ダンロップから2008年に発売されているThe ゼクシオ(XXIO 5) REVOドライバーについて、試打や感想を交えながら取り上げます。
目次
The ゼクシオ REVOドライバーの特徴
ザ・ゼクシオ REVOドライバーは、2007年12月に発売されているザ・ゼクシオ(5代目)ドライバーの翌年に発売されたモデルです。
どちらも、ザ・ゼクシオという5代目レギュラーモデルの名を冠していて、特徴的なT字型のソールデザインは同じです。
REVOはシャローで深重心
ザ・ゼクシオドライバーは、ヒール寄りにウェイトが搭載され、つかまり性能を重視した設計になっています。
一方、REVOの方はヒール寄りウェイトがなく、代わりにヘッド形状が後方に長く伸びたシャローになっています。
これにより、重心が深い位置になりますので、ミスに強く、球が上りやすくなります。
ロフト角は9.5~11.5°の3種類
ザ・ゼクシオドライバーは、ロフト角が8.5~11.5°まで1°刻みで4種類ありますが、REVOの方は9.5~11.5°までの3種類です。
寛容性が高いモデルですので、やさしさを求めるゴルファー向けのモデルですから、自分のスイングスピードで球を上げきる方向けのロフトが立ったモデルは用意されなかったようです。
ライ角は1.5°アップライト
ライ角は、ザ・ゼクシオの57.5°から、REVOは59.0°となっています。
クラブ長さは同じ45.75インチとなっていますので、同じ構えかたをすると、REVOの方がアップライトになり、フェースがやや左を向く格好になります。
ヒールウェイトが無いため、アップライトによりつかまり性能を持たせているのかもしれません。
ダンロップ社が意図したかどうかは不明ですが、つかまりが良くなるライ角設定であることには違いありません。
The ゼクシオ REVOドライバーの試打・評価
- まず目につくのが投影面積の巨大さ。ルール適合460CCだが、構えると500CCぐらいに感じる。
- ヘッドはトウ&ヒール方向だけでなく、奥行き方向にもグッと広がり、見るからに「やさしさ」と「慣性モーメントの大きさ」を強くアピールしている。
- 強めのフックフェース。左が怖いフッカーには構えづらく、左のミスが出やすいスライサーに好まれる顔つきだ。
- 「カキーン」とゼクシオならではの爽快なインパクト音とともに1球目から3番ウッドで打ったみたいな高弾道。続けて打ってもボールがグングン上がる。そして印象に残ったのがヘッド挙動。多少打点がズレてもおかまい無しにボールが真っ直ぐ飛ぶ。
- 見た目通り、ゼクシオよりも直進性を追求して作られていることがハッキリと体感できる。
引用:GDO
The ゼクシオ REVOドライバーの口コミ・評価
- フックフェースがキツイせいか、よくチーピンします。 常に力まずかるーく振り続けられればFWキープ率はかなり上がると思われます。
- T社r7からの買い替えです。方向性の評判と価格に魅せられての購入です。練習場で初打ちしましたが、安定感、振り抜け、打音とも予想以上でした。飛距離は、前の物より堕ちるかもしれませんが、何より救ってくれるのは方向性が抜群で、スライス系ボールが減り、なっても角度を狭くしてくれます。力が落ちてきているおじさんには、良い味方です。
引用:GDO
The ゼクシオ REVOドライバーのスペック
ヘッドスペック
- ロフト角:9.5/10.5/11.5°
- ライ角:59.0°
- ヘッド体積:460cm3
- クラブ長:45.75インチ
- クラブ重さ:285g(Rスペック)、292g(ミドルウェイトシャフトのRスペック)
シャフトスペック
シャフトは標準のMP-500に加え、ミドルウェイトのMP-500Mが追加されています。約10gの重量差がありますので、重みを感じてスイングしたい方は、ミドルウェイトシャフトを選択することができます。
The ゼクシオ MP500 カーボンシャフト
硬度 | 調子 | 重さ(g) | トルク |
---|---|---|---|
S | 中 | 51 | 4.7 |
SR | 中 | 49 | 4.8 |
R | 中 | 46 | 4.9 |
R2 | 中 | 45 | 5.0 |
The ゼクシオ MP500 M カーボンシャフト
硬度 | 調子 | 重さ(g) | トルク |
---|---|---|---|
S | 中 | 61 | 4.5 |
R | 中 | 55 | 4.7 |