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歴代インプレス inpres UD+2ドライバーを一挙紹介!

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ヤマハから発売の「inpres UD+2」シリーズは、特徴とターゲットゴルファーが明確で分かりやすく、アベレージゴルファーのニーズをストライクに捉えていることから、初代モデルから人気があります。

これまで発売されている「inpres UD+2」シリーズのドライバーについて、歴代モデルを時系列にまとめます。

inpres UD+2シリーズは、もともとアイアンから始まった

inpres UD+2シリーズは、ヤマハの人気シリーズの一つとなっています。始まりを遡ると、2014年に発売されたinpres RMX UD+2 アイアンに辿り着きます。

今でこそお馴染みの「+2番の飛び」がゴルファーに支持され、2016年後期には「inpres UD+2」という名称になって、ドライバーからアイアンまでフルラインナップでの発売となっています。

「inpres」「UD+2」の意味は?

「inpres UD+2」という名前を見ると、「どういう意味だろう?」と思われた方もいると思います。

「inpres」と「UD+2」は、別々の時期に命名されていますので、それぞれに意味があります。

まず、「inpres」ですが、「impress」の間違いでは?と思ってしまいそうですが、文字が長過ぎるため、あえてこのスペルにしているそうです。

「印象づける、感動させるという意味 の英単語【impress】から来ています。広告やカタログで横長のロゴのバランスが良くないため、mをnに、最後のsを取りのぞいた造語が【inpres】なのです」

※引用:https://lesson.golfdigest.co.jp/gear/topics/article/77561/1/

次に、「UD+2」ですが、「+2」はプラス2番手という意味だと分かります。

残る「UD」は、「Ultra Distance」の略で、要するに「凄い飛び」といった意味が込められています。

アイアンは強烈なストロングロフト仕様となっていますので、飛距離性能が非常に高いクラブです。

ウッド系についても、軽さ、つかまりの良さから、飛距離性能を高めています。ですが、大きな重心角でオフセットのあるネック仕様が特徴的ですので、飛距離というより、つかまりの良さが評価されているように思います。

inpres UD+2シリーズ ドライバーのモデル年表

世代 モデル年(発売年) モデル名
初代 2017年(2016年後期) インプレス UD+2 ドライバー(2017)
2代目 2019年(2018年後期) インプレス UD+2 ドライバー(2019)
3代目 2021年(2020年後期) インプレス UD+2 ドライバー(2021)

inpres UD+2シリーズは、初代からずっと同じ名称で発売されています。

上の表では、末尾にモデル年を付していますが、正式にはありません。ネット上では1つ前のモデルも同じ時期に発売されることが多々ありますので、モデル名の後ろに年式を付すのが一般的となっています。

シリーズを通して、大きな重心角、オフセット、軽量、深低重心といった特徴がありますので、対象となるゴルファーは、ヘッドスピードが35~40m/sぐらいの人、つかまりを求める人、軽めのクラブで楽に振りたい人といったあたりとなります。

インプレス UD+2ドライバー 2017年モデル(初代)

インプレス UD+2の初代ドライバー。ソール一体型ウェイトとバッジウェイトが搭載され、この2つのウェイトだけで、ヘッド重量の20%にも及び、深低重心が実現されています。

重心角は34°で、この年のドライバーの中では恐らく最大角のスペックで、スライスに悩むゴルファーにとって分かりやすいドローバイアス設計となっています。

  • ロフト角:9.5、10.5°
  • ライ角:61°
  • フェース角:0°
  • ヘッド体積:460cc
  • クラブ長さ:45.75インチ
  • 重心角:34°
ヤマハ inpres UD+2 2017ドライバーの試打・評価・感想
inpres UD+2ドライバーの2021年モデルは下記記事をご覧ください。 ≫ inpres UD+2 2021ドライバー(3代目)の試打・評価・感想の最新情報まとめ ※追記:2019-02-15 ...

インプレス UD+2ドライバー 2019年モデル(2代目)

インプレス UD+2の2代目ドライバー。37gのソール一体型ウェイトがヘッド後方のヒール寄りに搭載され、前作と同様にヘッド重量の20%にも及び、深低重心・ドローバイアス設計となっています。

重心角は前作の34°から33°となっていますが、それでも一般的なドライバーと比べると、かなり大きな重心角となっています。

ネックとヘッドの位置を工夫することで、前作よりもヘッドが3mmトゥ側に位置し、回転半径が大きくなることにより飛距離アップが図られています。

  • ロフト角:9.5、10.5°
  • ライ角:61°
  • フェース角:0°
  • ヘッド体積:460cc
  • クラブ長さ:45.75インチ
  • 重心角:33°
ヤマハ inpres UD+2 2019ドライバーの試打・評価・感想
inpres UD+2ドライバーの2021年モデルは下記記事をご覧ください。 ≫ inpres UD+2 2021ドライバー(3代目)の試打・評価・感想の最新情報まとめ ヤマハから2018年後期に発売...

インプレス UD+2ドライバー 2021年モデル(3代目)

インプレス UD+2の3代目ドライバー。外観が大きく変わり、フェースの直ぐ後ろのクラウン・ソールに、スピードボックスという凹状構造が採用されています。

フェース周辺の剛性が高められていて、ヘッドの無駄な振動が抑えられることで、インパクトエネルギーの効率的にボール初速に転換されます。

重心角はシリーズ最大の34.5°となっていて、ヘッドがスクエアに返りやすくなっています。深重心により慣性モーメントも大きく、左右のブレが抑えられ、直進性の高い弾道が出やすくなっています。

  • ロフト角:9.5、10.5°
  • ライ角:61°
  • フェース角:0°
  • ヘッド体積:460cc
  • クラブ長さ:45.75インチ
  • 重心角:34.5°
inpres UD+2 2021ドライバー(3代目)の試打・評価・感想の最新情報まとめ
★追記2020-09-26:試打動画を1件追加しました。 ヤマハのinpres UD+2ドライバーの2020~2021年モデルについて、最新情報を取り上げます。 インプレス UD+2ドライバー 202...

 

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