ブリヂストンのBG-100・BG-100L・B-LDドライバーの3機種が適合リストに掲載されましたので、最新情報を取り上げます。
BG-100・BG-100L・B-LDドライバーが適合リストに掲載
ブリヂストンのドライバー3種が、2022年1月10日にUSGAのルール適合リストに掲載されました。
ブリヂストンでは、通常、9月にニューモデルが発売となりますので、それに向けての登録か、または、ゴルフセット用のドライバーの可能性があります。
- BG-100ドライバー(写真左)
- BG-100Lドライバー(写真中央)
- B-LDドライバー(写真右)
掲載されているのは、3機種ありますが、左の2機種はBG-100・BG-100Lのため、BG-100というモデルのメンズとレディースのようです。
そして、右の1機種はB-LDという名称で、スペックを見る限りこちらもレディースモデル用です。
このモデルのみブリヂストンの最新テクノロジーであるSP-CORが搭載されていますので、先の2機種とは毛色が若干異なっています。
BG-100ドライバー
こちらは、BG-100ドライバーです。
フェースを裏から点で支えるSP-CORは搭載されておらず、可変スリーブの搭載も無いようです。新たなテクノロジーを匂わせるような名称の記載もありません。
特筆すべき点としては、ソール後方にウェイトが1つ搭載されていまして、深低重心化が図られています。
<ブリヂストンのアジャスタブルウェイト>
ただ、ウェイトのネジ穴を見ますと、アジャスタブルウェイトのアスタリスク型ではなく、三角形状になっていますので、個人では脱着できないタイプのウェイトのようです。
筆者個人の感想としては、SP-CORも搭載されていないため、ゴルフセット用のドライバーではないかと思われます。
<ロフト角>
- 9.5°
- 10.5°
BG-100Lドライバー
こちらは、BG-100Lドライバーです。モデル名からして、先程のBG-100ドライバーのレディースモデルと見るのが妥当だと思います。
こちらも、SP-CORや可変スリーブなど、テクノロジーや機能的なものは搭載されていません。
トゥ側に3つ小さな挿入物が3つ並んでいますが、ウェイトとしてはサイズが小さいように思いますので、トゥ側にあるのも考えにくいので、デザイン的なもののように見えます。
<ロフト角>
- 11.5°
- 13.5°
B-LDドライバー
こちらはB-LDドライバーです。先に述べてしまいますと、筆者の推測では、既に発売されているB2ドライバーのレディースモデルという位置づけではないかと思われます。
まず、ソール前方にはブリヂストンの最近のドライバーの特徴でもあるSP-CORが搭載されていますので、最新テクノロジーをしっかり搭載して高い反発性能を持たせてあります。
ソール候補のトゥ側には、薄っすらと「B.D.B」の文字が見えます。これこそB2ドライバーに独自設計で搭載されているドロー・バイアス・デザインの略です。
<ブリヂストン公式サイトでのB.D.Bの説明>
重心アングルとヨコ慣性モーメントをさらに大きくしてオートマチックなつかまりと、ブレないヘッドでまっすぐ遠くへ飛ばす
*引用:bs-golf.com
ドロー仕様により、球のつかまり、そして、左右方向の寛容性アップによるブレない弾道が実現されています。
フェースには、パワーミーリングの記載がありますので、こちらもブリヂストンの最新ドライバーのテクノロジーが搭載されているようです。
<ロフト角>
- 11.5°
- 13.5°
まとめ
2022年1月に適合リスト掲載されたブリヂストンの3機種について取り上げました。
2022年9月には、Bシリーズのニューモデルが発売される可能性がありますが、今回確認された3機種は、どれも該当するものではないように思われます。