70代・80代のグランドシニア向けで、やさしくて飛距離が出せるドライバーについて、2022年のおすすめモデルをランキング形式で紹介します。
対象となるドライバーは、現行モデルとしてメーカーのホームページ・カタログ等に掲載されているものとしました。そのため、発売が2022年より前のものも含まれることがあります。
第1位 ダンロップ ゼクシオプライムドライバー 2021
特徴
ゼクシオのレギュラーモデルとは別に、更に軽量で振りやすいプライムシリーズです。プライムシリーズの方も、レギュラーシリーズと同様に2年毎にリニューアルが行われ、現行の2021年モデルは11代目のモデルとなります。
シニア向けのモデルは、金ピカなものが多い印象がありますが、ゼクシオプライム2021ドライバーは、ブラックをベースカラーとして、ゴールドをアクセントカラーに用いていますので、精悍さの中にゴージャスさがあります。
クラブは、46.5インチとかなり長尺で、重量はRスペックで254gという驚異的な軽さです。
極限まで軽いクラブが良い、そして、長尺に自信があるという方にオススメです。
スペック
- ロフト角:10.5、11.5°
- ライ角:60°
- ヘッド重量:184g
- ヘッド体積:460cc
- クラブ重量:254g
- バランス:D1
- 長さ:46.5インチ
ここがポイント!
- 軽さと長さが特徴!
- 上品さとゴージャスさが共存したデザイン
第2位 マジェスティ ロイヤル ドライバー
特徴
マジェスティゴルフからは、超軽量のシニアが扱いやすいドライバーが何モデルか発売されています。
その中でオススメのモデルが、マジェスティ ロイヤル ドライバー 2021です。
「人生最高飛距離の興奮を、もう一度あなたに。」というコンセプトで、3Dウェイブフェイス、カーボンクラウンなど、シニア向けの中で飛距離を出すためのテクノロジーが詰め込まれています。
クラブスペックも45.5インチと46.5インチが用意されていますので、長さが選択できる点が他には無い大きな特徴です。
クラブ重量は46.5インチのR2スペックで262g、45.5インチのR2スペックで272gです。
スペック
ロフト角 | 9.5 | 10.5 | 11.5 | 9.5 | 10.5 | 11.5 | |
ライ角 | 60 | ||||||
ヘッド体積 | 460 | ||||||
クラブ長さ | 46.5 | 45.5 | |||||
クラブ重量・バランス | TS | 294/D3 | 294/D3 | - | 300/D3 | - | - |
SR | - | 268/D2 | - | - | 278/D1 | - | |
R | - | 265/D1 | 265/D1 | - | 275/D0 | 275/D0 | |
R2 | - | - | 262/D0 | - | - | 272/C9 |
ここがポイント!
- クラブ長さが45.5インチと46.5インチを選べる
- デザインがアスリートライク
第3位 タイトリスト TSi1ドライバー
特徴
TSi1は、アスリート向けブランドとして知られているタイトリストから発売されている軽量クラブです。
シャフトをRスペックにすると、269gというタイトリストとは思えないような軽さが実現されています。
超軽量モデルとしては非常に珍しいのが、可変スリーブを搭載している点です。ロフト角・ライ角を調整することができますので、自分のスイングを変えずに、弾道を調整することができます。
デザイン的には、TSiシリーズの他のツアープロが使うモデルとデザインテイストが統一される点も魅力の一つです。
スペック
- ロフト角:9、10、12°
- ライ角:59°
- ヘッド体積:460cc
- クラブ重量:269g(R)
- クラブ長さ:45.75インチ
ここがポイント!
- アスリート向けのタイトリストの貴重な軽量クラブ
- ロフト角・ライ角の調整機能を搭載していて、弾道を調整できる
第4位 キャロウェイ ローグST MAX FASTドライバー
特徴
キャロウェイのローグSTシリーズから発売されている軽量モデルです。
キャロウェイも2020年から軽量モデルに力を入れていて、アジア市場向けに「MAX FAST」シリーズを展開しています。
ローグST MAX FASTドライバーは、軽量ながらもソール後方とヒール寄りにウェイトが搭載されていて、ミスに対する強さ、球のつかまりの良さに優れています。
クラブ重量はRスペックで275gと、ここまでに紹介したモデルと比べてやや重みがありますが、長さは45.75インチと一般的です。
普通の長さで、グランドシニア向けとしては少し重めのクラブで、しっかり振り抜ける方にオススメのドライバーです。
スペック
- ロフト角:9.5/10.5/12°
- ライ角:59.5°
- ヘッド体積:460cc
- クラブ長さ:45.75インチ
- 標準シャフト:SPEEDER NX 40 for Callaway
- フレックス:S/SR/R
- クラブ重量:約275g(R)
- ウェイト:タングステン・スピード・カートリッジ約8g、ソールウェイト約2g
ここがポイント!
- ミスに強いため、打点が左右にバラつき安い方にオススメ
第5位 テーラーメイド SIMグローレドライバー
特徴
テーラーメイドがアジア市場向けに展開しているグローレシリーズに、ワールドモデルのSIMのテクノロジーを融合させたモデルです。
同様のコンセプトで、Mシリーズの融合によるMグローレが発売されていまして、その後継モデルとなります。
クラブの特徴としては、スライスの出にくさに定評があり、長さは46インチとやや長尺で、重さはRスペックで272gとなっています。
スペック
- ロフト角:9.5、10.5、11.5°
- ライ角:58°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:46インチ
- 標準シャフト:Air Speeer TM
- フレックス:S、SR、R
- クラブ重量:272g(R)
- バランス:D3
ここがポイント!
- つかまりが良く、スライスが出やすい方にオススメ
- SIMの飛びのテクノロジーがフル装備されている
まとめ
70代・80代前後のグランドシニア向けで、やさしくて飛距離が出せるドライバーについて、2022年モデルを対象におすすめをランキング形式で紹介しました。
年配の方向けのドライバーは、長尺で飛ばすタイプと軽さで飛ばすタイプの大きく2つの特徴があります。ゴルファーによっては、普通の長さで軽い物、その反対に、長尺でやや重たいものを好まれる方もおられると思います。
今回、厳選したモデルは、特徴が微妙に異なっていますので、扱いやすいゴルフクラブ、ニーズに合ったモデルを探してみてください。