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クリーブランド ランチャー XL・XL LITE・XL LITE DRAWドライバーの最新情報!スペック・評価・試打【リバウンド・フレームを搭載】

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クリーブランドから発売の3種類のドライバー、ランチャー XL・XL LITE・XL LITE DRAWドライバーについて、最新情報を取り上げます。

ランチャー XL・XL LITE・XL LITE DRAWドライバーの特徴

ランチャーXLシリーズのドライバーは、ランチャーXL、ランチャーXL LITE、ランチャーXL LITE DRAWの3機類のモデルがあります。

まず、ランチャーXLシリーズとしての3つの特徴を見てみましょう。

特徴① 慣性モーメントが11%アップ

オフセンターヒットの際には、ヘッドに回転(ブレ)が生じてしまい、弾道がそれてしまいます。

大きなヘッドを採用すると、慣性モーメントが大きくなり、ヘッドの回転(ブレ)が生じにくくなり、より真っすぐな弾道が出やすくなります。

このメカニズムについて、クリーブランドの例えが絶妙のため、原文和訳を紹介します(一部修正)。

▼大きなヘッドの効果をクリーブランドが詳しく解説した話です。

これを想像してみてください。あなたは子供であり、父親のオフィスチェアで回転しています(父親が「やめなさい」と言ったとしても)。

足をまっすぐ突き出して回転すると、かなり遅いですよね?しかし、胡坐(あぐら)をかいて足を畳んで、しばらく待ってみてください。すると、回転が速くなり、目がくらむようになります(お父さんが家の向こう側から叫びます)。

これがMOIです。物体の中心から遠く離れた質量は、回転を遅くします。

これをゴルフクラブに当てはめると、クラブヘッドが大きいほど、ランチャーXLの中心から可能な限り離れた場所に任意の質量を配置することができます。

そして、お父さんのオフィスチェア、フィギュアスケート選手のスピン、バレリーナのピルエットのように、体の質量が外側に伸びると、体のスピンが遅くなります。

ゴルフクラブのヒールやトゥ寄りでボールをインパクトすると、そのゴルフクラブが回転してしまいます。これがとても重要な点です。ゴルフクラブのフェースが開閉する度合いは、ボールが打ち出される方向に直接影響します。

つまり、オフセンターヒット時のヘッドの回転を小さく抑えると、よりまっすぐ飛ばすことができます。

特徴② リバウンドフレーム

リバウンドフレームという聞くと、「知ってるぞ?」と思った方もいると思います。

スリクソンのZXシリーズで搭載され、その後、ゼクシオプライムでも搭載されているテクノロジーです。

スリクソン、ゼクシオはダンロップのブランドで、ダンロップを所有する住友ゴムはクリーブランドを所有しています。

つまり、同じ系列のゴルフブランド・ゴルフメーカーとなりますので、テクノロジーも共有されています。この辺りは無駄がない日本企業の良さが出ていますね。

リバウンドフレームが搭載されることで、フェース面から柔剛柔剛の二重の撓み構造が構築されます。1重よりも大きな撓みが生み出されますので、ボールスピードのアップにつながります。

▼リバウンド・フレームは、ゴルフボールにも採用されました。

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特徴③ アクション マス CB

こちらもゼクシオ11ドライバーやアイアンに詳しい方は、「これもきた!」とお思いかと思います。

グリップエンド側に重量負荷を持たせた「ウェイトプラス・テクノロジー」のクリーブランド版ということになります。

単にカウンターバランスにするのではなく、グリップのエンド側に重量を持たせることで、ヘッドがより軽く感じられ、スイング軌道が安定し、腕がより体の近くを通るようになります。

スイングスピードのアップだけでなく、スライスが抑えられ、より真っすぐな弾道が出やすくなります。

ランチャー XL・XL LITE・XL LITE DRAWドライバーの3機種の違い

ランチャーXLシリーズの3機種のドライバーは、基本的な特徴は同じで共通のテクノロジーが採用されていますが、重量やスペックなどに違いがあり、特徴・対象ゴルファーが異なっています。

