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テーラーメイド M3 ドライバーの試打・感想・評価

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2018年モデルの中で圧倒的な人気モデルの一つがテーラーメイド Mシリーズ。M3ドライバーとM4ドライバーの2ラインナップで発売されており、今回取り上げるM3ドライバーは、上級者向けモデルとして位置づけられる。

M3ドライバーはM1ドライバーの後継モデル

テーラーメイドのMシリーズ、これまではM1、M2を2016年、2017年とリリースしてきたが、今回は数字が上がっている。継承関係としては、M1がM3、M2がM4となっている。

M1ドライバーとM3ドライバーの比較

上の写真は、M1 460ドライバーの2017年モデルとM3 460ドライバーを並べたものです。ソール面を見ると、どちらもウェイトスライド機能は搭載されていますが、今回のM3では調整の自由度がかなり広くなりました。

個人的には、これ考えた偉い!といいたくなるような仕組みで、Y字のレール上で二つのウェイトを動かせます。これまでもウェイトは2つありましたが、M1ドライバーでは、横スライド用のウェイトと縦スライド用のウェイトとなっていました。M3では、どちらが横か縦かという概念が無く、思いっきりフェースにしたければ、ウェイト2つを右に、低スピンにしたければ、ウェイト2つを前にという具合です。もちろん前後で分けて、バランスを取る選択もありです。このY字トラックで、弾道、スピン調整はかなり満足度が高くなると思います。

2018年のMシリーズと言えば、M4でダスティン・ジョンソンが400ヤード越えのティーショットを放ったことが、色々なメディアで取り上げられました。

もう一つの特徴、ツイストフェース

そして、M3の最も注目すべき点は、フェースの形状です。形状といってもカップフェースか、薄肉かということではなく、フェース面の曲面具合です。テーラーメイド社では約50万発にも及ぶゴルファーの打点のデータを解析して、調査データを解析して、打点が「トウ側高め」と「ヒール側低め」に集まるという傾向を洗い出しました。そして、この打点に対応すべく採用されたのが、ねじれたフェース、ツイストフェースです。

M3ドライバーの試打、評価、感想

マーク金井
Yトラックシステムで、調整の幅が広い。ツイストフェース、よーく見ても手で触っても、言われないと気がつかない(ぐらいの傾斜)。ツイストフェースばかりに目がいくが、ほぼバルジ(横方向の丸み)が無い。
(試打した感想)トゥ側で打っても真っすぐ飛んでる。フェースの弾き感がある。重心距離もヘッドのサイズの割にそんなに長くないので、操作性は高い。

クラフトマン 鹿又芳典
フェースが開いて当たっても、球が吹くわけでもなく、逆にアゲインストの中で強い球でずーーーんと飛んでいく。

アマチュアゴルファー
スライサーだけど、開いて当たったの分かったが、そんなに大きく曲がらなかった。

金谷多一郎
Yトラックで2つのウェイトを移動させてクラブの重心コントロールができる。ツイストフェースは、トゥ側が少しロフトが増えるようにねじれ、ヒール側が少しロフトが少なくなるようにねじれている。
(試打した感想)
しっかりとしたつかまりの良い、重たくゆったりとした球が打てた。ツイストフェースは、多少のミートのズレがあっても球筋のバラツキがなく、スピンコントロール・飛距離の差が出なかった。
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