PRGRのegg Extreme ドライバーについて、最新情報をまとめます。
PRGR egg Extremeドライバー
egg 5500とコンセプトが逆!?
PRGRから「振れる!叩ける!曲がらない!」をコンセプトとしたegg EXTREME(エクストリーム)ドライバーが発売となっています。
前年に発売されたegg 5500(ゴーゴー)ドライバーは、大きな重心角で「つかまりの良さ」が特徴のモデルでした。
しかし、今回のegg EXTREMEドライバーは「左を気にせず振れる、叩ける」とされています。
これが意味するところは、「思い切り振っても、ヘッドが自然と返るのを抑えているため、弾道が思い切りつかまることなく、左にも行きにくい」ということになります。
スライサーの方が求める特徴とは反対ということになります。
プロギア史上で最大の慣性モーメント
アドレスした時の投影面積は、ストレッチ(奥行)がとても長く、見るからに慣性モーメントが大きく、真っすぐ飛んでくれる印象を与えてくれます。
実際、トゥ・ヒール方向の慣性モーメントは5,750g・cm2と、ルール上限の5,900にかなり近い大きさとなっています。
芯を外してもヘッドがブレにくいため、サイドスピンの発生が抑えられますので、直進性に優れた弾道が出やすくなっています。
▼egg 5500よりも更に慣性モーメントが大きいです
モデル | egg5500 | eggEXTREME |
---|---|---|
縦方向の慣性モーメント | 3,650 | 3,950 |
横方向の慣性モーメント | 5,350 | 5,750 |
ネック軸周り慣性モーメントが大きい
ストレッチが長いと、重心角が大きくなってヘッドが返りやすくなることがありますが、egg EXTREMEはシャフト軸周り慣性モーメントが大きく、重心距離も長いため、フェースローテーションが抑えられます。
勝手にヘッドが返ってつかまえてしまう動きが抑えられますので、つかまり過ぎの左を恐れずに振り抜きやすくなっています。
ヘッド形状はシャロー
こちらはヘッドを横から見た画像です。
慣性モーメントが大きいため、後方に長く伸びたシャローです。
PRGR egg Extremeドライバーの試打・評価
森田理香子プロによる試打・評価
- 弾道を曲げようとするのは難しいが、真っすぐ飛ばしたい人には良い。
- 曲がらないと思えることで、思い切り叩ける。
- 喰い付きが良く、打感は良い。
egg EXTREMREのメーカー公式動画
ヘッド内部構造を360°ビューで解説されていて、構造面からegg EXTREMEの特徴が解説されています。
PRGR egg Extremeドライバーのスペック
フレックス | M-43 (S) | M-40 (SR) | M-37 (R) | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ロフト角(°) | 9.5 | 10.5 | 9.5 | 10.5 | 9.5 | 10.5 |
体積(cm3) | 460 | |||||
フェースアングル(°) | -1 | |||||
ライ角(°) | 59.5 | |||||
長さ(インチ) | 45.75 | 45.75 | 45.75 | 45.75 | 45.75 | 45.75 |
総重量(g) | 306 | 306 | 297 | 297 | 294 | 294 |
バランス | D-2.5 | D-2.5 | D-1 | D-1 | D-0.5 | D-0.5 |
シャフト重量(g) | 57 | 57 | 48 | 48 | 45 | 45 |
トルク(°) | 4.4 | 4.4 | 5 | 5 | 6 | 6 |
2019年後期に発売されたegg 5500ドライバーは、10.5と11.5°で、一般的なドライバーのロフトよりも寝ていましたが、egg ExtremeはRSシリーズなどと同じく標準的なロフトラインナップとなっています。
クラブ重量はSRスペックで、egg5500が287gでしたが、egg EXTREMEは297gと10g重くなっています。
PRGR egg Extremeドライバーの発売日・発売価格
egg Extremeドライバーの発売日は、2020年4月17日です。発売価格は、80,000円+税です。