  • ランチャーXLドライバー(写真左)
    シリーズの中で、唯一、可変スリーブが搭載されていて、ロフト角・ライ角を調整することができる。
  • ランチャーXL LITEドライバー(写真中央)
    可変スリーブが外され、軽量シャフトが採用され、ランチャーXLドライバーを軽量にして楽に振れるモデル。0.25インチ長尺化されていて、ヘッドスピードがアップする。
  • ランチャーXL LITE DRAWドライバー(写真右)
    ランチャーXL LITEドライバーのドロー仕様モデル。軽量で、さらにスライスが抑えられる。

ランチャー XLドライバー

特徴

ランチャーXLドライバーは、3機種の中で最もスタンダードなモデルです。可変スリーブが搭載されているのも、このモデルだけで、ロフト角・ライ角を切り替えられる点が大きな違いです。

ヘッド特性としては、慣性モーメントが従来モデルよりも11%アップしていますので、直進性、ミスへの許容性に優れています。

弾道特性

  • 打ち出し:中~高
  • スピン量:中~多

スペック

<STANDARD BUILD>

ロフト角 10.5° 12°
ヘッド体積 460cc 460cc 460cc
ライ角 58.5° 60.0° 58.5°
長さ 45.75″ 45.75″ 45.75″
バランス D3 D3 D3

<ACCURACY BUILD>

ロフト角 10.5° 12°
ヘッド体積 460cc 460cc 460cc
ライ角 58.5° 60.0° 58.5°
長さ 44.75″ 44.75″ 44.75″
バランス D0 D0 D0

ランチャー XL LITEドライバー

特徴

ランチャーXL LITEドライバーは、可変スリーブが外され、スタンダードモデルよりも4~6g軽いシャフトが採用されています。

クラブ長さも0.25インチ長くなっていて、軽量・長尺によるヘッドスピードのアップが実現されています。

弾道特性

  • 打ち出し:高
  • スピン量:多

スペック

<STANDARD BUILD>

ロフト角 10.5° 12.0°
ヘッド体積 460cc 460cc
ライ角 60.0° 60.0°
長さ 46.0″ 46.0″
バランス D1 D1

<ACCURACY BUILD>

ロフト角 10.5° 12.0°
ヘッド体積 460cc 460cc
ライ角 60.0° 60.0°
長さ 45.0″ 45.0″
バランス C8 C8

ランチャー XL LITE DRAWドライバー

特徴

ランチャーXL LITE DRAWドライバーは、ランチャーXLを軽量化したランチャーXL LITEのドローバイアスモデルです。

ランチャーXL LITEと同じく、可変スリーブが外され、軽量シャフトが採用され、0.25インチの長尺となっています。

XL LITEはロフト角が10.5°と12.0°がありますが、ドローバイアスモデルは10.5°のみとなっています。

弾道特性

  • 打ち出し:高
  • スピン量:多

スペック

<STANDARD BUILD>

ロフト角 10.5° DRAW
ヘッド体積 460cc
ライ角 60.0°
長さ 46.0″
バランス D1

<ACCURACY BUILD>

ロフト角 10.5° DRAW
ヘッド体積 460cc
ライ角 60.0°
長さ 45.0″
バランス C8

ランチャー XL・XL LITE・XL LITE DRAWドライバーの発売日・発売価格

ランチャー XL・XL LITE・XL LITE DRAWドライバーは、日本での発売は無く、購入する場合はUSモデルとなります。そして、ランチャー XL・XL LITE・XL LITE DRAWドライバーの発売日は2021年8月20日です。

発売価格はUS価格でランチャー XLが399.99ドル、ランチャー XL LITE・XL LITE DRAWが349.99ドルです。

USモデルを日本に販売している老舗のフェアウェイゴルフUSAさんでは、XLが43,199円、ランチャー XL LITE・XL LITE DRAWが37,799円で販売されています。

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