ゴルフ用の腕時計型GPSゴルフナビでVOICE CADDIEから発売の「ボイスキャディ T9」について、使い方・評価について取り上げます。
ボイスキャディ T9の特徴
ボイスキャディは、ゴルフ専門の距離計測器のシリーズで、腕時計型、レーザー距離計、音声案内型など、色々なタイプのものがあります。
腕時計型のTシリーズは、2014年に初代のT1がリリースされていて、累計で50万台も発売されている人気商品です。改良・進化も重ねられていて、今回のT9で9代目となります。
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それでは、ボイスキャディ T9の機能面・操作面の特徴について解説していきます。
特徴①:カラー液晶+タッチスクリーンで、スマホ感覚で操作できる
ボイスキャディ T9は、反射型のカラー液晶でタッチスクリーン式となっています。基本的に、画面上をタッチ・スワイプで操作できます。
他社ではボタン操作が基本のモデルがありますが、T9は画面を触って直感的に扱えますので、使いこなしやすい点が大きな魅力です。
特徴②:AIが場面に応じた最適ビューを自動表示してくれる
▼実際のラウンド中に、ビューが変わる様子を紹介しています
(1:03頃から再生されます)
T9には、ゴルフのAIパートナーであるV.AI 3.0が搭載されていてます。ホールの始めからグリーンまで4つの場面に分け、最適な画面を自動的に表示してくれます。
場面1:新たなホールでティーイグエリアに入った時
新たなホールに入ると、コース全体が見渡せるコースプレビューが自動スクロールで再生されます。
見逃した場合は、画面右下の方にある紙飛行機をタッチすると、再び再生されます。
場面2:フェアウェイに入った時
fairウェイに入ると、自分の地点に応じてコースマップが自動的に拡大差、グリーンまでの映像になります。
▼拡大マップでハザード情報を見る操作などを紹介しています。
(7:18頃から再生)
拡大したコースマップ情報には、ハザードも描かれています。
ハザードにタッチすると、現在地からハザードの手前と奥までの2種類の距離が表示されますので、コース戦略、クラブ選択に役立てることができます。
場面3:グリーン侵略エリアに入った時
グリーンの周辺に近づいた時には、画面がグリーンのマップに切り替わります。
グリーンの手前と奥までの距離が表示され、さらに、グリーンのアンジュレーションもカラーで表示され、起伏が分かるようになっています。
▼グリーンの向きが自分の位置に合わせて変わる様子を紹介しています
(5:15頃から再生)
アクティブグリーンを呼ばれる機能が搭載されていて、自分の位置からグリーンを見た向きに、グリーンの映像もしっかり向きを変えて表示されます。
場面4:オングリーンの時
グリーンに乗せた時は、現在地とカップの距離と高低差を計測することができます。
上記の動画で、実際にボールとカップの位置を計測しています。
ただ、測定は最小単位が1メートルのため、1.5mぐらいの場合、1mまたは2mと表示されますので、使うとすれば、長い距離の場合に限られてきそうです。
なお、高低差の方は5cmと実際に測定されていますので、こちらはアンジュレーションと交えて役立てそうです。
特徴③:ショット&パットトラッキングでスコアを自動で記録してくれる
▼ショット感知のところ(7:54頃)から再生されます
GPSゴルフナビの購入を検討されている方の中には、スコア管理機能に興味を感じた方もおられると思います。
T9は、ショットだけでなく、パットも自動で感知して、ショットとパットを識別してスコアを管理してくれます。
スコアは時計の文字盤的な所を上手に使って、1時、2時が1打、2打、パットは8時、9時が1パット、2パットという具合に、視覚的にも分かりやすく表示されます。
上図で言いますと、ショットを感知すると、0時の赤いバーが時計回りに移動し、パットを感知すると、7時の青いバーが同じく移動します。
なお、ショット感知に誤認識があった場合でも、簡単にスコアを修正することができます。
特徴④:新機能のテンポ機能が意外と役立つ
前作のT8にはなく、T9で新たに搭載された機能として、スイングのテンポを計測してくれる機能です。
スイングテンポ(バックスイングとダウンスイング)を計測してどうするの?とお思いの方も少なくないと思いますが、この機能が意外に良いという声が聞かれています。
