タイトリストから2018年9月に発売されているTSドライバー。タイとリスト内に立ち上げられたTitleist Speed Projectにてスピードをテーマに開発されたモデルで、TS2ドライバーとTS3ドライバーの2種類が発売されています。これまでとモデル名が変わってはいるものの、従来の9シリーズの917D2、917D3との関連がイメージされるところです。
TS2ドライバーとTs3ドライバーの違い
TS2ドライバーとTS3ドライバーの違いについて、早速、試打した感想などが聞こえてきます。その中でも参考になる情報を集めてみました。
- タイトリストはツアープレーヤーの要望で作ってきたから操作性と飛距離の両方を兼ね備えていたから、飛びぬけて飛ぶものは作ってなかったが、今回は飛距離アップを求めて作られている。
- プロとアマが使うヘッドはあまり変わらなくなってきていて、TS2、TS3は幅広い層をターゲットにしている。
- TS3はヘッドの後ろがなく、TS2は後ろがある。
- 打った感想として、それほど大差はない。
- TS2がドロー、TS3はややドロー。
- 917D3とTS3を比較すると、TS3はしっかり弾くというよりは、柔らかく包んでいるような感覚。
- 917D2とTS2を比較すると、とにかくフェースの弾きが良い。シャフトはしっかり振り抜いても暴れない、それでいて硬くなく、バランスが良い。打ち出しが高く、低スピンで飛ぶ。
- TS2とTS3を比較すると、TS2はすごく優しくて、振りもスムーズ。インパクトにずれが出てもしっかり飛んでくれる。TS3は、球が上がってスピン量が多くて悩んでいる方にはおすすめ。
- TS3は打感が柔らかい。音も気持ちよい。
- TS2はフェースのバルジがあまりない。アドレスした時につかまる感じがする。
- 今までのタイトリストのイメージと全然違う。
- 軽く振ってスピード感が感じられる。
- フェースにミーリングはあるが溝は無い。
- プロでもTS2、TS3の選択は半々らしい。
※引用 https://kakakumag.com/sports/?id=12708
(TS2について)
決してやさしいクラブではありません。プロやアスリートが好むように作られたクラブだけあって、少しでも気を抜くとつかまえきれずボールが右へ飛んでしまいます。また生半可なパワーでは、ボールに高さを出すことができません。(TS3について)
操作性は良好で、意図してフックを打つにはそれなりに気合いを入れないといけませんが、左右上下の操作はある程度できました。ヘッドの特性が大きいとは思いますが、短く重めのクラブ設計も影響しているはず。TS3にだけ搭載されているシュアフィットCGは、ウェイトを入れ替えるだけでつかまりを2段階に調整できる。