ゼクシオ12(トゥエルブ)ハイブリッドとゼクシオX(エックス)2022ハイブリッドの違いについて取り上げます。
目次
ゼクシオ12ハイブリッドとゼクシオXハイブリッド 2022の対象ゴルファー
左がゼクシオ12ハイブリッド、右がゼクシオX(エックス)ハイブリッドの2代目2022年モデルです。
2018年のゼクシオ10までは、ややハードなスペックとしてMiyazakiモデルがありましたが、2020年からはレギュラーモデルとはヘッドも完全に分けたゼクシオXシリーズが発売されています。
ゼクシオ12ハイブリッドの適合ゴルファー
レギュラーモデルであるゼクシオ12ハイブリッドは、一般的なアベレージゴルファー向けのゴルフクラブよりも、やさしいクラブとなります。
適合ゴルファーとしては、ヘッドスピードが遅めの方、軽いクラブで楽に振りたい方などがあげられ、シニア・レディース・初心者に進められることが多いです。
ゼクシオXハイブリッドの適合ゴルファー
ゼクシオXシリーズは、従来のMiyazakiモデルの後継的な位置づけとなりまして、Miyazakiシャフトが採用されています。
ゼクシオレギュラーモデルと比べると、ヘッド重量は殆ど同じですが、シャフト重量は約10g重くなっています。とは言え、一般的なアベレージゴルファー向けの重量となります。
適合ゴルファーとしては、ゼクシオのやさしさ扱いやすさは欲しいがゼクシオレギュラーモデルでは軽すぎる方、40・50代のアベレージゴルファーなどが挙げられます。
適合ヘッドスピード
- ゼクシオ12ハイブリッド:32〜41m/s
- ゼクシオXハイブリッド:40〜48m/s
大凡、37前後であればゼクシオ12ハイブリッド、43前後ぐらいであればゼクシオXハイブリッドを検討されると良いと思います。
ゼクシオ12ハイブリッドとゼクシオXハイブリッド 2022のテクノロジーの共通点
ゼクシオ12ハイブリッドとゼクシオX 2022ハイブリッドは、同時に発売されていますので、搭載されているテクノロジーは基本的に共通しています。
- アクティブウィング
- キャノンソール
- リバウンドフレーム
- ウェイトプラステクノロジー
新たに開発されたアクティブウィングは、ダウンスイング時の空力を利用した構造になっていて、ヒール側の走りを抑え、スクエアインパクトがしやすくなっています。
キャノンソールは、前作にも採用されているフェアウェイウッド・ハイブリッドに採用されている構造です。フェース近くのソール部を大砲型にすることで、フェースの薄肉エリア、フェース下部の反発エリアを拡大してくれます。
リバウンドフレームは、スリクソンのZXシリーズで初めて採用された構造で、その後のダンロップの製品にはボールも含めて全面的に採用されています。柔剛柔剛の剛性の異なる部位を繰り返し重ねた構造により、撓みを最大化してくれます。
ウェイトプラステクノロジーは、ゼクシオ11で搭載されていたカウンターバランスで、ゼクシオ12、ゼクシオXでも採用されています。
ゼクシオ12ハイブリッドの方が軽い
ゼクシオ12とゼクシオXでは、テクノロジーが同じですが、大きく異なるのはシャフト重量の違いによるクラブ重量の違いです。
番手 | H3 | H4 | H5 | H6 |
---|---|---|---|---|
ゼクシオ12 | 317g | 321g | 326g | 331g |
ゼクシオX | 332g | 336g | 341g | 347g |
ゼクシオ12ハイブリッドの方が、15~16g軽量になっていますので、軽いクラブで楽に振りたいという方は、ゼクシオ12ハイブリッドの方が適しています。
特に球を上げたいという方にとっても、速く振れる方が球が上がりやすくなります。
ゼクシオ12ハイブリッドの方がつかまりが良い
トップラインの位置は、ゼクシオ12ハイブリッドの方がややオフセット気味に見えます。
フェースが後ろにあることで、球のつかまりが良くなる効果がありますので、スライスを抑えたい、右への抜けを抑えたいという方に適しています。
シャフトの種類も、ゼクシオ12の方はR2スペックがありますので、シャフトのしなりでつかまえるタイプの方にとっては、選択肢が多いのもメリットです。
ゼクシオXの方がクラブは短い
番手 | H3 | H4 | H5 | H6 |
---|---|---|---|---|
ゼクシオ12 | 40.75 | 40.25 | 39.75 | 39.25 |
ゼクシオX | 40.5 | 40 | 39.5 | 39 |
ゼクシオ12とゼクシオXで、ロフト角やライ角は同じスペックとなっていますが、クラブ長さに違いがあります。
ゼクシオXの方は全番手で0.25インチ短く設定されています。
ゼクシオ12ハイブリッドとゼクシオXハイブリッドを打ち比べ
ゼクシオ12ハイブリッドとゼクシオXハイブリッドを打ち比べした動画です。
ゼクシオ12ハイブリッドとゼクシオXハイブリッド 2022のスペックの違い
ゼクシオ12ハイブリッド
番手 | H3 | H4 | H5 | H6 |
---|---|---|---|---|
ロフト角 | 18° | 20° | 23° | 26° |
ライ角 | 59.5° | 60° | 60.5° | 61° |
ヘッド重量 | 228g | 233g | 238g | 244g |
ヘッド体積 | 129cc | 128cc | 126cc | 124cc |
長さ | 40.75″ | 40.25″ | 39.75″ | 39.25″ |
クラブ重量 | 317g | 321g | 326g | 331g |
シャフト:ゼクシオ MP1200 カーボン
ゼクシオXハイブリッド 2022
番手 | H3 | H4 | H5 | H6 |
---|---|---|---|---|
ロフト角 | 18° | 20° | 23° | 26° |
ライ角 | 59.5° | 60° | 60.5° | 61° |
ヘッド重量 | 228g | 233g | 239g | 245g |
ヘッド体積 | 129cc | 128cc | 126cc | 124cc |
長さ | 40.5″ | 40.0″ | 39.5″ | 39.0″ |
クラブ重量 | 332g | 336g | 341g | 347g |
シャフト:Miyazaki AX-2 カーボン
シャフトスペックは、ゼクシオ12ハイブリッドがS、SR、R、R2、ゼクシオXハイブリッド 2022がS、SR、Rとなっています。
ゼクシオ12ドライバー・ゼクシオXドライバーの試打・評価