- スイングテンポとは、バックスイングとダウンスイングの時間の割合で、通常、ダウンスイングの割合がバックスイングに比べて2~3倍ほど速いです。
- ラウンド中、ショット(またはパット)を自動認識した後、そのショット(またはパット)のテンポ情報をすぐに提供してくれるので、ラウンド中の不規則なスイングテンポを確認・修正することができます。
*引用:voicecaddie.jp
練習場と本番で、ショットが随分と変わってしまう、そして、いつもの弾道が出ないという経験は誰しもがあると思います。
スイングのテンポを知ることで、普段との違いを認識することができ、改善の目安の一つ、いつものリズムを取り戻すきっかけの一つになります。
特徴⑤:高低差機能により打つべき目安距離が分かる
T9には、V-アルゴリズムが搭載されていまして、起伏があるコースでも、高低差を加味した打つべき距離を算出してくれます。
算出のアルゴリズムとしては、10年以上蓄積したデータ、PGA・LPGA選手の14クラブの飛距離データを使った補正技術が用いられ、より正確に求められます。
海外と比べると、日本のゴルフ場は起伏に富んだコースが多いため、距離計を使われるのであれば、高低差機能があるモデルを使用されることをオススメします。
ボイスキャディ T9の使用者による感想・評価・口コミ
T9の良い点・悪い点を解説した動画!T8(前作)・ガーミンS62との違いも比較
こちらの動画では、T9の基本機能の説明に加えて、良い点・悪い点をかなり詳しく解説されています。
レーザーとの距離比較でも誤差少ない
そういえば時計型GPS距離計のボイスキャディT9。
レーザーとの距離比較でも誤差少ないです。
他にない機能としてはグリーンアンジュレーション機能があります。
正確かと言われると参考程度なイメージ。
ラウンドトラッキングはクラブ登録がないのが少し不満です。
スコアはオートです。修正は必要 pic.twitter.com/adlIBU8gnY— ゴルフ上達したい (@gol1up) May 18, 2022
ショット&パットを自動で認識
ゴルフドゥココアドバンス東長崎店です♪
腕時計型GPSゴルフナビ VOICE CADDIE の最新モデルT9が入荷致しました😆
新機能ショット&パット トラッキングでラウンド時にホールのショット&パットを自動で認識してスコアを簡単に確認できます♪#ゴルフ #gpsゴルフウォッチ pic.twitter.com/IdB1NZYeIH— ゴルフ・ドゥココアドバンス東長崎店 (@golfdo_higanaga) May 27, 2022
グリーンアンジュレーションが分かる
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ショットのデータをグーグルアースと連携できる機能はもっと評価されるべき
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新機能テンポモードが面白い
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ボイスキャディ T9のスペック
スクリーン | 反射型 カラーLCD、1.2インチ |
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本体サイズ | 幅45mm×縦45mm×厚さ14.8mm |
重量 | 59.5g |
バッテリー稼働時間 | ゴルフモード:約10時間 時計モード:約10日間 |
防水等級 | 生活防水 |
通信仕様 | Bluetooth BLE 5.0 |
コースデータ | 全世界のゴルフ場 約40,000コース |
ボイスキャディ T9は、フルタッチスクリーンで直感的に操作することができます。
コース全体ビューに加えて、グリーンのアンジュレーションも見れるので、ティーショットからパットまでフルに活用できます。
ボイスキャディ T9の発売価格
ボイスキャディ T9の発売価格は47,300円(税込み)です。発売日は2022年4月22日です。
当記事を執筆した時点での出品価格は、Amazon、楽天ともにメーカー希望小売価格と同じ金額でしたので、どちらで購入しても同じ価格となるようです。
楽天かamazonかポイント等の関係で買いやすい方でお求めになられると良いと思います。
