飛距離が出るドライバー ランキング

ドライバーで飛距離を伸ばしたいゴルファーにおすすめのぶっ飛び系ドライバーをランキング形式で紹介

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G430 HLドライバーのMAXとSFTを試打・比較した結果が興味深かった件

PINGのG430シリーズに追加された軽量バージョンのG430 HL。

ドライバーはMAXとSFTの2機種あり、軽いヘッドで楽に振りたいゴルファー、ヘッドスピードが遅めのゴルファーに注目のモデルです。

この2種類のドライバーを、女子プロゴルファーが打ち比べし比較している動画が興味深かったので取り上げます。

G430 HLドライバーのMAXとSFTを試打比較した動画

こちらが女子プロゴルファーの西川みさとプロにて、G430 HL MAXドライバーとG430 HL SFTドライバーを試打・比較されている動画です。

<試打クラブ>

  • G430 HL MAXドライバー
    10.5°、Fujikura SPEEDER NX45
  • G430 HL SFTドライバー
    10.5°、Fujikura SPEEDER NX35

ヘッドはどちらもロフト角10.5°ですが、シャフトはMAXの方がNX45、SFTのNX35で、SFTの方で軽めのシャフトを挿しています。

動画の内容を踏まえつつ、この2機種の特徴と違いに着目して、特に注目したい点について以下にまとめました。

【最新版】軽いドライバー おすすめランキング2023!ヘッドスピードが遅いゴルファー必見

G430 HL MAX・SFTドライバーの試打計測結果

G430 HL MAXドライバーの弾道データ

試打 HS BS ミート率 打出角 スピン量 キャリー ラン トータル
1回目 35.7 52.7 1.48 15.1 1681 173.7 34.1 207.8
2回目 36.2 53.6 1.48 14.4 1714 175.5 34.9 210.4
平均 35.95 53.15 1.48 14.8 1698 174.6 34.5 209.1

G430 HL SFTドライバーのの弾道データ

試打 HS BS ミート率 打出角 スピン量 キャリー ラン トータル
1回目 35.8 52.9 1.48 16.6 1962 181.4 28.7 210.1
2回目 35.7 52.6 1.47 15.7 2176 179.8 27.5 207.3
平均 35.75 52.75 1.48 16.2 2069 180.6 28.1 208.7

ポイント① G430 HL SFTとNX 35の組み合わせは、格段に球が上がりやすい

モデル MAX SFT
打出角 14.8 16.2
スピン量 1698 2069
キャリー 174.6 180.6
ラン 34.5 28.1
トータル 209.1 208.7

弾道はきれいに傾向が出ていて、SFT(NX 35)の方は、打ち出し角が高く、スピン量が多めに入っています。

同じロフト角10.5°でも、SFTの方がシャフトが柔らかいことなどが影響して、出玉が平均で1.4°高く出ています。

更に、スピン量についても、SFTの方が約400rpmも多く入っていますので、揚力が得られ、より球が浮き上がりやすくなっています。

ポイント② 軽量モデルなのに、しっかり打てる

これは他の試打者からも聞こえてくる評価でして、HLは軽量クラブでありながら、ノーマルな重量のモデルと同じような、しっかりとした振り感があります。

飛んでる球は、結構強い球だった。ヘッドが軽くなると、だいたいボールも軽くなるが、そんなにボールに表れてなかった。

通常、軽量クラブのネガティブ要素として、軽さが故にインパクトでどうしても当り負け感が出てしまう点が挙げられます。

これは、打感の軽さ、ミート率の低さなどに表れて来ます。

しかし、G430 HLは、クラブが軽いものの、打感が硬めで強い弾道が出ています。

シャフトについても、SPEEDER NXシャフトはフレックスの区分がありませんが、西川みさとプロは感覚的に「S」ぐらいの硬さと述べられていて、最近流行りのカルカタだと表現されています。

何度も「打ちやすい」と述べられている当たり、G430 HLがノーマル重量のモデルの良さを損なっていないことが分かります。

PING G430ドライバーの最新情報まとめ!G430 MAX・G430 LST・G430 SFTドライバー

ポイント③ 軽量なのに調整機能が充実

軽量クラブの特徴として、シャフトが柔らかい、長尺など、幾つかのポイントがあります。

その中の一つに、調整機能が無い点が挙げられます。

その理由としては、単純に調整機能は重量がかさばるため、軽量化モデルにそぐわないためです。

しかし、G430 HLは、クラブ重量はMAXがNX45シャフトで274g、SFTがNX35シャフトで265gとかなりの軽量化が実現されているにも関わらず、ヘッドにはウェイト調整機能、ネックには可変スリーブが搭載されています。

つまり、調整機能をフル装備しています。

ウェイトによりドロー・フェード、スリーブにより打ち出し角を変えることができますので、自分の好みの弾道を探せるのもG430 HLが他には無い大きな魅力です。

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