コブラの2023年モデル、エアロジェット AEROJET LSドライバーについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。
目次
エアロジェット AEROJET LSドライバーの特徴
AEROJETシリーズのドライバーは、前年のLTDxシリーズと同様にドライバーは3機種のラインナップとなっています。
AEROEJETがノーマルタイプ、AEROJET LSが低スピンタイプ、AEROJET MAXがドロータイプです。
本記事で取り上げているのはAEROJET LSドライバーで、ソール前方のみにウェイトが2つ搭載された浅重心の低スピンタイプです。
ヘッド体積こそ460ccで統一されていますが、LSは後方が持ち上がり、フェース面も逃げ顔です。
吹け上がりを抑えたライナー性の低く強い弾道で、ハードヒッターが思い切り叩いても左へのミスが出にくい設計になっています。
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エアロジェット AEROJET LSドライバーの試打・評価
AEROJET LSドライバーをプロがトラックマンで試打・評価
試打クラブは、ロフトが9°、シャフトがツアーAD for Cobra 6S、スピーダーNX 50Xです。
- ノーマルのAEROJETの低スピン性能・初速が凄いのに、LSはさらに上のモデル。
- スピンが少なくて、初速が出る。荒っぽさはキャロウェイよりも上。
- フェースは、スタンダードよりも柔らかい。TSi3に似ている。
- スタンダードの方が安心感があり、LSの方はG430 LSTよりピーキーで動く。
- パラダイム◆◆◆と比べると、飛距離は同じぐらいだがAEROJET LSの方が曲がりやすい。
AEROJET LSとLTDx LSドライバーを打ち比べ試打・比較
▼AEROJET LSの試打のところ(19:48頃)から再生されます
- 叩ければ、3機種で一番打感が良い。ヘッドスピードが足らないと硬い。
- ヘッドスピードとインパクトの強さが必要なクラブ。
- 球が上げれる気がしない。
試打した大古場プロとしては、AEROJETのスタンダードモデルが一番良いと評価されています。
LTDx LSは良い弾道が出ていましたので、LTDxよりもAEROJETの方がハードなようです。
AEROJET LSドライバーをコースで試打
▼AEROJET LSの試打のところ(7:08頃)から再生されます
- ヒール面しか地面に振れないため、置いた時にグラグラせず座りが良い。
- フェードバイアスで、左に行く気配が無い。フェード狙いの人にばっちり合う。
- 打音・打感が良い。ぐーっと押してる感がある。
エアロジェット AEROJET LSドライバーのスペック
- ロフト角:9/10.5°
- ライ角:56.2/56.2°
- 長さ:45.25インチ
- 標準シャフト:TOUR AD for COBRA(S・SR)
エアロジェット AEROJET LSドライバーのシャフト
エアロジェット AEROJET LSドライバーのシャフトは、公式サイトに掲載されているものが4種類あります。
シャフト | 硬さ | トルク | 重量 | 調子 | バランス |
---|---|---|---|---|---|
TOUR AD for COBRA | SR | 4.2 | 59g | 中 | D2.5 |
〃 | SR | 4.1 | 62g | 中 | D2.5 |
SPEEDER NX GREEN 60 | S | 3.8 | 66.5g | 中 | D3 |
TOUR AD CQ6 | S | 3.4 | 64g | 先中 | D2 |
DIAMANA GT 60 | S | 3.8 | 62.5g | 中元 | D2.5 |
エアロジェット AEROJET LSドライバーの発売日・発売価格
エアロジェット AEROJET LSドライバーの発売日は、2023年3月4日です。
発売価格はツアーADのオリジナルシャフトで、86,900円(税込み)です。
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