ゴルフ用のレーザー距離計 Vixen VRF800VZについて、詳しく解説します。
製品評価(良い点・悪い点)、口コミ(良い・悪い)、最安値をまとめましたので、Vixen VRF800VZをフェアな視点で把握できる内容となっています。
本記事で分かること
- Vixen VRF800VZの機能・特徴
- Vixen VRF800VZの製品評価
- Vixen VRF800VZの口コミ
- Vixen VRF800VZのスペック
- Vixen VRF800VZの最安値
Vixen VRF800VZの概要
Vixen ビクセンは、天体望遠鏡の国内シェア1位、世界シェア3位のメーカーで、双眼鏡や顕微鏡など取り扱っています。
光学機器のメーカーのためゴルフ用のレーザー距離計も手掛けていて、現在、公式サイトに掲載されている現行モデルは3機種あります。
Vixen VRF800VZは、日本の光学機器のトップメーカーの製品でありながら、約1万円台の前半というは破格の安さでコスパに抜群に優れています。
主な特徴・機能
- 測定距離 5.5~875ヤード
- 測定スピード 0.3秒
- 高低差機能(高低差を考慮)
- ピンシーク機能(ピンサーチ)
- ジョルト機能(振動通知)
- 小型・軽量
- 充電式・電源自動OFF
- 防水対応なし
- 専用ケース付属
Vixen VRF800VZが適するゴルファー
- 1万円近くまで予算を抑えたい方
- 安心感のあるメーカーの製品を使いたい方
- 平均的なサイズ・重量でかまわない方
上記のニーズが概ね当てはまる方は、「Vixen VRF800VZ」の製品評価、口コミ、市場での最安値をまとめてありますので、この先もお読み頂いて購入の際の参考にしてみてください。
Vixen VRF800VZの良い点
良い点① 価格がとにかく安い!1万円ちょっとで買える!
VRF800VZは定価が27,500円ですが、発売から数年経過していることもあってかメーカー直販サイトにて13,200円と半額以下で販売されています。
送料を考慮した総額で考えると、Amazonや楽天では更に1,500~2,000円ほど安くなります(当記事執筆時点)ので、ほぼ1万円に近い値段で購入することができます。
レーザー距離計の低価格というと2万円前後ですから、VRF800VZは2020年に発売されていて同社からは新機種が出ているとは言え破格の安さです。
1万円前後の超格安モデルは、最大測定距離が短い、測定スピードが遅い、高低差機能や振動通知がないなど、何かが足りないことが多いですが、以下の通りVRF800VZは機能・性能がしっかり備わっていますので、超高コスパといった方が正確です。
- 最大測定距離:875ヤード
- 測定スピード:0.3秒
- 高低差機能(高低差を考慮)
- ピンシーク機能(ピンサーチ)
- ジョルト機能(振動通知)
良い点② 製造しているのは日本の光学機器トップメーカー!
価格が安いとなると、中華品ではないか?といった不安を抱かれる方も多いと思います。
しかし、冒頭でも触れた通り、Vixenは光学機器の分野で国内だけでなく世界的にトップクラスのシェアを持つメーカーです。
創業70年以上の日本の光学機器専門メーカーということで、レンズ・測定器といったフィールドはまさに得意分野です。製品に対する信頼感・安心感を重視する方にもオススメです。
実際、筆者はこの記事を書くに当たり、製品設計上で確認したい点をメーカー公式サイトから問い合わせを行った結果、当日中に詳しい解説の返事を頂きました。
こういったサポート面での安心感も、国内メーカーならではのポイントです。
良い点③ 光学機器メーカーだから画面が優秀!明るくて見やすい!
Vixenは天体望遠鏡や双眼鏡を手掛けているメーカーのため、光学レンズ・測定器といった分野は得意中の得意分野です。
そのためディスプレイはクリアで明るく、非常に見やすいのが大きな特徴となっています。
カラー表示にこそ対応していませんが、黒一色でも見やすさが優れています。
レーザー距離計で見辛さを感じられていた方で、カラー表示対応のモデルは予算上難しいという方は、この分野の専門メーカーであるVixenはオススメです。
Vixen VRF800VZの気になった点
気になった点① 高低差機能のOFF機能はない
測定モードは、通常(M1)、ピンサーチ(M2)、スロープ(M3)の3種類が搭載されています。
使い分けは、本体上部にある前側のMODEボタンを短押しすることで、M1、M2、M3に切り替えることができます。
ゴルフ場主催の大会などに出場される方などで、スロープモード(M3)をOFFにしたいという方もいると思いますが、ON・OFFに切り替える機能はありません。
さらに、スロープモードの使用有無を機器外部にLED等で表示する機能もありませんので、第三者が判別することもできません。
ただ、競技での使用についてはメーカー公式サイトにて可能と説明されていて、対応方法は自主的にスロープモード(M3)を使わない方法となります。
Q6.競技では使用できますか?(距離計の使用が許されている競技会において)
A6.使用できます(新ルール適合、M1・M2モード)
※高低差を考慮した距離測定の使用が禁止されている場合は、直線距離測定モード(M1またはM2モード)をお使いください。
*引用:Vixen公式
気になった点② 防水には未対応
多くのレーザー距離計は、程度の差こそありますが防水に対応しているものが多いです。
しかし、VRF800VZは防水には未対応となりますので、水没は勿論のこと水しぶきもNGとなります。
Q3.防水ですか?
A3.防水ではありません。雨天時の使用はお控えください。
本体に水がかかった場合は、タオル等で速やかに拭き取ってください。
*引用:Vixen公式
公式サイトでも雨天での使用を避けるように言及されていますので、雨天でもプレーされるという方は、天候が思わしくない日には注意が必要となります。
ちなみに、強くない雨ぐらいでしたらIPX4以上、水没(短時間)でしたらIPX7以上の防水等級が必要となります。
Vixen VRF800VZの使用者による口コミ
測定性能
- 手振れ補正はありませんが、測距スピードも速く差ほど問題は感じません。
- 計測時間も短く、簡単に測ることができました。
ディスプレイ表示
- さすが望遠鏡のトップメーカー。像が美しくて、シャープです。驚きました!!!
- 光学機器メーカーの製品だから、レンズはクリアで明るく見えます。
- 計測スピード、レンズ内の表示の見易さなど…手ブレ防止機能はこの機種には有りませんが、全く不便を感じることは有りません。
サイズ・重量
- 防水ともう少しコンパクトなら★5個。
- 軽くて使いやすいです。
Vixen VRF800VZの構成内容(本体・付属品)
- 本体
- ハードケース
- 取扱説明書
- カラビナ
- ハンドストラップ
- モーター電池(CR2電池)1個
- レンズクリーナー
Vixen VRF800VZのスペック
計測範囲 | 5.5~875ヤード |
---|---|
測定精度 | ±0.55~2.3ヤード |
測定単位 | メートル、ヤード |
倍率 | 6x |
測定スピード | 0.3s |
ディスプレイ表示 | 黒色1色 |
ピンサーチ | 〇 |
高低差計測 | 〇 |
高低差ON・OFF表示 | - |
振動通知 | - |
マグネット | - |
サイズ | 103×73×40mm |
重量 | 165g |
電源 | 電池式(CR2) |
バッテリー駆動時間 | 3,000回測定 |
自動電源OFF | 〇(30秒) |
防水性能 | - |
保証期間 | 1年 |
Vixen VRF800VZの発売価格・最安値
Vixen VRF800VZの発売日は、2020年12月10日です。発売価格は、当記事執筆時点でAmazonでは11,600円、楽天では11,800円が最安値でした。
