キャディバッグを購入する際には、まずカート型とスタンド型のどちらのタイプにするかを決める必要があります。
カート型とスタンド型のどちらがオススメかですが、どちらもメリット・デメリットがありますので、キャディバッグにどういった点を求めるかで変わってきます。
本記事では、カート型とスタンド型のキャディバッグのメリット・デメリットについて分かりやすく簡潔にまとめてあります。どちらが自分に適しているかが分かると思います。
目次
キャディバッグはカート型・スタンド型の2種類
本記事のタイトルにもなってます通り、キャディバッグはカート型とスタンド型に大別されます。写真左がカート型、右がスタンド型です。
練習場などに数本持って行くクラブケースというのもありますが、ここではゴルフ場でラウンドする際に使うキャディバッグについて取り上げます。
- カート型
カートに乗せる前提で作られている自立式のものを言います。 - スタンド型
自分で担いでセルフでプレーすることを前提に作られていて、2本の脚(スタンド)で斜めに立たせるタイプを言います。
それでは、この2つのタイプについて、メリット・デメリットを見ていきましょう。
カート型キャディバッグのメリット・デメリット
カート型のキャディバッグとは、上の写真のような形状のものを言います。主に以下のような特徴があります。
- カートに乗せる前提で、自立式。
- サイズが大きくて重たい。
- 収納ポケットが多く、収納量が多い。
- シングルストラップで肩掛けする。
カート型キャディバッグのメリット
メリット① サイズが大きく、たっぷり入る
形状、大きさから分かる通り、バッグの外側にポケットが多数備え付けられています。
ポケットの数や大きさはマチマチですが、シューズ、レインウェア、ボール、グローブなど一通り収まるタイプが多くあります。手荷物が多いという方、1バッグでなるべく賄いたいという方に適しています。
ラウンド時は、クラブの出し入れがしやすいのも特徴です。
メリット② 自立するので、置き場所を選ばない
カート型は、自立式のため、場所を選ばずに直立して置くことができます。
カートに乗せるのに適しているのは勿論のこと、電車や飛行機など市中での持ち運びをする際には、自立式がとても役立ちます。ちょっとした瞬間にポンと地面に立たせられ、両手が自由になりますので、飲食、携帯電話などもしやすいです。
メリット③ 作りが頑丈でクラブの保全性が高い
自立式ですので、芯となるクラブを入れる筒状の部分を始め、全体的に頑丈にできているものが多いです。
宅急便、飛行機などで運ぶ際には、少々手荒に扱われる可能性もありそうですが、カート型は作りがしっかりしていますので、より安心です。
カート型キャディバッグのデメリット
デメリット① しっかりしてる分、大きくて重たい
カート型のデメリットは、大きさと重さです。
自立できるようにしっかりとした造りになっていて、収納容量を持たせるためにポケットが嵩張っています。
単純にスペースを取る、持ち運びの際に重いという点が挙げられます。
デメリット② 値段が高め
最近ではスタンド型でも高機能・高価格のものがありますし、カート型でも低価格のものがあります。
ただ、一般的には造りが上部で収納力も高い分、カート型の方が値が張ることが殆どです。ブランドや機能で値段はピンキリですが、カート型とスタンド型で、ざっくりと1万円ぐらいの差があります。
スタンド型キャディバッグのメリット・デメリット
スタンド型のキャディバッグとは、上の写真のような形状のものを言います。主に以下のような特徴があります。
- 自分で担いでプレーする前提で、軽い。
- ダブルストラップで持ち運びが楽。
- 脚(スタンド)を出して、斜めに立てる。
- 収納力は控えめ。
スタンド型キャディバッグのメリット
メリット① 軽くて、ダブルストラップで持ち運びしやすい
冒頭でも述べましたが、カート型はカートに乗せる、スタンド型は自分で担いでまわるように作られています。
そのため、スタンド式は軽量で担ぎやすく作られています。
殆どのタイプがダブルストラップで、左右の両方の方にかけて持ち運ぶことができます。
持ち運びがラウンド以外でも多くある方、例えば、電車でゴルフ場に移動することが多い、階段の昇り降りが多い、女性の方などは、スタンド式の方が移動は楽になります。
メリット② サイズがコンパクト
スタンド型は持ち運びが前提のため、サイズがコンパクトで、収納ポケットも少なめのものが多い傾向にあります。
そのため、車に積むなどの際には、スペースが少なくて済むという利点があります。また、シューズや防寒具など、ゴルフクラブ以外は別のバッグに分けたいという方の場合、無駄な収納が少ないスタンド型の方が適しています。
メリット③ 値段が安め
カート型は頑丈・収納たっぷりに作られている分、値段は高くなりやすいため、比べると、スタンド型の方が安い傾向にあります。
ブランドや素材なども値段に関係してきますので、カート型の方が安い場合もあありますが、ざっくりと1万円ぐらい安いと思います。
どちらでも許容可能で、値段を抑えたいという方は、スタンド式を選択すると出費を抑えやすいと思います。
スタンド型キャディバッグのデメリット
デメリット① カートに乗せにくい
スタンド式は、基本的に脚(スタンド)を出して立たせるタイプになりますので、カートには乗せにくいというデメリットがあります。
「乗らない」ではなく、「乗せにくい」としているのは、カートのベルトを使う等で上手に対応されているケースもあるようです。
デメリット② 収納力が低い
軽量化のため、基本的に収納ポケットは少なめになっていますので、収納力は低いものが多いです。「シューズから防寒具から何でも1バッグに放り込む」という使い方には向いていません。
軽さ・持ち運びやすさを高めるためでもありますので、「軽さ・運びやすさ」と「収納力」のどちらを優先するかという話になってくると思います。
まとめ
カート型とスタンド型のキャディバッグについて、メリット・デメリットを解説しました。
まずは、どのデメリットが許容できないかで、自分にあったタイプが決まります。もしデメリットに大きな差がない場合は、どちらのメリットが気に入ったかで判断することになります。