってしまう。
  • ダウンスイングではシャローで、ハンドファーストでインパクトする。そのためには左手を屈曲する。
  • インパクト前は右足で踏んで、インパクトからは左足で踏み上げる。

プロのスイングで、GGスイングと普通のスイングを比較

GGスイングについてプロの解説を見聞きしたところで、実際のGGスイングと普通のスイングを見比べてみましょう。

▼マシュー・ウルフのGGスイング

こちらはマシュー・ウルフのGGスイングです。

スイング始動時には左への体重移動、スウェーがなく、頭の位置が常に一定です。

そして、トップでの切り返しの際に、右足・左足共に外旋していて、瞬間的にガニ股になっていることが分かります。

インパクトの際には、沈み込んだ体を蹴り上げて、地面反力を活かしている様子が分かります。

▼渋野日向子のスイング

これはこれできれいなスイングで憧れてしまいます。GGスイングと比べると、始動時・切り返し後で、右・左へのスウェーがあることが分かります。

また、体の沈み込みが無いため、地面反力を使っている様子は素人目には感じ取れません。左右の体重移動と回転を活かして飛ばしているように見えます。

まとめ

世界で最新のスイング理論と言われている「GGスイング」について、取り上げました。

最近ではその世界の専門家がこぞってyoutubeに動画をアップしてくれていますので、一流選手の解説が無料で見れるという、とても贅沢な時代になりました。

GGスイングについて、解説が片山晋呉プロ、聞き手が横田真一プロという、なんとも有難い内容になっています。

形の説明だけでなく、何故それが必要か、何故そうなるかを解説されていますので、理解がとても深まる内容です。

GGスイングは、体がしっかりした人向けという見解もあるようですので、星野英正プロが述べていた通り、全てを取り入れると言うより、理論を理解した上で、自分に合ったところを部分的に取り入れていくというのも良い方法ではないかと思います。

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