PRGRから発売のドライバーについて、横田真一プロが歴代モデルの中から実物を見ながら5本を厳選。
そして、どれが一番飛ぶか、じっくり試打して検証されている動画がアップされていますので、取り上げてみたいと思います。
試打した結果は、横田真一プロのお決まりの文句ともなりつつある「最新が最良ではない」を表したものとなっていて、なかなか興味深い内容となっています。
横田真一プロが厳選したプロギアのドライバー6本
プロギアの試打するドライバーの選定にあたっては、横田真一プロにて、実際に茨城県のゴルフパートナーつくば店に赴いて、自分の目でチョイスされています。
豊富にある新旧モデルの在庫の中から、1本1本クラブの顔を見て、選び出したのが以下の5本です。(実際には6本ですが、同じモデルを2本選ばれているため、種類は5つです)
- RSドライバー 2018年モデル(4代目)
- RS-Fドライバー 2018年モデル(4代目)
- RS-Fドライバー 2017年モデル(3代目)
- RSドライバー 2016年モデル(2代目)
- iD nabla RS 01 DRIVER 2014年モデル(初代)
選ばれたのは、全てプロギアのアスリート向けブランドのRSシリーズです。初代~4代目までです。
横田真一プロが試打・評価!PRGRドライバーで最も飛距離が出るモデルを調査した結果
まず6本→3本に絞り込み
動画の中で、横田真一プロが実際に試打され、最も飛ぶプロギアドライバーを選ばれています。
まず、5種6本の中から、試打して3本のドライバーを選び、その3本をじっくり同条件で試打というプロセスになっています。
厳選されたドライバー3本は、奇しくも、というより、案の定ですかね、全てフェードバイアスのドライバーです。
- RS-Fドライバー 2018年モデル(4代目)
- RS-Fドライバー 2017年モデル(3代目)
- iD nabla RS 01 DRIVER 2014年モデル(初代)
見事につかまりのあるドライバーは外されました。
横田真一プロはこの動画掲載時点で48歳ですが、280ヤード以上飛ばされますので、予想通フェードバイアスを選定されました。
3本のドライバーを同条件で試打して、NO.1ドライバーを決定
この選ばれた3つのドライバーについて、シャフトを同じものにして、同条件での飛距離テストを行われています。
▼3本の厳選したドライバーの試打(8:30頃)から再生されます。
- RS-Fドライバー 2018年モデル(4代目)
- RS-Fドライバー 2017年モデル(3代目)
- iD nabla RS 01 DRIVER 2014年モデル(初代)
結果、最も飛ぶドライバーとして選ばれたのは、「RS-Fドライバー 2017年モデル(3代目)」です。
動画の中で2018年モデルと述べられていますが、実際は2017年モデルです。
5種6本のランキング付けもされてますので、この記事の最後で紹介します。
飛ぶクラブは、打つ前から分かる
- 顔で分かる。
- やっぱり面だ。
- シャフトとか重心とみんな言うが、顔で分かる。
- 構えて気持ち良い奴は、良い。
試打の際に上記のように述べられていて、クラブのテクノロジー・重心設計どうこうより、飛ぶかどうかは顔で分かるそうです。
「面だ」とも言われているので、やはり横田真一プロの独特な表現である「被ってるか、被ってないか」も関係しているのかもしれません。
▼ゴルフクラブの良し悪しを測る「被ってる、被ってない」の解説動画です。
横田真一プロが選んだPRGR ドライバー飛距離ランキング
横田真一プロが選んだ5種6本のプロギアドライバーについて、飛距離ライキングの順に紹介します。
第1位 RS-Fドライバー 2017年モデル(3代目)
RSシリーズの3代目モデルで、RS-Fはフェードバイアスモデルです。ソール前方のウェイトはトゥ寄りに搭載され、つかまりを抑えたハードヒッター向けのドライバーです。
第2位 iD nabla RS 01 DRIVER 2014年モデル(初代)
iD nablaの名称を冠していますが、iD nabla RS 01は初代RSシリーズのドライバーです。RS 01はフェードバイアス、RS 02は適度なつかまりがあります。
第3位 RS-Fドライバー 2018年モデル(4代目)
2018年の4代目RSシリーズドライバーのフェードバイアスモデルです。RSシリーズ自体がアスリート向けモデルですが、フェードバイアスなため、ヘッドスピードが速いゴルファーが思い切り叩けます。

第4位 RSドライバー 2016年モデル(2代目)
RSシリーズの2代目のドライバーです。プロギアの主要テクノロジーとなっているWクラウンが採用されていて、撓み効果によりボール初速のアップが図られています。
第5位 RSドライバー 2018年モデル(4代目)
RSシリーズの4代目のドライバーです。高初速エリアが広く、打点が上下左右にズレても、飛距離ロスが出にくくなっています。
やっぱり最新が最良ではなかった!
横田真一プロが常々述べられている「最新が最良ではない」という言葉。
実際に、2014年から2018年までのシリーズ初代~4代目までのドライバーを試打された結果、飛距離のランキングは発売年とは一致しない内容となりました。
- 1位:2017年(フェード)
- 2位:2014年(フェード)
- 3位:2018年(フェード)
- 4位:2016年(ドロー)
- 5位:2018年(ドロー)
単にフェードが好み、自分に合っているのでは、という見方もありえそうなので、ドロー・フェードも書き添えました。
たしかに、フェードがマッチしている傾向ははっきり出ていますが、フェードの中、ドローの中でも、最新モデルが最良となっていませんので、「最新が最良ではない」という見解は、身をもって示されたと言えそうです。