ヨネックスから発売のEZONE GT 455ドライバーについて、試打や評価、モデルの特徴について解説します。
目次
ヨネックス EZONE GTドライバーは2種類ある
ヨネックスのEZONE GTシリーズドライバーの2020年モデルは、435と455の2種類あります。
搭載されているテクノロジーは同じで、ヘッドサイズ、ヘッド形状が異なっています。
左のEZONE GT435ドライバーは、小ぶりで操作性が高いモデル、右のEZONE GT455ドライバーは、大型ヘッドで安心感のあるモデルです。
EZONE GT455ドライバーの特徴
ヘッド体積が大きい方のEZONE GT455ドライバーについて、特徴を見ていきましょう。
ヘッド体積が大きく、丸型の安心感ある形状
ヘッドを上から見たクラウンの外観です。
形状としては、ストレッチが長く、ヘッドが深いシャロー形状になっています。そして、ネックの直ぐ後ろのヒール寄りの部分に体積が確保された丸形形状です。
この形状のヘッドは、深重心で打点のバラツキに強く、弾道の直進性が高く、また、ヒール寄りに体積があることでヘッドが返りやすく、ボールのつかまりの良さが特徴です。
溝が多数搭載され、撓みを生み出す
EZONE GT455ドライバーの最大の特徴の一つが溝です。クラウン、フェース、ソールの3ヶ所に溝がそれぞれ複数施されています。
ヘッドの上・前・下に溝が設けられることで、ヘッドが効果的に撓んでボール初速を高めてくれます。
フェースの裏の溝がミスを許容してくれる
フェースの裏には縦に2本の溝が施されています。
左右に一つずつあることで、打点がブレた場合にミスを許容する働きをしてくれます。深重心設計と相まって、反発エリアが広くなっています。
フェースの縦ミーリングがサイドスピンを抑える
EZONE GT455ドライバーのもう一つの特徴が縦研磨されたフェースです。
一般的なドライバーは、横方向にスコアラインが入っていますが、横方向のスコアラインはなく、フェースの研磨そのものも縦方向に行われています。
これにより、ボールを捉えた際に縦方向にボールが動きやすくなっていて、スピン軸の傾き、サイドスピンそのものが生じにくくなっています。
ソール後方が下がった形状
435と比べると、455の方はヘッド後方が後ろに伸びて下がっています。
より、深重心・低重心の形状を取っていますので、よりミスに強く、真っすぐ飛ばしやすくなっています。
EZONE GT455ドライバーの試打・評価
EZONE GT455ドライバーを試打・解説
- 顔は丸顔。打感は乾いた感じで、落ち着いている。
- ヨネックスユーザーは多い。
- どっちかと言えば、球をつかまえてくれる。
- ヘッドスピードが速い人が飛ばしにかかるクラブではない。
山口すずプロがEZONE GT455ドライバーを試打
- ボールがしっかりつかまる。
- 縦ミーリングで方向性が安定するように感じる。
- フェースのデザインは、丸いラインが中心にきてしっかりセットできるので、良い目安になる。
EZONE GT435・455を比較
EZONE GT435と455を比較・解説した動画です。
EZONE GT455ドライバーのスペック
ロフト角 | 9 | 10.5 | |||
---|---|---|---|---|---|
硬さ | SR | S | R | SR | S |
ライ角 | 58.5 | ||||
フェース角 | 1.5オープン | ||||
ヘッド体積 | 455 | ||||
クラブ重量 | 290 | 292 | 288 | 290 | 292 |
シャフト | NST002 | ||||
調子 | 先中 | ||||
クラブ長さ | 45.75 | ||||
トルク | 5 | ||||
シャフト重量 | 48 | 50 | 46 | 48 | 50 |
バランス | D1.5 | D2 | D1.5 | D1.5 | D2.0 |
EZONE GT455ドライバーの発売日・発売価格
EZONE GT455ドライバーの発売日は2020年3月中旬です。発売価格は70,000円です。